ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

230120 作楽会 いけばな 草月流 185 枝ものでいける

2023年01月21日 | いけばな
2杯分の花代金で枝物を頼みました
どちらも撓めがきき、曲げても折っても撓められるので、自然の枝ぶりに加えて内にも外にも大きく曲げてみました
 
花器の高さがあったほうが落ち着く、バランスが良いのではないかと
先生と試した見たのですが・・・最初の黒い花器一つで「許す」とのお言葉をいただきました

この、花器の高さが足りないとたびたび言われます
作品の安定感、バランスと言ったところの勉強をもっとしたいと思いました
 
テーマ: 4-3 枝ものでいける
花材: サンシュユ,ボケ
花器: 陶器
 
今日の花材
1) サンシュユ 山茱萸
水揚げ: 水切り後枝を割る
出回り: 1~3月
マンサクに次いで出回る黄色の花。撓めて変化を付けられる。多くの花材と調和する
ミズキ科 ミズキ属
Cornus officinalis Siebold et Zucc.
officinalisは「店で売られている、有用植物」
江戸時代中期に薬用として入ってきた。赤い果実は滋養強壮、酒に浸してサンシュユ酒をつくる
 
おお~っ命名者はシーボルト
 
 
2) ボケ 木瓜
水揚げ: 水切り
出回り: 花10~5月
撓めがよくきく 小枝が変化した刺がある
バラ科 ボケ属 Chaenomeles speciosa (Sweet) Nakai
speciosa は「人目を引く」

230105 作楽会 いけばな 草月流 184 啓翁桜,スイートーピー,ツバキ

2023年01月06日 | いけばな
2023年 正月 年初めのお稽古
今年もいい花がいけられますように
いいお稽古ができますように
 

この黄色の大きな花器と仲良くなりたくて、念頭にあたり、選びました
縁から花器を覆うようにツバキを入れたのがポイントです
 
黄色と桜が合うだろうかという先生のご指導
 
私も最初は白い花器がいいのではと思ってはいたので、剣山なしでもう一杯いけました
 
白い花器に剣山なしです
後ろから見ておられた先生から、中央の枝の足元が丸見えだとの指摘があり
葉で隠してOKがでました
 
テーマ: 剣山なし
花材: 啓翁桜,スイートピー,ツバキ
花器: いずれも陶器
 
 
今日の花材
啓翁桜
桜の水揚げ: 水切り,枝を割る
出回り: 他のサクラより早い1月から
撓め、折撓めができる
切り枝で温度調整して出荷するようです

花持ちはよかった。やがて新葉が展開してきた
 
 

ツバキ: 品種名不明
水揚げ: 水切り
出回り: 11~4月
撓めがきく
花と葉のバランスを考えていける
枝の線が見えるようずいぶん葉を整理しました
 


スイートピー 品種名不明 この色は初めて
いけるときは枝物とのバランスが難しかった
家ではサクラとの相性がとても愛らしくて楽しめた
水揚げ: 水切り
出回り: 10~7月
多くの花材と調和する花
 

1月21日はスイートピーの日だそうだ
その理由が植物学的で
花弁の構成が1:2:1だからだという
面白い
この構造、マメ科の特徴で、スイートピーだけではないけれど・・・