1年の大イベントのひとつ、「セレネサマーガーデン」も大盛況のうちに終わりました。
今年初めて4階で「魔法のスケートリンク」や、「VR恐竜戯画」を催したので
お客様も2階で寛がれたり、3階、4階で楽しまれたりでお忙しかったのでは?
満喫していただけたでしょうか。
美術館では8月いっぱい「セレネ美術館のなぞ解き日本画」を開催しています。
手塚雄二画伯の「飛龍峡」の絵の中に潜んでいる龍を見つけていただくのもクイズのひとつに
入っているのですが、その手塚雄二画伯の高校の同級生だったという女性が偶然美術館に来館されました。
まさか手塚画伯の絵が展示されているとはご存じなかったそうで
「手塚雄二」の名前をみつけて「アッ、手塚君の絵も展示されてる」とビックリのご様子。
(手塚君か~~~、いいですね~~~)
「富山県のどこかの美術館で手塚君の滝の絵が展示されていると聞いてはいたけど、偶然入った
この美術館でまさか会えるとは」とあまりの奇遇に驚いておられました。
手塚君の(笑)滝の絵とは「幻の瀧」という作品のことです。
白い滝、深い黒の岩の2色が単純な構図で描ききってあり、それだけに凄みがあります。
滅多に近寄ることが出来ない幻の瀧、そんな危険なところで命綱をつけて
4時間に渡ってスケッチをされたと聞いています。
剱大滝に吸い込まれてしまいそうな迫力です。
高校時代の手塚君はやはり絵ばかり描いていたのでしょうか。
いえいえ、ドラムなんかも叩いていて、それに合わせて創作ダンスを踊った記憶もあるとか。
なんだか楽しそうな高校生活を送られたみたいですね。
記念に手塚画伯の画集「幻の瀧」も購入されました。
黒部の旅の一番のおみやげになったのではないでしょうか。
今度同級会で手塚画伯にお会いになることがあったら宜しくお伝えください。
宇奈月国際会館セレネ
富山県黒部市宇奈月温泉6-3
TEL0765-62-2000 セレネHP