海津市平田町の秋葉神社で行われる正月行事の一つ 「 火を崇め火伏を祈願する 」 神事、左儀長を見てきました。
毎年、2月第二日曜日に開催が決められています。
400年ほどの歴史をもつ岐阜県の重要無形民俗文化財です。
高さ約6m、重さ約1.5tの 「 竹神輿 」 が境内に運び込まれてきます。
町内ごとに1基づつありますが、俵町は3基作ってありました。
神輿を回しながら指定の場所にもって行きます。
そろいの長襦袢に白足袋姿の若衆。
奇抜なメイクを施した歌舞伎ものたちですね。
宮司の手から神前の忌火が藁にうつされます。
若衆の持つ藁で、 「 竹神輿 」 に火がつけられます。
火は勢いよく燃え上がり、すぐに大きな火柱になります。
火が落ち着いてくると、若衆が水に浸した縄を持ち神輿の周りを右往左往跳び周り、神輿を恵方の方角に倒します。