ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

220929 いつもの★とちょっと違うかも

2022年09月29日 | 生物
いつものイチモンジセセリとちょっと違うかも。後ろ羽の白い点が一直線ならイチモンジセセセリ。でもこれは白い点が丸い曲線。全体に少し灰色っぽい。チャバネセセリのようです。

チャバネセセリ Pelopidas mathias セセリチョウ科
今日はよかった、このチョウに出会えて
 
いつものホシホウジャクとちょっと違うかも。あとで写真を見たら、腹の白い所の位置が尾の近くじゃない違うような、それに翅の黄色い部分も大きいような・・・
ホシヒメホウジャクかもしれない。ホウジャクにもいろいろあることを知ることができました。ホシヒメ法じゃうならホシホウジャクより小さめの様です。飛び回っていて写真も難しいし見分けるのはとてもとても

ホシヒメホウジャク Neogurelca himachala スズメガ科
 


ホウジャクの仲間の蛹のようです。ホシホウジャクかホシヒメホウジャクか
 
 
マメ科の蔓性植物 

ヤブマメ
ヤブマメ 藪豆 マメ科 ヤブマメ属
Amphicarpaea edgeworthii Benth.
アンシカルパエア エドゥゲウォルティ 読み方あやしい・・・
翼弁・舟弁が短くて旗弁が大きく全体に小さかったらツルマメ(ダイズ属)
 
 

カルガモ 
しばらくカモ類をみていなかった。留鳥のカルガモにもあまりであってなかった。もうすぐ冬、カモの仲間、どの種が一番先にやってくるだろうか、楽しみ。
 
 
いつものススキとちょっと違うかも

秋の気配、秋に似合う、ススキかなと思ったら
硬いいつんつん飛び出た芒が無いので、オギでした
ススキなら芒があり、株立ちしている。オギはバラバラに生えている
オギ 荻 イネ科 ススキ属
Miscanthus sacchariflorus (Maxim.) Benth. et Hook.f. ex Franch.
ミスカンサス サッカリフロルス
 


花壇のコキアが赤くなってきました
 
 

ニラには実ができています
 


キンモクセイが香ってきました
秋だなという香り。ラジオでも香りがしますと各地から声がきこえていたようです。昨年は2回、3回と開花しました。今年はどうだろう
 
 
久しぶりにショッピングモールの公園にいってみました、ちいさかったコナラの実はどうなっているだろう
ドングリらしくなってきました。殻斗は鱗片が幾重にもかさなっている
コナラ 小楢 ブナ科 コナラ属
Quercus serrata Murray
クエルクス セラタ
 
 
同じく公園で、アキニレです。花を初めて見ました

アキニレ 花柱が2列して柱頭に白い毛が生えている。雄しべの葯も見える

アキニレ 雌しべの白い柱頭と雄しべの少し茶色くなった葯がみえる
雄しべの葯は落ちている

柱頭も落ちています。子房は果実になりはじめている。
 
アキニレ 秋楡 ニレ科 ニレ属
Ulmus parvifolia Jacq.
ウルムス パルビフォリア
 
 
いつものマルバルコウとちょっと違うかも。葉が羽根のようだ。

住宅のフェンスに絡んでいた
ルコウソウ  Ipomoea quamoclit L. ヒルガオ科
 
いつも見ているのと違う生物に出会った
*イチモンジセセリと少し違うチャバネセセリ、
*ホシホウジャクと少し違うホシヒメホウジャク
*ススキと違うオギ
*マルバルコウと葉が違うルコウソウ
 
初めて見る動物や植物がまた増えた、うれしい散歩と買い物でした

220927 センダングサ 3種プラス1

2022年09月27日 | 植物・園芸など
最初に見かけたのはコセンダングサ キク科センダングサ属 キタキチョウが来てる
旧芝川にセンダングサが3種プラス1種ある
最初は舌状花のない黄色い筒状花だけのコセンダングサが生えていました
コセンダングサ 小栴檀草 Bidens pilosa L. var. pilosa
熱帯地方原産
 
 
コセンダングサ・・・でも手前の花に白い所がある・・・あやしい
この花も外側の頭状花が白い・・・もしやアイノコセンダングサではなかろうか
アイノコセンダングサ 合の小栴檀草
YListにのっている 学名はBidens pilosa var. intermedia
松江の花図鑑には「外周の筒状花のいくつかがおおきくしろくなるもので、コセンダングサとコシロノセンダングサの雑種とされている」とある
 
 

白いのを抜いてみた、筒状花というより舌状花に近い作り・・・もしやコシロノセンダングサではなかろうか。あたりをさがすと舌状花の大きな花がありました 
イチモンジセセリが来ている




こうなるとコシロノセンダンクサ 小白の栴檀草
Bidens pilosa L. var. minor (Blume) Sherff
コセンダングサの変種 世界の熱帯~暖帯が原産 幕末に渡来した

コセンダングサ・アイノコセンダングサ・コシロノセンダングサはBidens pilosa L.のvar.変種
基本種はYListには載っていない。どんなはななんだろう?
 

一番水辺に生えているのはアメリカセンダングサ
黄色い舌状花は目立たない。緑色の総苞片が葉のような形で頭状花を囲んでいる
アメリカセンダングサ 亜米利加栴檀草
Bidens frondosa L.
アメリカ原産の一年草 昭和初期には珍しかったそうだけどいまは北海道を除く各地の湿り気のある荒地や道端に普通
 


これはアイノコセンダングサと思われる花のそう果実
果実・そう果は4稜あり、上に出ているのは冠毛(!?)で、2~4本あり、下向きの刺が生えている
 
他の3種も、それぞれそう果が出来たらまた写真を撮ってみよう

220927

2022年09月27日 | 生物
ゆっくり餌をついばみながら歩くキジバト
そっと歩くと飛び立たず食べ続けている
 
葯が黄色で雌しべが赤いセイバンモロコシとは違う種の様です 宿題






 
 

オンブバッタのこのペア、雄が茶色い。オンブバッタは東部の横の縁部分が白い連続点々がある

初めショウリョウバッタと区別がつかなかった。ショウリョウバッタは足が長くてがに股で体より上の方に足を広げている
 


ヒメジャノメ 少しは根が傷んでいる
目玉模様。上下の大きな丸は同じ大きさ。間の小さなマルが3つ
これが4つだとコジャノメ
 

コバネイナゴ・エゾイナゴ がゆったりと葉を食んでいる。もっさもっさもっさ・・・はむはむはむ・・・
 
 
 
オオカマキリの卵鞘
 
 
カナムグラは雌雄異株

雄株の雄花・開花している

ピントが悪いけど、これが雌花
 
 


マメアサガオに種ができてきた。全体はほぼ無毛であったのに寒さに備えているのかしら果実には毛が生えている
葉柄より短い花柄にはイボがあり稜がある
Ipomoea lacunosa L.
 
 

住宅地の空き地で アレチヌスビトハギの花
アレチは葉が葉柄に近い部分が幅広い。果実は4つ以上連なる
ヌスビトハギは葉の中央が幅があり、果実は2つ連なる
 


イタドリの、これは雌花がすでに果実になったところと考えます
いつの株をずっと見ているわけではないので、不確かですが、雌雄異株でこれは雌株
 
だんだん日の出が遅くなってきました。涼しかったり暑かったり、蝉の声が聞こえなくなって、アカトンボがやってきました。植物には実が目立ってきて、柿や栗も見載っています。
メジロやジョウビタキを見かけたという声を聞きます。です。

220925

2022年09月25日 | 生物
大雨があがり、水たまりの残るいつもの遊歩道を歩きました

キバナコスモス 黄花秋桜 Cosmos sulphureus Cav. コスモス スルフレウス キク科 コスモス属  sulphureusは「硫黄色の」
青木水門そば、どなたかが世話をしている小さな花壇でキバナコスモスがきれい
気が付けば蝉の声は秋の虫に、エンマコオロギ、カネタタキ、ツヅレサセコオロギ、ミツカドコオロギ
 

またあらわれました。今日は誰かが折ってしまったようです
傘の上中央にかさぶたみたいに破片が残っている

おかげで内被膜(つば)とひだが見えました
オオシロカラカサタケ 大白唐傘茸 消化器系の毒キノコ
Chlorophyllum molybdites ハラタケ科 カラカサタケ属
とにらんでいるのですが・・・
ひだは柄から離れている隔生で、幼菌で白く、成菌では暗緑色
 
柄に茶色のささくれ模様があるとカラカサタケ(食用キノコ)
マントカラカサタケ、子カラカサタケというのもある。
コカラカサタケと、オオシロカラカサタケは傷つけると「赤変」するという
こんど見かけたら、やってみないと・・・今朝のはもう誰かがもっていっちゃってたしかめられないので・・・
キノコ、難しいです
 

コサギ 小鷺 Egretta garzetta サギ科 コサギ属
今朝はアオサギがいなくてコサギがいた。双眼鏡を向けたら飛んでしまいました。ごめんなさい
 

コメヒシバ 小雌日芝
Digitaria radicosa (J.Presl) Miq. イネ科
radicosaは「根が多い」
平滑な花軸が2~4本程度一か所から出ている
注意してみてみると、あるなと気が付くようになってきた。区別がつかなくてこれが大きくなるとメヒシバになるのだと思っていた。
 

ヒユ科 イノコズチ属 Achyranthes
イノコズチ(ヒカゲイノコズチ)なのかヒナタイノコズチなのかよくわからない
ヒナタ日向は毛が多い・小苞の基部の付属体が小さいそうだ
 

ナガコガネグモ Argiope bruennichi コガネグモ科 
ことさらに目立つ白い網(かくれ帯)の後ろに隠れるようにしている
帯だったり花のようだったりするようだ
 
 
スグリゾウムシ ゾウムシ科 クチブトゾウムシ亜科
としておきます
アレチヌスビトハギを撮りに近寄ったらいたカメムシか、ゾウムシか
写真を撮って帰宅して、ネットの図鑑をいくつか検索して調べる。これが近頃の楽しい時間となってきました。
 


キキリッと声が聞こえて、いるなっと探したらなんと2羽・ツーショット
双眼鏡のレンズをスマホにくっつけて、ぼんやりだけど撮れてよかったよかった
カワセミ 翡翠 Alcedo atthis カワセミ科 カワセミ属
 

ママコノシリヌグイが開花してないかなと覗き込んだら、黒っぽいイトトンボがいました
もしかして、クロイトトンボの雌かなおもいますが、まったく自信ありません
 


土手をあがると、ペアになったトンボが次々風上へと頭上を越えていきます
秋になったんだなとの実感しきりです
アキアカネかナツアカネ、あるいは別の種かもしれません
 


土手の北側はキンエノコロの金色が輝いています
コツブキンエノコロというのがあるそうで、これは上級編なので手が出せない
キンエノコロ 金狗尾
Setaria pumila (Poir.) Roem. et Schult.
セタリア プミラ pumilaは「矮性の」
イネ科 エノコログサ属
 
 
アイノコセンダングサ(合いの小栴檀草)かなと撮りました
コシロノセンダングサははっきりとした白い舌状花あり
白い舌状花がみられるのをアイノコセンダングサという
これがそうかなと撮ったのだけれど、、、YListにはない、いきもの調査にもない
 


一輪一輪咲いているのもいい。こうして覆い尽くすように咲いてるのもさわやかな色がいい
マルバアメリカアサガオ 丸葉亜米利加朝顔 ヒルガオ科 サツマイモ属
Ipomoea hederacea Jacq. var. integriuscula A.Gray
hederaceaは「キヅタのような」
 


キンエノコロとムラサキエノコロ、アキのエノコログサの先初めが区別つかなかった。こうなってくるとムラサキエノコロとしてよさそう
ムラサキエノコロ 紫狗尾草 イネ科 エノコログサ属
Setaria viridis (L.) P.Beauv. f. misera Honda セタリア ビリディス ミセラ
Setaは「剛毛」、viridis は「緑色の」、miseraは「貧弱な」
エノコログサの中で刺毛・剛毛が紫色のもの。エノコログサより穂が短くて茎も細い感じがする。
 
 

先日のミヤギノハギとは別の場所・クズの葉にいました
北上してきて秋によく見られるようになり、冬は越せないのだそうだ
黒潮に乗ってくるチョウチョウウオの仲間やスズメダイの仲間・死滅回遊魚を連想する
 


黄色いつぶがポロリと落ちて飛びました。探して撮ったらテントウムシの様です
白いのが胸部で黒い紋がある。黒い眼と合わせて黒い点が4個。うどんこ病菌を食べるそうで、これはありがたいテントウムシではないですか、ちっとも知らなかったよ。
キイロテントウ  Kiiro koebelei テントウムシ科
 


イヌビエ でいいのかな

 イヌビエ イネ科 ヒエ属
Echinochloa crus-galli (L.) P.Beauv. var. crus-galli
エキノコア クルスガリ クルスガリ
crus-galliは「鶏の蹴爪」
穂だけ見てイヌビユなんかと区別つかないと思っていたけど、葉を見てまず落ち着いてみなくちゃ。イヌビエはイネ科。そして葉舌がなくて無毛
 

なんと、昨日、大雨で橋の上まで水が来てたそうです
この橋は外れてしまっている。水の力はほんとに恐ろしい。それを目の当たりにした。

落ち着いた水面に、メダカ
野生のミナミメダカだろうか
 


ときどきこうしてぺたりとうずくまっているカワラバトを見かける

今日は短時間でしたが、面白い散歩になりました



 
 

220918

2022年09月18日 | 生物
バッタを良く見かけるようになりました
ツチイナゴ
長目の眼の下に黒い線・流れがあって、涙目。鳥で言うと過眼線か。成虫で冬をこすバッタはこの種だけだそうだ。
 
 

ウンモンクチバ でいいのかな? ヤガ科
 


クサギ あちこちにこうした若木をみかける 7~9月、成木なら今が花期。
 

他の花をバックに見るヒガンバナも美しい
 


土手のツルボが咲きそろって来ました
 


道沿いのヒガンバナ、歩くのが楽しくなる
 


ホシハラビロヘリカメムシ
一対の黒い点・星が特徴
 

ミヤギノハギとおもわれますが、旗弁が細長いからちがうかな?
萩は、萩も?良くわからん
科博の講座で、「萩の分類」を受講したことがある。
マメ科の花の構造は、後ろに立つ旗弁2枚、左右を固める翼弁2枚・竜骨弁2枚。
この翼弁と竜骨弁の長さを測り、記録して比べる実習。
地道な研究の一面を垣間見た。萩って難しいと思った。
で、結局、身近な萩の見分け方は・・・よくわかんなかった。
葉でも種・品種の違いが判ると思うけど。
この萩、竜骨弁がだいぶ長く飛び出ている。そして旗弁が細い。何萩だい?
 
・・・で、萩もわからん の「も」は、アザミ。
同じく科博の講習でアザミの研究者の先生のお話を聞いたけど、これもアザミにはいろいろあるんだな、分類が難しいんだなとわかったけれど、だから身近なアザミがわかるようになったかっていうと、よくわからないまま今に至る。
 
 

イタドリ
遊歩道の対岸に生い茂るイタドリがオオイタドリだとおそわった。同じだと思ってた。あらためて違いを調べてみた。
このイタドリは、葉の柄の方・基部が切型・平らで、オオイタドリはハート型。
オオイタドリの方が全体に大きい。
そしてイタドリは雌雄異株だそうで、次はこれを確かめてみよう。この写真は雄しべが見えるようなので雄株かな。