突然思い立って、4月末より近所のスポーツクラブへ通っている。
【体力づくり】が主な目的だったのだが、意外なことに楽しい。
運動嫌いな私に、何が起こったのか。
汗をかくことに、なんと爽快さを感じている!
何故だか、さっぱり理由が分からないけど、
我ながら、同じ人間とは思えぬ変わりよう…??
(魂が誰かと入れ変わったのかしらん…?!)
いやいや、人間変わるものなのだ、きっと。
それはまあ置いといて、そろそろ本題に。
一昨日のこと。
そのスポーツクラブへ行こうとして、
一つしか持っていないスポーツブラを探した。
だが、引き出しの中には見当たらなかった。
急いでいたので、結局その日は、そのまま違うブラをして出かけた。
(干してある洗濯物の中にあるんだろうな)
などと、軽く考えていたのだが、
翌日、そこにもなかった事が判明。
それから、家の中を大捜索したけど、やっぱり何処にも見つからなかった。
そこで、気になりだしたのが、数日前のある光景…。
そのクラブには、ロッカールームの奥にお風呂があり、
入浴する人は、それに併設された脱衣所で着替えをする。
脱衣所には大きめの下駄箱のような棚があり、
そこに脱いだものやタオルを置いてお風呂に入るしくみだ。
私は運動した後、毎回お風呂やシャワーを利用して
汗を流してから帰宅していたのだが、
そういえばそこで、
些細なことだが、奇妙なことがあったのを、
思い出したのである。
その日、お風呂から出てみると、
棚の荷物の中に、脱いだ下着を入れた袋がなかった。
あれっ?と思い周りの棚を見渡すと、少し離れた棚にその袋だけあるのが見えた。
(あらやだ!私ったら、下着の袋だけあんな所に置き忘れてたんだわ。)
そう思い、中を確かめることなくそのまま持ち帰って、他のものと一緒に家の洗濯機に投入…。
そこまで思い廻らしてはたと閃いた!
(もしかしてあの時すでに、ブラは袋の中になかった?…)
…いったい、そんなことがあるものでしょうか。
人の脱いだ、汗まみれの下着を盗む人などいるのでしょうか…。
私は思わす、ブルブルと全身を横に振った。
(私だったら、考えられない…。無理!!!)
でも…。
スポーツブラは、結構お高い。
私のは、確か9千円ぐらいしたはず…。
洗ってしまえば、人のでも気にならない人が、
サイズが合わなければ捨てるつもりで盗ることもあるのかも…。
(勘弁してよ~。)
財布とかの貴重品は、
もちろんロッカールームの、鍵つきロッカーに入れてあるけど、
脱いだ下着が、盗品の対象になるなんて、想像できないよ~。
でもでもさ、
考えてみると、下着なんて、
自分のものにしてしまえば、足がつくこともないし、
お風呂から出た後着る下着なら、
盗まれたらすぐその場で気がついて騒ぐけど、
洗い物なら、
帰宅するまで気がつかない人が殆どと思われる…。
とすれば、盗った人は、
計画的に犯行を重ねている?プロ…?!
(このスポーツクラブに泥棒がいる!!)
そんな泥棒と、
同じスタジオで
芋洗い状態のクラスを、受けてたのかもと思うと、
何だか突然、嫌悪感が湧いてきた。
私にはまず、
世の中に、人の物を盗む人間がいることがショックだし、
物を盗られれば、やっぱり悔しい。
その内に盗った人がだんだん憎らしくなり、
呪いをかけそうにもなるが、
それをやると、魔界の思うツボなので、何とか思いとどまったりする…。
(これは、私の【寛大さ?!】を促し、測るための【お試し】なのよ。)
と言い聞かせてもみたが、
全然ピンと来ない。
こんなイヤな思いをするクラブ、やめてやろうか!と思い、夫にグチグチ相談すると、
「世の中にはそんな人もいるから、どこでも鍵付きのロッカーなんだろう?!
脱衣所に鍵がないのはマズかったかもしれないけれど、
もう盗られちゃったのなら仕方ないじゃん。
そんなの、どこにでもある事やでぇ~」
だって…。
(そうですか、そうですか。油断していた私が悪いのね。
じゃあこれからは、汗まみれのパンツとブラと一緒に、お風呂に入るわよ!!)
〈←※注 その後、夫とケンカ〉
実はその何日か前に、シャンプーセットも失くしていたんだけど、
てっきり置き忘れたのを、誰かに持っていかれたと思っていたけど、
それも、お風呂にいる内に、既に盗まれていたのかもね…。
つくづくガックリしながら、ふと、
(こんな時、イエス様なら、どうされるのだろう?)
と考えた。
どうされるも何も、
まずイエス様が、こんな目に遭われることもないのだろうけど、
彼ならばきっと、
何事もなかったように、【普通】にしておられるのだろうなと思った。
騒ぐことも嘆くこともなければ、
責めることも裁くこともなく、
ただその出来事を在りのままにとらえ、心穏やかなままなのだろう。
【許してやる】などという奢りもない。
(きっとそうなんだろうなぁ…)
と思ったら、
少し気持ちが落ち着いて、
【まあいいやモード】になった。
ホントのところは分からない。
盗られたのか、どっかの世界に消えてしまったのか…。
思いもよらない家のどこかに、隠れてることもあるかも。
でも、あ~あ。
下着は何処…。
まあ、今まで無防備すぎたかもしれないので、
今後は、夫の言うとおり、
少しは【注意】をして、お風呂に入ることにいたしましょう。
【体力づくり】が主な目的だったのだが、意外なことに楽しい。
運動嫌いな私に、何が起こったのか。
汗をかくことに、なんと爽快さを感じている!
何故だか、さっぱり理由が分からないけど、
我ながら、同じ人間とは思えぬ変わりよう…??
(魂が誰かと入れ変わったのかしらん…?!)
いやいや、人間変わるものなのだ、きっと。
それはまあ置いといて、そろそろ本題に。
一昨日のこと。
そのスポーツクラブへ行こうとして、
一つしか持っていないスポーツブラを探した。
だが、引き出しの中には見当たらなかった。
急いでいたので、結局その日は、そのまま違うブラをして出かけた。
(干してある洗濯物の中にあるんだろうな)
などと、軽く考えていたのだが、
翌日、そこにもなかった事が判明。
それから、家の中を大捜索したけど、やっぱり何処にも見つからなかった。
そこで、気になりだしたのが、数日前のある光景…。
そのクラブには、ロッカールームの奥にお風呂があり、
入浴する人は、それに併設された脱衣所で着替えをする。
脱衣所には大きめの下駄箱のような棚があり、
そこに脱いだものやタオルを置いてお風呂に入るしくみだ。
私は運動した後、毎回お風呂やシャワーを利用して
汗を流してから帰宅していたのだが、
そういえばそこで、
些細なことだが、奇妙なことがあったのを、
思い出したのである。
その日、お風呂から出てみると、
棚の荷物の中に、脱いだ下着を入れた袋がなかった。
あれっ?と思い周りの棚を見渡すと、少し離れた棚にその袋だけあるのが見えた。
(あらやだ!私ったら、下着の袋だけあんな所に置き忘れてたんだわ。)
そう思い、中を確かめることなくそのまま持ち帰って、他のものと一緒に家の洗濯機に投入…。
そこまで思い廻らしてはたと閃いた!
(もしかしてあの時すでに、ブラは袋の中になかった?…)
…いったい、そんなことがあるものでしょうか。
人の脱いだ、汗まみれの下着を盗む人などいるのでしょうか…。
私は思わす、ブルブルと全身を横に振った。
(私だったら、考えられない…。無理!!!)
でも…。
スポーツブラは、結構お高い。
私のは、確か9千円ぐらいしたはず…。
洗ってしまえば、人のでも気にならない人が、
サイズが合わなければ捨てるつもりで盗ることもあるのかも…。
(勘弁してよ~。)
財布とかの貴重品は、
もちろんロッカールームの、鍵つきロッカーに入れてあるけど、
脱いだ下着が、盗品の対象になるなんて、想像できないよ~。
でもでもさ、
考えてみると、下着なんて、
自分のものにしてしまえば、足がつくこともないし、
お風呂から出た後着る下着なら、
盗まれたらすぐその場で気がついて騒ぐけど、
洗い物なら、
帰宅するまで気がつかない人が殆どと思われる…。
とすれば、盗った人は、
計画的に犯行を重ねている?プロ…?!
(このスポーツクラブに泥棒がいる!!)
そんな泥棒と、
同じスタジオで
芋洗い状態のクラスを、受けてたのかもと思うと、
何だか突然、嫌悪感が湧いてきた。
私にはまず、
世の中に、人の物を盗む人間がいることがショックだし、
物を盗られれば、やっぱり悔しい。
その内に盗った人がだんだん憎らしくなり、
呪いをかけそうにもなるが、
それをやると、魔界の思うツボなので、何とか思いとどまったりする…。
(これは、私の【寛大さ?!】を促し、測るための【お試し】なのよ。)
と言い聞かせてもみたが、
全然ピンと来ない。
こんなイヤな思いをするクラブ、やめてやろうか!と思い、夫にグチグチ相談すると、
「世の中にはそんな人もいるから、どこでも鍵付きのロッカーなんだろう?!
脱衣所に鍵がないのはマズかったかもしれないけれど、
もう盗られちゃったのなら仕方ないじゃん。
そんなの、どこにでもある事やでぇ~」
だって…。
(そうですか、そうですか。油断していた私が悪いのね。
じゃあこれからは、汗まみれのパンツとブラと一緒に、お風呂に入るわよ!!)
〈←※注 その後、夫とケンカ〉
実はその何日か前に、シャンプーセットも失くしていたんだけど、
てっきり置き忘れたのを、誰かに持っていかれたと思っていたけど、
それも、お風呂にいる内に、既に盗まれていたのかもね…。
つくづくガックリしながら、ふと、
(こんな時、イエス様なら、どうされるのだろう?)
と考えた。
どうされるも何も、
まずイエス様が、こんな目に遭われることもないのだろうけど、
彼ならばきっと、
何事もなかったように、【普通】にしておられるのだろうなと思った。
騒ぐことも嘆くこともなければ、
責めることも裁くこともなく、
ただその出来事を在りのままにとらえ、心穏やかなままなのだろう。
【許してやる】などという奢りもない。
(きっとそうなんだろうなぁ…)
と思ったら、
少し気持ちが落ち着いて、
【まあいいやモード】になった。
ホントのところは分からない。
盗られたのか、どっかの世界に消えてしまったのか…。
思いもよらない家のどこかに、隠れてることもあるかも。
でも、あ~あ。
下着は何処…。
まあ、今まで無防備すぎたかもしれないので、
今後は、夫の言うとおり、
少しは【注意】をして、お風呂に入ることにいたしましょう。