先々週の土曜日に日帰りで南京の手前にある鎮江に妻と遊びに行ってきました。
新幹線で上海虹橋駅から約1時間半と比較的簡単に行くことが出来ます。
昔、呉の国の都があった場所なので三国志ゆかりの史跡も多く
三国志好きにはたまらない場所です。
あと鎮江香醋という黒酢が中国全国的に有名です。
さてこの鎮江ですが実は以前、妻の伯母さんが鎮江にある江蘇大学で日本語の
教師をしており鎮江に住んでいたので私達が上海に赴任してすぐの頃に
伯母さんを頼って遊びに行ったことがあります。
(伯母さんは今は日本に帰任しています)
この伯母さんが結構強烈な人なのですがその時の詳細は
妻が当時のブログに書いているので興味がある方はどうぞ→こちら
で最近、三国志にハマッていることもあり久しぶりに懐かしくなって
妻と2人で遊びに行こうってことになったのです。
早朝に上海を出発し鎮江には9時30分ごろには着きました。
まず劉備と孫権の妹である尚香がお見合いをした甘露寺で有名な北固山に行きました。
ここには 劉備と孫権がそれぞれの願いをこめてその刀で石を切ったとされる試剣石も
あります。
さて北固山の観光を済ませると昼時になりました。
さて今回の鎮江訪問ですが麺好きな私にとってもう一つ目的があります。
それは鎮江名物の「鍋蓋面」を食べることです。
一昨年に伯母さんのところに遊びに行ったときに食べたのですが
コシのある平打ち麺とコクのあるスープが絶品で中国に来て
初めて美味しいと思った現地麺でした。
鍋蓋面のルーツですがむかしある鎮江の女性が、大きな鍋で麺をゆでていたとき
用事が発生しあわてて鍋より小さい木製の蓋をかぶせてしまい、そのまま放置して
しまったのですが、そのことにより鍋の中で麺とともにゆでられることによって、
麺の味がさらに良くなるということによるそうです。
ということで昼ごはんには鍋蓋面を食べることにしました。
残念だったのは当時の記憶をたよりに地元っぽいお店が集まった
エリアに行ってみたのですが再開発ですっかり変わっており
お店がなくなっていました。うーん残念!
で近くにある西津渡歴史文化街という昔の街並みが残った観光地にあった
「鎮江鍋蓋面館」に入ってみました。
館の内部にはこんな銅像や鍋蓋面の解説のパネルがありました。
併設されている食堂で食事も出来ます。
私は醤油味のホルモン麺、妻は塩味の高菜と豚肉細切り入りの麺にしました。
さて来ましたよー!
いただきまーす!
ずるずるずるうん美味い!
平たくってビロビロの麺に特長がありますがちゃんとコシもあって
美味しいです。甘辛く煮たホルモンもぷりっぷりです。
スープもちゃんと出汁が出ています。
妻の頼んだ塩味の高菜と豚肉細切り入りの麺です。
こっちもあっさりしてて美味しい~
うーん懐かしい味だな~
あの頃は中国に来たばかりで色々不安で苦労してたな~
としみじみ。
と懐かしい味を堪能しました!
ごちそう様でしたー!