セレネでお茶しませんか?

このブログをご覧の皆さまへ セレネから愛をこめて・・・

ハロウィン!

2017年10月20日 | スタッフ独り言

ハロウィンの季節になりましたね。

カフェ・セレネ前には、スタッフが作成したワークショップのオリジナル商品を売っています。

今回は、ハロウィンにあわせたランチバックを作ってみようかと思いました。

セレネのレンガをイメージしたハンコを「地」にして、ハロウィンに関わるようなデザインをちりばめようと考えました。

 セレネの壁面は、「フランス積み」という特徴的な工法で出来ています。

写真は、レンガのハンコを押しているところ。

「フランス積み」と同じ組み合わせでハンコを押します。

写真左上にみえるのは、紙にためし押ししたた完成イメージ。

 

 真ん中に「ジャック・オー・ランタン」のかぼちゃハンコを押しました。

これを起点に円形にハンコを配置していきます。

ハロウィンといえば、お菓子!、あと紅葉のシーズン。。

連想ゲームをしながら、ハンコを選び、デザインを考えていきます。

 

あまりハロウィンを押し過ぎたデザインにすると、ハロウィンの時期しか使いづらくなりがちです。

少しでも、他のシーズンでも使用しやすくなるようにできないか考えます。

外側の葉っぱを、緑にしてみました。

ギザギザ模様や円形のハンコで、「わくわく」や「ドキドキ」を表現します。

 

  

内側に、くりとみかんのはんこを押しました。かばんを開けるたびに、ちょっとほっこりします。

かばん裏側は、トロッコのはんこを押しました。「楽しい旅の記憶」をイメージして、表現しました。

これで、出来上がり。

 

 

   

他にも、少しデザインを変更したバージョンや、傘も作りました。

 

 

 

完成したランチバックや傘は、カフェの入り口付近にあり、販売しています。

また、予約の必要がない、「いつでも創作体験・ワークショップ」も受け付けております。

興味がある方はぜひ!

 

 

  黒部市宇奈月国際会館・セレネ美術館

  〒938-0282 富山県黒部市宇奈月温泉6-3

  ☎0765-62-2000 

  


絵のおはなし② (「黒部峡谷日本画展 ―悠久の大地 黒部より―」からの便り)

2017年09月25日 | スタッフ独り言

前回から、絵のおはなしをしています。

いよいよ、「取材」とは何かということを、おはなしします。

 

 絵が描かれる際にまずおこることは、「感動」でした。

感動には様々ありますが、画家はまず、感動を絵として形にしようとします。

この時、画家によりますが多くの場合、頭の中で、絵の構想が始まっています。

しかし、この構想は、まだ画家の頭の中では、「混沌」としています。

なぜかというと、素晴らしい感動を感じていながらも、それがどのようなものであるかや、どこからその感動がくるのか、色なのか、形なのか、

感動が自分の人生と何かしら関連しているのか、すぐにはわからないからです。

みなさんは、「『感動』は『感動でしょう』(感動以外の何物でもないのでは?)」と思われるかもしれませんが、

自分の感動について、何であるかと考えていただくと、とたんにわからなくなることもあるかと思います。

同じようなことが、画家にもおこります。

しかし、画家は絵にしたくなっている。

自分にも、人にも絵にして表現し「伝える」以上、「感動」について何であるのかということを考えないわけには、いかないのですね。

また、絵には、まず「構図」から始まって、「形」、「色」、「明暗」、「質感」、「仕上げ(見せ場はどこか)」など、伝えるために考えることがやまずみです。

そのようなことが、「感動」から「描く」という行動の間に起こるのです。

 

想像してみて下さい。みなさんは、このような状態で描けますか?

無理ですね。画家もそうです。

まずは、整理をしないと。どうしようもないですよね。

だから、画家は今、生じている「感動」や「構想」をとどめ置き、整理する為に、「取材」を行うのです。

 

写真は、美術館内小展示室にある福井爽人先生の「黒部Ⅰ(素描)」と「黒部Ⅱ(素描)」の作品。

 

「取材」で、最もよく行われることは、「クロッキー」です。

クロッキーとは、取材場所で、鉛筆などの手軽な描画材料を使って、わずかな時間で描くことです。

多くの人は、ここまではイメージしやすいかと思います。

一度は行ったことがある人もいるのではないでしょうか。

 

しかし、クロッキーで描いて、「取材」は終わりというわけではないのです。

あまり知られていませんが、このクロッキーをもとに、さらに、加筆が行われたり、資料を集めるというような作業が行われたりします。

資料を集めるとは、どのような事かというと、描かれる様々なもののうち、画家が知らない事柄があったりします。

知らない事柄を調べるために、資料を探したり、資料をもとに描くということをします。

例えば、「木」を描く場合、どんな名前で、どんな「木」であるのかというようなことです。

木も「葉っぱ」一つでさえも、種類で様々形などが異なりますよね。

現場で見て描くわけですが、「本当に描いているものは正しいのか。正しく理解して描いているのだろうか」という疑問が浮かびます。

そうした場合、必然的に資料を調べる作業が生まれるのです。

 

うぅーむ。今回も長くなってしまいました。しかし、まだまだ、「取材」についてふれていないことがあります。

今回は、ここまでにして、続きは「絵のおはなし③」に書きたいと思います。

近日中に、またのせます。お待ちください。

 

 

 

画家が考えていた、絵にしていくための「構想」とは、どのようなものであったのか。

クロッキーなどの作品には、画家の「構想」が隠されています。

 

 

常設展示

「黒部峡谷日本画展 -悠久の大地 黒部より―」

開館時間・休館日

9時~17時半(入館時間は、閉館の30分前までとなります)

無休(11月1日~3月31日、火曜休館)

入館料

大人 : 610円    高校・大学生 : 510円    中学生以下 : 無料

 

 

黒部市宇奈月国際会館・セレネ美術館

富山県黒部市宇奈月温泉6-3

TEL0765-62-2000 セレネHP

 


ちょっとひとやすみ。と、小さい秋。

2017年09月23日 | スタッフ独り言

本日は、秋分の日。昼と夜の長さが同じになる日です。

これから少しずつ、秋が深まっていきます。

こころなしか山の緑の色も、少し変わったように感じられます。

  

昼間は、曇りですが、ときより日がさしました。

お日様の光があたると、ほんのわずかな紅葉に、気づくことができます。

 

カフェからみえるモミジの葉も、紅葉しはじめています。

 

 

ふとみると、蝶々が。

みかけたのは、「アサギマダラ」という名前の蝶々。「旅をする蝶々」です。

 ふわふわと飛びますが、海を越えて、島から島へ渡っていく力をもっています。

この秋の時期に、日本の本土から南西諸島や台湾へ移動していきます。

 

観察してみると、はねが傷ついていないことから、南下している最中か、これから南下していくのでしょう。

ひとまずは、セレネの天井で、ひとやすみ。

山にそってひっそりとたつセレネの建物は、居心地がよいのでしょうね。

 

 

 ということで、

今日は、

「小さい秋」。

ちょっぴり、みつけました。

 

 

黒部市宇奈月国際会館・セレネ美術館

富山県黒部市宇奈月温泉6-3

TEL0765-62-2000 セレネHP



絵のおはなし① (「黒部峡谷日本画展 ―悠久の大地 黒部より―」からの便り)

2017年09月20日 | スタッフ独り言

常設展の作品を紹介しながら、少し絵について書こうと思います。

今回は、「取材」について。

 

「絵」って何から始まるかご存知ですか?

 

このように問われると、「うっ」と萎縮してしまう人が、ほとんどかもしれません。

私達は、普段から絵を鑑賞する機会があります。美術館にいけば、絵があるわけですが、最近は身近な日常にも、絵はありますね。

ご自宅の中、あるいは、街中。テレビや雑誌の中でも、作品の現物というわけではなくても、複製のものを通し、作品を鑑賞する機会は多いです。

絵が身近になっているわけですが、しかしながら、どう描かれていくかについては、わからなかったり、考えることも少ないかと思います。

ここでは、少しだけ、そのような知らないようなところ、疑問を、常設展の作品を通して、ちょっぴり解消しようと思います。

 

さきほどの質問の答えですが、ずばり、「感動」から始まります。

 

なぁんだと思ったり、当たり前だと思った方は、すいません。

でも、とても大事なことなのです。

なぜなら、誰もが知っているようなこの「感動」という感覚により、画家は絵を作り始めますから。

 

写真は、セレネ美術館内、小展示室から撮ったもの。手塚雄二先生の「出六峰(素描)」作品。

 

 

私達が「感動」した後、起こす行動はどのようなものでしょうか。

涙をながす。誰かに言葉にして伝える。写真を撮る。記憶に留める。

おおざっぱにいえば、このような行動を起こす感じでしょうか。

では、画家はどうか。

みなさんと、同じ行動をしますが、その後が少し違います。

画家は、その感動を「表現したい」と思うようになります。そして、「取材」というものが始まります。

 

本日はここまで。。。

絵について書くと、どうしても長くなってしまいますね。

具体的な「取材」については、「絵のおはなし②」に続きます。近日中にまたのせたいと思います。

 

 

 

絵をみる際には、作家の「感動」とはどんなものであったかを改めて問うと、

「あぁ、なるほど」というような何かを発見するかもしれませんね。

 

 

常設展示

「黒部峡谷日本画展 -悠久の大地 黒部より―」

開館時間・休館日

9時~17時半(入館時間は、閉館の30分前までとなります)

無休(11月1日~3月31日、火曜休館)

入館料

大人 : 610円    高校・大学生 : 510円    中学生以下 : 無料

 

 

黒部市宇奈月国際会館・セレネ美術館

富山県黒部市宇奈月温泉6-3

TEL0765-62-2000 セレネHP

 


ありがとうございました。

2017年09月18日 | スタッフ独り言

湯の街ふれあい音楽祭モーツァルト@宇奈月コンサート、無事、終了いたしました。

ご来場いただきましたお客様、演者の皆様、音楽スタッフの皆様、本当にありがとうございました。

なかには、悪天候にて、来られなかった演者様やお客様の方々もおられました。

しかしながら、モーツァルトを通し様々に関わり合い、モーツァルトや時には、この宇奈月のことを考えていただきましたことを、

重ね重ね、御礼申し上げます。

たくさんの感動と活力をいただきました。

スタッフ一同、また気持ちを新たに、音楽や美術、宇奈月という街を通し、人と人とが結びつき感動を共有する場を作り出せるよう、

頑張っていきたいと思います!

 

黒部市宇奈月国際会館・セレネ美術館

富山県黒部市宇奈月温泉6-3

TEL0765-62-2000 セレネHP


音楽とともに。楽しませるみどころもあります!

2017年09月17日 | スタッフ独り言

本日も、館内には、お客様がたくさんきていただいています。ありがとうございます。

 

演者さんも音楽祭のスタッフも、朝から大忙し。頑張っています!

お客様も笑顔で、会場は和やかです。

今も、2Fギャラリーで、ジェイド・ブラスアンサンブルのトランペット、

トロンボーンの音を聴きながらブログを書かせていただいています。

 

 

音楽祭のスタッフさんには、お花をいけて会場づくりもしていただいています。

自然にそっと置いてありますが、お客様にはみていただいていて、嬉しく感じます。

各お花をちょっとだけ、写真を通して、紹介したいと思います。

こちらは、美術館におかれているお花。

なんと、花瓶もスタッフさんの手作りなんですよ。

てんとう虫のシールがアクセントで素敵です。

 

  

カフェや、雑貨のスペースにも置いてあります。

オープンギャラリーにも、お花をいけていただきました。

 

 

エレベーターや、憩いのスペースにも。まさに神出鬼没!

いろいろな場所で、みなさんを迎えるような形になっております。

セレネにこられた際は、探してみるのも、面白いかもしれませんね。

 

 

本日は、楽しいゲームコーナーも。           ※ゲームコーナーは15時にて終了いたしました。ありがとうございました。

モーツァルトは、ゲームも大変好きで、作品作りもゲームを行って作り出したものもあるそうです。

音楽だけでなく、遊びの天才。なのですね。

 

ゲーム会場は、4階ロビーです。

まとあてゲーム。サッカーゲームがあります。

参加無料です。景品もあるので、ぜひ、楽しんでいただけたらと思います。

まとあてのイラストも、スタッフが作っています。すごいですね!

ちょっとしたバッテンシールですが、「ぐっ」と子供のボールを蹴りたい心をくすぐります。

 

 

 

黒部市宇奈月国際会館・セレネ美術館

富山県黒部市宇奈月温泉6-3

TEL0765-62-2000 セレネHP

 


称名滝、八郎坂、ヒカリゴケ

2017年09月08日 | スタッフ独り言

美術館では、ときどき、お客様と絵の解説や質問を通して、お話をすることがあります。

 

絵を通し、黒部の自然や富山について話していると、「これから、どこそこにいくんだ」というような、ご旅行の話になったりもします。

旅館から来た人や、トロッコに乗ってこられた方、車でこられた方々。

皆様、いろいろ。

最近では、新しく出来た富山県美術館をみてから、こちらに来たというお客様も。

富山県美の企画展では、平山郁夫先生の作品もあって、関連してみることが出来てよかったそうです。

富山県には、他にも個性的でおもしろい美術館があります。富山で美術館めぐりというのも、いいかもしれませんね。

 

以前、来られたお客様で、「これから称名滝にいくんだ」という方とお話ししました。

ここからだと、車で高速に乗り換えて、2時間ほどでしょうか。

話しているうちに、私も久しぶりに行きたくなり、休日を利用して行って来ました。

せっかくなので、ブログを通して紹介しようと思います。

 

称名滝は、立山連峰が源流で、弥陀ヶ原を流れた川が、断崖から落ちることで出来ます。

断崖からの落差は350mもあり、日本一です。

称名平駐車場(無料です)から、徒歩30分。滝見台園地から、「ごぉぉぉー」という瀑布を、近くで眺めることが出来ます。

周辺には、大日岳登山口や、八郎坂などの登山道、悪城の壁などの見どころもあります。

 

左写真は、悪城の壁。称名平駐車場につくまでに、迎えてくれます。

右写真は、称名平駐車場から称名滝への道。坂道ですが、舗装されていてとても歩きやすいです。

 

今回は、八郎坂を登り、登山をしながら、称名滝、ヒカリゴケを観察しようと思い、出かけました。

八郎坂は、標高差600mをいっきに登る、弘法へ向かう登山道です。

写真は、八郎坂の坂道。展望台を目指します。上にあがるほど、足場は悪くなります。

トレッキング用の登山靴をはき、トレッキングポールを使って、登りました。

この日は良く晴れていましたが、八郎坂はほんのり薄暗い感じ。こういう日は、木洩れ日がきれいです。

 

 

 草木は、夏から秋へ、変わろうとする変化が見られました。

左写真は、ノハラアザミ。藤色のような淡い紫色の花が咲いていました。右写真は、ヤグルマソウ?かな。とても大きな葉です。

 

写真は、展望台までの登山道、中間あたり。さきほどまで、見上げていた山が、目線と同じ高さにまで、なって来ました。

 

横を向くと、山側斜面には、小窓のような手のひらサイズの小さな空洞が、ぽつぽつとあります。

「むむっ」よくみると、ほんのり光るものが。

薄暗闇に、木洩れ日に反応して、「こうこう」とコケが輝いています。

これが、ヒカリゴケ。県の天然記念物に指定されています。

このように、淡い光の小窓が点々と、斜面に続いています。

 

ヒカリゴケをみつけるには、晴れた日の午前中登山がよさそうです。お昼になると、太陽が上に来て、一層暗くなり、みつけにくいです。

夕方は、下山を考えなくてはいけなくて、不安。また、上り下りでは、下りの方が、安全確認するため、注意が足元にいって、みつけにくいです。

登りの方が、安全の確認が目線に近づくので、自然とヒカリゴケをみつけやすいです。

 

 

展望台のところまでくると、このような景色が。

滝見台園地からでは、見えないような上段の滝の様子を見ることができます。

 

本日は、ここまでで、下山しました。

上り下りともに、色々な方がおられて、挨拶をしました。

ヒカリゴケを観察していると、ガイドに間違われたりもしました(笑)

ちょっと、ご一緒に観察もしました。

このようなことがあるので、山歩きは楽しいです。

 

称名滝はシーズンによって、様々な姿をみせてくれます。雪どけの頃には、大きな瀑布が。

また、ハンノキ滝という二つ目の滝があらわれることも。

周辺の緑葉、あるいは、紅葉も美しいです。

そして、冬が到来し、称名滝への道が閉ざされるシーズンの終わりには、

運がよければ、滝下周辺には秋の紅葉を、滝の上周辺には冬の雪景色という、何とも素晴らしい光景を見ることができます。

 

 

紹介は以上です。

称名滝の他にも、富山県には、たくさんの楽しめる場所があります。

今後も、お客様とともに富山の面白いところ、良さを発見し、発信していきたいと思います。

 

 

黒部市宇奈月国際会館・セレネ美術館

富山県黒部市宇奈月温泉6-3

TEL0765-62-2000 セレネHP


はんこを作っています!

2017年08月08日 | スタッフ独り言

夏休み期間中でもあり、「いつでもワークショップ(創作体験)」も大盛況です。

ありがとうございます。

 

「いつでもワークショップ(創作体験)」は、予約がなくてもいつでも参加できるワークショップです。体験できるのは、

「消しゴムはんこで、エコバッグ作り」、「消しゴムはんこで、ランチバッグ作り」、「消しゴムはんこで、アンブレラ作り」、

「紋切り遊びで、うちわ作り」、「紋切り遊びで、あかり作り」、「紋切り遊び&消しゴムはんこで、タンブラー作り」、

「お絵かきで、オカリナ作り」、「お絵かきで、風鈴作り」、「お絵かきで、プラバン作り」です。

 

 

なかでも、消しゴムはんこを使ったワークショップは人気です。

「一度は消しゴムはんこをしたい!」という声も大変多いです。

はんこの種類は、なんと300種類もあるのです。

「生き物」、「模様」、「植物」など、テーマ別に分かれていて、選ぶのが楽しいです。

アンブレラとエコバッグなど、併用して楽しんだり、

もう一度、体験しに来られる方も多いですよ。

 

 

  

現在、はんこをさらに増やそうと、頑張っています。

はんこは、実は、セレネスタッフの手作りです!

職員には、はんこのカットがものすごくうまい方がいます。

ぜひ、はんこのカット面をみてほしいです。ほれぼれしますよ。

このブログを書いている私も、勉強中です!

左の写真は、セレネオリジナルの型紙です。イラストレーターというソフトで作りました。

図形、うちわや風鈴、かばんのシルエットを作ってみました。

 

プリントアウトした型紙用紙の裏側に、鉛筆で形の線部分をまっくろにします。

消しゴムの上に置いてなぞると、鉛筆が、カーボン紙代わりになって、転写が出来ます。

あとは、カッターなどで彫ります。シルエットの場合、内側の複雑な彫り込みなどはないので、

だいたい、カッターで彫ることができます。

 

  

手描きでも、消しゴムはんこは作れます。

左の写真は、消しゴムが少しあまってしまったので、手書きで猫を作ってみようと思い、下書きを描きました。

右の写真は、その完成品です。しっぽの動きを、本番では変更しました。よりよくなりました。

 

早速、出来たはんこを試します。ちょっと形がいびつになりましたが、手作業の風合いが出ていて、気に入っています。

 

消しゴムはんこは、色を変えたり、同じはんこを繰り返し押したりなど、工夫をすると様々な変化を楽しむことが出来ます。

うまく押せなかったはんこも、他のはんことの組み合わせで、味わい深いものになります。

手軽で、とっても楽しめるものなんですよ。

 

 

黒部市宇奈月国際会館・セレネ美術館

富山県黒部市宇奈月温泉6-3

TEL0765-62-2000 セレネHP


現在、セレネは「セレネサマーガーデン2017」開催中です!

巨大迷路や、特別ワークショップ、ピアノ体験、わくわくいきものランドもあるよ!

 


花は濃く、蝶は透けて

2017年06月22日 | スタッフ独り言

梅雨空が続きますね。

みなさまお元気でしょうか?

雨続きなので、スカッと青空の一枚を。

先日、(梅雨入り前の話です。ちょうど一カ月ほど前)

可愛いお花さんたちを見ていたところ

あ、ちょうちょ。

あらら、よくみると・・・

羽が透けて見えます。

ウスバシロチョウ、別名ウスバシロアゲハ

というそうです。アゲハチョウ科だそうです。

鱗粉が少なく、そのため羽が透けて見えるそうです。

始めて見ました。

 

熱心にマリーゴールドの蜜を飲んでいました。

それにしても、マリーゴールドっておいしいんだねぇ、意外。

と思った、天気のいい宇奈月の一日だったのでした。

 


壁 特集 !!

2017年05月16日 | スタッフ独り言

今、インスタでは壁をアップするのが流行しているらしいですね。

セレネにも、是非ご紹介したい素敵な壁がありますよ。

ご覧になってください。

 

  

まず、美術館の顔であるプレート。平山郁夫先生の直筆をもとに仕上げたものです。

プレートの重厚さと壁がマッチしていますね。

 

こちらは、一階の受付風景です。明り取りがおしゃれですね。

 

   

4階大ホールのロビーです。どの窓からも絵画のような景色を楽しむことができます。

 

 

4階には、このような場所も。この階段はどこに続いているのだろう。

 

レンガの積み方にもいろいろあるそうです。ちなみに、これはフランス積みです。

 

セレネの館内を散歩するのも楽しいですよ。

 

 

宇奈月国際会館セレネ
富山県黒部市宇奈月温泉6-3
TEL0765-62-2000 セレネHP


湯めどころ宇奈月にて「雪の文様 雪の詩」開催中

2017年02月03日 | スタッフ独り言

昨日から「湯めどころ宇奈月」で開催されている『雪の文様 雪の詩』展。

セレネ美術館で、色画用紙や和紙に雪の紋切を切ったり貼ったりして、

タペストリー風のもの、モビールなどを作りました。

それらがその展覧会に花を添えているはずです。

さてさて、どんな風に展示されているのやら。

お天気も良いので、デジカメを持って「湯めどころ宇奈月」へ出かけて

みることにします。

 

そうそう明日は雪のカーニバルが開催されるんですよね。

黒部川電気記念館前には、雪で作られた、くろべぇ、でんちゃーが。

黒部峡谷鉄道のキャラクターです。なんともユーモラス。

お隣では、関西電力の方々が雪像創作中。

雪像創作日和でなによりですね。雪が少ないのが残念ですが。

これは「ピカチュ―」と「トゲピー」です。

 

目的地に到着。大きな窓から陽の光がサンサンと射して気持ちいい~~~

なんか生活雑貨のお店みたい。

モビールの影も作品と一体になって効果抜群です。

やっぱりお日様っていいな。

 

帰りに宇奈月スキー場の入り口で懸命に雪像を作ってる方々をみっけ。

「何に見える?」

「うーん、ヘンデルとグレーテルのお菓子のおうち!」

(ちょっと違うなと自覚しつつも)

 

作っている知り合いの女性がこっそり教えてくれました。

「湯めどころ宇奈月」の建物だそうです。

右側が露天風呂となっておりま~す。

「作っていくうちに変化していくかも」

ありあり、それも一興ですよね

仕上がりが楽しみです。

皆さん、明日に向けて楽しそうに作業してらっしゃいました。

宇奈月温泉ってやっぱりいい街だなぁ。

 

 宇奈月国際会館セレネ
富山県黒部市宇奈月温泉6-3
TEL0765-62-2000 セレネHP

 


にいかわ麺紀行 その4

2017年01月15日 | スタッフ独り言

めんくいっこがお届けする「にいかわ麺紀行」。

今年初めて紹介するらーめんやさんは、小さいころからお世話になっているお店です。

その名は、四十万(しじま)食堂さん。

 

いつも出前してもらっているのですが、年が明けたことだし、ご挨拶がてら店主に会いにいこうと

一昨日の穏やかな空の下、お店までてくてくと歩いていきました。

お店にいくのは久しぶりなのでちょっと緊張気味に暖簾をくぐります。

(ちなみに場所は魚津のたてもんまつりの会場となる諏訪神社近くにあります)

 

わたしのお気に入りは、五目中華。

野菜たっぷり。たまご、かまぼこ、お肉や、きくらげもはいっていてちょっと贅沢ならーめんです。

 

 

 そして、さっぱり味がお好みの方におすすめなのが中華そば。

昔ながらの中華そばで、透きとおるスープがまた絶妙なのです。

(スープも全部飲み干してしまう、危険ならーめん笑)

 

こちらの女店主さんは、さばさばしているんだけどとっても気さくで優しい方なのです。

魚津の漁師まちの女性は気が強く、たくましく、口は悪いんだけど、根はいい人。

(そーいえばうちのおかあさんも漁師まちのおんなだなぁ。)

 

出前もいいけど、お店でたべるとやっぱりおいしいわー。

店主に言うと、「あたりまえやちゃ~」 

 

ぜひ、おいでください。

 

 

四十万食堂

魚津市諏訪町13-22

TEL 0765-22-1581

営業時間 11:00~15:00    17:00~20:00

(定休日金曜日)

 

 


雪の宇奈月

2017年01月14日 | スタッフ独り言

1月8日のブログでは、「雪がないよぉ」なんて言ってたのに

今日のこの雪景色、見てください

昨夜から降り始めた雪。今も吹雪いています。

大寒波は明日、明後日も猛威をふるうみたいですね。

新潟県ほどの豪雪地帯ではないものの、1月2月はやはり雪に

悩まされます。

今年のお正月は穏やかな日が続きましたが、北陸の人間とすれば

降るべき時に降らないと、それはそれで何となく心配になるのです。

後からドカンとくるんじゃないか?とか、暖かい冬だと田んぼの虫が死なないとか。

ただ、今回は日にちが悪い!

受験生の皆さん、目的の会場には辿りつけたでしょうか?

こんな時にめがけて降らなくてもねぇ。悪天候にも負けず

頑張ってください。

 

それにしても、雪の宇奈月もなかなか味わいがあります

私は雪が降り積もると、宇奈月の温泉に泊まりたくなります

どこへも行けない真っ白の閉ざされた世界。それだけでもうドラマチック。

私は電車通勤をしていますが、雪の中を走る電車は「オリエント急行殺人事件」を

連想させ、ずーっと電車に乗っていたい気分になります。

でも宇奈月が終点! 残念。

 

極寒に耐える超あったかいファッションで 、本を数冊持って

電車を乗り継いで宇奈月にいらっしゃいませんか?

あなたはドラマの主人公。

雪の宇奈月が暖かくお迎えします。

 

宇奈月国際会館・セレネ美術館
富山県黒部市宇奈月温泉6-3
TEL0765-62-2000 セレネHP

 


大口の・・・・・

2017年01月07日 | スタッフ独り言

1月2日のブログ、「セレネでお茶しませんか」に記されていた大口真神(おおくちのまかみ)

に私の脳が反応してしまいました。何に・・・・・・?大口にです。

年の暮れから風邪を引いてしまい、高熱のためか2日連続で悪夢をみました。

高熱といっても36度5分前後なんですけどね。 なにしろ平熱が低いもので。

 

2日目の悪夢に大口が出てきたのです。

大口を開けた獣の口に私の右手がすっぽり入ってしまい

「助けて~、助けて~」と叫ぶこと10回くらい。でも声も出ません。

あぁいう時って声が出ないんですよね~。さいわい、獣は私の右手をかみ砕くこともなく、

なにやら舐めている様子。

「もしかして、ネネ?」。

でも家で飼っていた猫は昨年の10月、20歳の寿命を閉じているのでした。

「そしたらこれは何なの?」(結構冷静に考えてる)

怖さをはねのけて、よくよくみると何と「小鹿のバンビ」だったのです。

前日、小鹿のバンビの作者が亡くなったとニュースで報道していたのが記憶に残ってたみたいです。

我ながら小鹿のバンビとは笑えます。

 

あぁ、良かったと夢から覚め、右手を見てみると毛布に絡まっていたのでした。

 

その前日の夢は・・・・・・・・・・、このおめでたいお正月にとても告白できません

「それは可愛い小鹿のバンビだったのです」というオチもありません。

夢から覚めたとき、心臓が飛び出るほどバックン、バックンしてました。

 

宇奈月国際会館セレネ
富山県黒部市宇奈月温泉6-3
TEL0765-62-2000 セレネHP


宇奈月は雪化粧

2016年12月10日 | スタッフ独り言

今朝、セレネにむかって出勤中、宇奈月方向から来る車の屋根に結構な量の雪が積もっていてびっくり。

家の辺りはまったく降っていなかったのに、やっぱり宇奈月は違うなあ~。

案の定、山のトンネルを抜けると、下界とは別世界になっていました。

(最近スタッドレスタイヤに交換したばかりなので、私的にはナイスタイミング!)

今は雪もやんで、対岸の山々が美しい銀化粧を見せてくれております。

いよいよ本格的な冬ですね。

昨年は雪が少なく、雪の迷路制作を断念したほどですが、「へくさんぼ予報」によれば今年は大雪になるそう。

へクサンボはカメムシのことで、秋によく見かけます。宇奈月ではこれが多く発生するほど大雪になると言われています。

そう、今年はものすごく多かったのです。

どうなるかな~。

なお、雪が降ってもセレネは元気に営業しております!

宇奈月温泉には雪がとっても似合います。

冬の宇奈月にぜひ遊びにいらしてくださいませ。

 

宇奈月国際会館セレネ
富山県黒部市宇奈月温泉6-3
TEL0765-62-2000 セレネHP