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サファリラリー(エーアイ・2-1号機)、攻略にまつわる理不尽な体験

2011-09-03 11:08:31 | パチスロ2号機

サファリラリー(エーアイ、2-1号機)



(下パネル)

(7揃い)

(レギュラー確定目…変換打法を使えば、その限りではない)


1990年に2号機最後の機種として登場、当初はノーマルが出回るが、後にREGがバシバシ連チャンするアニマルVerなどの裏モノが増殖する。


「REG→BIG変換打法」「1枚掛け小役抜き打法」「クレジット99増殖」など、攻略法も次から次へと登場した。


私も、この機種を当時好んで打っていたのだが、攻略にまつわる一つの嫌な思い出がある。



1992年某月某日、当時の地元近くの「Z」というパチンコ店(現存)での話。



この店の2階に、当時サファリラリーが2シマ設置してあった。


この頃、サファリの「一枚掛け攻略法」がパチスロ必勝ガイド誌に掲載された。Z店にサファリが置いてある事を知っていた私は、さっそく店に出向き実戦を行う事にした。


「一枚掛け小役抜き」とは、通常時にコインを一枚のみ投入し、センターラインに15枚小役のヘッドライト絵柄を狙い続ける、というものである。時間はかかるが、ジワジワとコインが増えていった。
3枚掛けと1枚掛けの小役確率に差がなかったプログラムのミスを突いた、正当な攻略法だ。


また、1枚掛けでもボーナスは抽選されているので、小役でコインを増やしつつ、ビッグ・レギュラーを待つというやり方で、長く打ち続ければ確実に勝てる攻略法だった(Verによっては増えない)。


で、攻略誌でこのネタを覚えるとZ店に直行し、早速攻略を開始したのだが、打ち始めて1時間ほど経った辺りで、背後に何やら気になる視線を感じた。


振り返ると、常連と思しきオヤジが、椅子に座ったままコチラの打ち方をジーッと見ている。


ちょっと嫌な感じがしたが、そのまま攻略を続行する。


しかしそのオヤジは、その後もコチラの方をガン見したまま、なにやらブツクサつぶやいている。


いい加減うざったくてイヤだったので、一旦立ち上がりトイレへと逃避した。


そして、トイレから戻ってくるとオヤジの姿はなかったが、代わりに若い店員が私の台の前に立っていた。


「お客さん、この台、一枚掛けで打たないでくれる?また同じ事したら、コイン没収だから。」


あの常連オヤジが店員にチクッたことは、明らかであった・・・。


しかし、ハッキリこう言われては仕方ないので、せっかく増やした下皿満タンのコインを流して店を後にした。


あのときは、心底オヤジに殺意を覚えたな・・・


当時は、このような正当な攻略法が、店や常連の圧力で実戦できないことが非常に多かった。

 

レギュラーボーナスをビッグボーナスに変換するというぶっ飛んだ攻略法(某誌では「性転換攻略法」と命名w)もあったのだが、当然、そんな裏技などは店で使えるべくもなかった。


その時代のフラストレーションが溜まっているせいか、レトロパチスロゲーセンでサファリラリーを見つけると、即座に腰を下ろし、目を充血させつつ「REG→BIG変換打法」を実戦してしまう。