夜に浮かぶ月の美しさは、古来「雪月花」や「花鳥風月」の言葉に代表されるように、
歌や詩、そして絵画などの芸術に取り上げられてきました。
宇奈月温泉の名は、この地で見た月の美しさが由来のひとつとされ、また当セレネ美術館の
「セレネ」もギリシア神話の月の女神から名付けられています。
これらのことから、富山の作家の作品や、県内の美術館が所蔵する作品によって
「月」をテーマにした展覧会を開催し、改めて富山で眺める月の魅力を紹介します。
「晩秋」 齋藤清策 (富山県所蔵)
題名 月の美~富山の美術から
期間 平成28年10月15日(土)~11月21日(月)
時間 午前9時~午後5時30分(入館は5時まで)
休館日 11/1(火)、11/8(火)、11/15(火)
会場 セレネ美術館
料金 一般700円/高校・大学生600円/中学生以下無料
主な展示作品
「林和靖と羅浮仙」 篁 牛人 (富山市篁牛人記念美術館所蔵)
「晩秋」 齋藤清策 (富山県所蔵)
「四季の図」 古川通泰 (高岡市美術館所蔵)
「洋上の月(B)」 川辺外治 (砺波市美術館所蔵)
「郷」 高山辰雄 (富山県水墨美術館所蔵)
「廃屋」 谷口三郷 (富山県水墨美術館所蔵)
「月明」 横山 操 (富山県水墨美術館所蔵)
「黒部月宵」 下保 昭 (富山県水墨美術館所蔵)
「マタホルン山 夜」 吉田 博 (黒部市美術館所蔵)・・・など18点
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なお、「黒部峡谷 日本画展」 「平山郁夫―黒部を描く」を同時開催します。
黒部市宇奈月国際会館・セレネ美術館
富山県黒部市宇奈月温泉6-3
TEL0765-62-2000 セレネHP