黒部市(旧宇奈月町)出身でフランス在住の洋画家・戸出喜信(といでよしのぶ)が、故郷の黒部峡谷に取材し長さ9mもの大作として描き出した「黒部川」。
遠く海をわたり、ユネスコ本部(パリ)の迎賓室に8年間展示され多くの人々を魅了してきたこの作品は、再び海を越え、画家によって黒部市に寄贈されました。そして寄贈記念展(2010年1月7日~2月3日・黒部市美術館/2010年4月24日~5月31日・宇奈月国際会館セレネ)を経て、2015年3月から北陸新幹線、黒部宇奈月温泉駅の地域観光ギャラリーで展示されてきました。
この度、黒部川開発100年を記念し、画家の故郷である宇奈月温泉のセレネ美術館に移設し、常設展示することとなりました。画家が生れたこの地で、画家が「黒部川」に込めた想いを受け取っていただきたいと願っております。
※「黒部川」の観覧には、セレネ美術館の入場料が必要です。(一般610円 高大生510円 中学生以下無料)
また、戸出喜信が描いた、フランスの風景や桜、あじさいといった作品7点を2Fギャラリーにて展示しています。
ギャラリーの観覧は無料です。
とき 2018年3月21日(水)~ 4月27日(金)
ところ セレネ美術館&2Fギャラリー
じかん 9:00~17:30
黒部市宇奈月国際会館・セレネ美術館
富山県黒部市宇奈月温泉6-3
TEL0765-62-2000 セレネHP