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オープンギャラリーのご案内

2018年03月30日 | オープンギャラリー

黒部市(旧宇奈月町)出身でフランス在住の洋画家・戸出喜信(といでよしのぶ)が、故郷の黒部峡谷に取材し長さ9mもの大作として描き出した「黒部川」。

遠く海をわたり、ユネスコ本部(パリ)の迎賓室に8年間展示され多くの人々を魅了してきたこの作品は、再び海を越え、画家によって黒部市に寄贈されました。そして寄贈記念展(2010年1月7日~2月3日・黒部市美術館/2010年4月24日~5月31日・宇奈月国際会館セレネ)を経て、2015年3月から北陸新幹線、黒部宇奈月温泉駅の地域観光ギャラリーで展示されてきました。
この度、黒部川開発100年を記念し、画家の故郷である宇奈月温泉のセレネ美術館に移設し、常設展示することとなりました。画家が生れたこの地で、画家が「黒部川」に込めた想いを受け取っていただきたいと願っております。

※「黒部川」の観覧には、セレネ美術館の入場料が必要です。(一般610円 高大生510円 中学生以下無料)

 

また、戸出喜信が描いた、フランスの風景や桜、あじさいといった作品7点を2Fギャラリーにて展示しています。

ギャラリーの観覧は無料です。

 

とき    2018年3月21日(水)~ 4月27日(金)

ところ   セレネ美術館&2Fギャラリー

じかん   9:00~17:30

 

 

黒部市宇奈月国際会館・セレネ美術館

富山県黒部市宇奈月温泉6-3

TEL0765-62-2000 セレネHP

 

 


鉄道フェア2018開催!

2018年03月14日 | オープンギャラリー

早春の宇奈月温泉を楽しむイベント「鉄道フェア2018」を開催します!

日時 平成30年 4月1日(日)10:00~16:00

会場 宇奈月国際会館セレネ

料金 入場無料(ただしミニ鉄道の乗車など一部有料です)

 

それでは、イベント内容を紹介します。

まずは「鉄道模型の走行」(無料)です。

NゲージやHOゲージといった精巧なものから、おもちゃのブロックで作った電車などたくさんの電車が走ります。

今年は、糸魚川ジオステーション ジオパルから、運転操作できる鉄道模型が初登場しますよ。

 

 

つづいては、鉄道といったらコレ。「ミニ鉄道の運行」(1人200円)です。

SLタイプや新幹線タイプがありますが、どの列車が走るかは、当日のお楽しみ。

※雨天の場合、ミニ鉄道の運行は中止となります。ご了承ください(他のイベントは開催します)

 

 

お次は、すっかりおなじみ「手こぎトロッコ」(1人200円)です。

一生懸命、手でこぎましょうね。

 

 

それから、「鉄道あみだくじ」(1回100円)

好きなレールを選んで電車を走らせると、行き先がかちゃかちゃ自動で切り替わって、その先にある景品がもらえます。

 

そして白熱の「巨大鉄道カルタ取り大会」(参加無料)1日数回開催します。

 

ゆっくりするなら「おもちゃの電車で遊ぼう」(15分100円)

レールをつなげて、好きなコースを作って、電車をはしらせましょう。

 

はたまた「こども駅長に変身コーナー」(無料)

黒部峡谷鉄道(トロッコ電車)さんの出展コーナーにあります。ぬり絵もあります。

 

ちなみに富山地方鉄道さんの特設販売コーナーもあります。

 

そのほか「操作して景品をゲットコーナー」(1回300円)

 

工作コーナーもあったりします。

 

なお、富山地方鉄道を利用して鉄道フェアに来場される方に特典あり!

鉄道フェア当日、9:39から12:35の間に、宇奈月温泉駅に到着する電車に乗られた方は、

改札にいる鉄道フェアのスタッフ(駅員さんではありませんので注意)から、チラシにはんこをもらってください。

(チラシの無い方は改札のスタッフが持っていますのでもらってください)

オリジナル鉄道シール&鉄道あみだくじ1回ができます。

黒部にお住まいの方は、お得な「くろワンきっぷ」をご利用ください。

もうひとつおまけで、この日は「SPAマラソンinうなづき」が開催されます。

ゲストのお笑い芸人牧野ステテコLIVE」があります!

日時 4/1(日)12:35~(15分ほど) 会場 セレネ大ホール 無料

 

セレネで楽しい一日をお過ごしください。

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宇奈月国際会館セレネ
富山県黒部市宇奈月温泉6-3
TEL0765-62-2000 セレネHP


冠松次郎監修「黒部峡谷探検」特別上映

2018年03月14日 | オープンギャラリー

黒部川開発100年を記念し、黒部の父と呼ばれた冠松次郎が監修した

映画「黒部峡谷探検」(1927年文部省制作)を上映します。

登山道もダムも未整備だった黒部の姿を写した貴重な映像(35ミリ 白黒の24分)を

佐々木 泉(阿曽原温泉小屋経営者)氏の解説でご鑑賞ください。

日時 平成30年3月24日(土)午後2時から

会場 宇奈月国際会館セレネ(大ホール)

料金 入場無料

協力 東京国立近代美術館フィルムセンター

宇奈月国際会館セレネ
富山県黒部市宇奈月温泉6-3
TEL0765-62-2000 セレネHP


戸出喜信「黒部川」移設記念特別展

2018年03月14日 | オープンギャラリー

戸出喜信(といで よしのぶ)の大作「黒部川」がセレネ美術館に移設展示されることになりました。

戸出喜信「黒部川」移設記念特別展

平成30年3月21日(水・祝)~4月27日(金)

会場 セレネ美術館(第三展示室)

料金 大人610円 高校・大学生510円 中学生以下無料

黒部市(旧宇奈月町)出身でフランス在住の洋画家・戸出喜信(といでよしのぶ)が、故郷の黒部峡谷に取材し長さ9mもの大作として描き出した「黒部川」。
遠く海をわたり、ユネスコ本部(パリ)の迎賓室に8年間展示され、多くの人々を魅了してきたこの作品は、再び海を越え、画家によって黒部市に寄贈されました。そして寄贈記念展(2010年1月7日~2月3日・黒部市美術館/2010年4月24日~5月31日・宇奈月国際会館セレネ)を経て、2015年3月から北陸新幹線、黒部宇奈月温泉駅の地域観光ギャラリーで展示されてきました。
この度、黒部川開発100年を記念し、画家の故郷である宇奈月温泉のセレネ美術館に移設し、常設展示することとなりました。画家が生れたこの地で、画家が「黒部川」に込めた想いを受け取っていただきたいと願っております。
また、特別展として、戸出喜信が描いたフランス風景やあじさいなどの作品6点をギャラリーにて展示します。

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同時開催 「平山郁夫―黒部を描く」「黒部峡谷 日本画展」

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宇奈月国際会館セレネ
富山県黒部市宇奈月温泉6-3
TEL0765-62-2000 セレネHP


交流のピアノ

2018年03月12日 | オープンギャラリー

現在、2Fオープンギャラリーには、月光荘との「交流のピアノ」が置かれています。

「月光荘」が戦中から戦後にかけ、宇奈月温泉に疎開していた際に使われていたグランドピアノ。

創業100年、そして黒部川開発100年を記念し、昨年黒部市に寄贈されました。

 

 

「友を呼ぶホルン」のトレードマークでおなじみである「月光荘」。

月光荘は、「月光荘おじさん」と呼ばれていた、富山県上市町出身でもある、

「橋本兵藏」さんが、1917年東京・新宿に創業した老舗の画材店です。

歌人の与謝野鉄幹、晶子ご夫婦に可愛がられた橋本さん。

 

  大空の月の中より君来しや  ひるも光ぬ夜も光ぬ

 

と詠んで名付けたのが「月光荘」の名の由来だそうです。

店には、グランドピアノやアコーディオン、ギターなどもあり、

出入りする芸術家や文化人が演奏していったそうです。

橋本さんは戦時中、宇奈月温泉に絵の具や画材を製造する工場と自宅を構えていました。

宇奈月温泉を若い画家たちの理想郷にしようと、自宅に画家が滞在するための部屋を設け、

ピアノなどを移しました。

終戦の翌年、宇奈月温泉は大火に見舞われましたが、自宅などは焼失を免れました。

焼失してしまった内山小学校宇奈月分教場の子どもたちのために、

自宅を開放し、音楽を学ぶ場を作ったそうです。

授業では、このグランドピアノが使われました。

 

月光荘は、1948年銀座にて店を再開。その後、グランドピアノは30年ほど店舗におかれ、

橋本さんの自宅に移されました。

3代目店主、日比康造さんが昨年、宇奈月温泉に訪れ、黒部開発100年を記念し、

黒部市に寄贈することを申し出されました。

 

 

 

様々な歴史をたどってきた交流のピアノ。

今後も美しい音色を奏でていきます。

  

 白い鍵盤は、象牙が使われています。鍵盤をたたくと、「すぅー」と音が空間に広がります。

ピアノの傷には、歴史を感じます。

弾いたり、鑑賞したり。ピアノと接していると、

ピアノが奏でる穏やかな時間のことを考えたり、人のあたたかみなどをおぼえます。

 

 

黒部市宇奈月国際会館・セレネ美術館

富山県黒部市宇奈月温泉6-3

TEL0765-62-2000 セレネHP

雑貨コーナーには、写真でおみせした「月光荘」商品が置いてあります。

人気の8B鉛筆や、スケッチブックなどがあります。


岩橋崇至写真展 黒部峡谷

2018年03月03日 | オープンギャラリー

現在、黒部市宇奈月国際会館・セレネ美術館、2Fオープンギャラリーでは、

「岩橋崇至写真展 黒部峡谷」を開催いたしております。

 

岩橋崇至さんは、1944年東京生まれ。67年に慶應義塾大学卒業、70年日本大学芸術学部写真科卒業。

日本大学学生時には、山岳写真家、山下喜一郎氏に師事。

2000~2001年、仏、伊、西、加、日で開かれた、

「新世紀を拓く/世界10人の山の写真家展」に日本からただ一人選ばれた写真家です。

世界や日本で活躍する山岳写真家です。

 

 展示作品は8点。雪が融けて、あたたかくなったシーズンの写真を選び、展示しました。

岩橋さんの作品を眺めてみると気持ちが高揚します。

 

最近は「すきっ」と晴れる日も増えてきて、季節のかわりめという感じ。

変化を眺めてみたいと、動き出したくなる季節になってきたから、

写真をみると楽しくなります。

 

 

澄んだ透明感のある写真。

「手をさしだすと、すっと入っていきそうな」景色が広がります。

 

近づくことさえ困難な瀧。

遠く険しい岩肌のかなたに、見えないけれど、瀧の音が聞こえる。

あそこに瀧があるのだろうと、

現地の人は、「幻」という名をつけて、瀧を呼びました。

写真の奥にかすかにみえるのが、「幻の瀧」とよばれている「剱大滝」。

 

黒部峡谷奥深くの景色。

「岩や雪どけの水、時間の流れ、空間の広がりにおもわず息をのむ」

そんな写真家が体感したであろう緊張感が、眼を通して、体に伝わって来ます。

 

 

展示期間は、3月18日まで。

オープンギャラリーは、入場無料。

開館時間は、9時~17時30分(入館は、17時まで)。

 

 

黒部市宇奈月国際会館・セレネ美術館

富山県黒部市宇奈月温泉6-3

TEL0765-62-2000 セレネHP



  

道もすっきりしました。よく晴れて、心地がいいです。