今年からはじまった吹奏楽アカデミーの第1回演奏会に行ってきました
学生さんは(たった)8名 3月まで高校生だったとはとても思えない堂々とした演奏でした
2曲目は8名だけの室内楽のような美しい演奏でした
講師の先生方が加わっても20名ほど
先生や、指揮者の方が、かわるがわる、アカデミーのめざすところや今日の曲目について
丁寧な解説を加えて下さって、学生さんにとっても私のような聴衆にとっても贅沢な演奏会でした
アンコールは
エルガーの「愛の挨拶」 と ケネス・アルフォードの行進曲「ナイルの守り」
「皆さん、マーチを聴いて元気よくお帰り下さい」・・・と指揮の下野竜也さんはお話が面白い
8名や20名でも吹奏楽ができるのか?
これはハンデではなくて貴重な試み・体験ととらえている・・・ということでした
少子化や地域性などで、少人数でも音楽ができる、それはどんな形で?
これから来年・再来年・4年生となって、人数が増えて、普通のあるいは大編成の吹奏楽がどう育っていくかも楽しみだけれども
今日の演奏も素敵だった
この学科では吹奏楽指導者となる勉強をされるそうで、
ぜひ、学校の部活動だけでなく、大人の吹奏楽指導にも取り組んでもらえたら・・・と思ってしまいました
自分のいる吹奏楽団も30数名で、普段の練習は欠けたパートばかりだけれど
丁寧な演奏や、バランスを考えた演奏で、こんな風に美しいハーモニーが作れたらいいなと思いました
音大だから偏った少人数編成でもそれに合わせて演奏会用の編曲ができるのだろうけれど
今日の演奏を聴いて、自分のいる吹奏楽団でも、少人数でなにかできたらいいなと思いました
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