こんにちは、年が明けて数日経ちました。
年末年始はいかがお過ごしでしたか?
元旦、地元の神社へ初詣
平成20年2月から行われている、
『田名八幡宮』(水郷田名)の建替え工事が、夏に完成。
建坪374平方メートル、高さ8mの豪華な建物は、
日本の伝統美が受け継がれた神々しいまでのしつらえ。
今回の建替えが可能になったのは昭和20年代の農地解放の際、
田名の先祖が下した賢い決断のお陰だったのでした。
田名八幡宮は千年以上の歴史を持つ古社である。
798年(延暦17年)に天地大明神を勧請したのが始まりだと、
社伝にはあるらしい。
その後、相模川の洪水や火災などによって幾たびか社殿は失われ、
現在まで残る本殿は1689年(元禄2年)の再建という。
田名八幡宮と号したのは1191年(建久2年)のことである。
境内の隅には雨乞いに使われたという「ばんばあ石」がある。
日照りが続いた時にこの石を相模川の淵に沈めると不思議に雨が降ったという。
しかし多くの場合は洪水となって被害もあった。
後に残された「じんじい石」の怒りが嵐を呼ぶのだろうということで、
「ばんばあ石」を川に沈めた後に代理の石を置いたのだという。
雨が降ると「ばんばあ石」はまた川から出されて境内に安置された。
不思議な話だが、
この雨乞いの行事は江戸中期から大正末期頃まで行われていたという。
YouTube で建替え工事の模様見て下さい。
次回、初詣の帰りに相模川ふれあい科学館へ