ぼざろ劇場総集編のBDを購入。
発売日より1日早くフラゲできました。
アニプレックスの通販を利用したのですがダンボールが宅配テロ!
テロや!これはテロやで!
とはいえ露骨にキャラの絵が載っているわけではないですしカッコイイ雰囲気ではあります。
側面におもいっきりタイトルが書いてあるけど。
5種類から選べる特典は喜多ちゃんのものにしました。
なにやら喜多ちゃんとぼっちちゃんの特典は人気らしく遅れて届く分が発生しているとか。
早めにポチっておいてよかった。
劇場総集編を映画館で観たときの文化祭ライブは不思議なことにTV放送よりも感動しました。
大音響で聞く長谷川育美さんの声も最高だった・・・
なんて思い出に浸りながらBDでも楽しんでいこうと思います。
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginning」を観てきました。
シャニアニとSEED FREEDOMの上映がひと段落して当分は映画館に行くこともないかと思っていたら
今度は新しいガンダムが始まるとのことで一応チェックしておきたくなりました。
観る前の期待値はゼロというとなんですが
正直なところ期待が高まるほどの情報が事前には出ていない中で観に行きましたがなかなか楽しめました。
ジークアクスの舞台は宇宙世紀であり正史とは異なる流れの一年戦争から始まります。
映画の1/3ぐらいは「ギレンの野望」のアニメ化状態。
シャアがサイド7に潜入してガンダムを強奪。ついでにペガサス(正史でいうホワイトベース)も強奪。
ジオンは強奪したガンダムを解析して製造。
ジークアクスは後の時代にジオンが作ります。
ザフトみたいなことをその原点であるジオンがやっててちょっと面白い。
で、一年戦争終盤にまさかのアレが量産されたりしてしまって宇宙はジオン優勢の状態で一年戦争終結。
パンフレットを読むと一年戦争パートは仮想戦記としてかなり練られているようで
ガンダムファンとしては新しい楽しみを提供してもらえました。
シャリア・ブルが乗っていたMAの名前はパンフレットで明かされていてまさかそれを拾ってくるのかと驚きでした。
そこから5年後U.C.0085にアマテたちの物語がスタート。
戦時ではなく平時が舞台であり、
アマテが鬱屈としたところからの開放をジークアクスやクランバトルに求めている様子なのが今風のガンダムなのかなと。
ジークアクスで戦った後に門限を気にして帰宅しているアマテのギャップが可愛いかった。
そんな女子高生主人公にゴリゴリのガンダム要素であるニュータイプやサイコミュを絡めているのが
これもまた新しい切り口で、TVで続きを見るのが楽しみになりました。
「最高のステージでした」
プロデューサーが言ったこの言葉に尽きる最終回でした。
ファーストライブはステージとその裏側をドキュメンタリーのように見せていくスタイルでしたが
全国ツアーは真乃の思いを引き立てるように描かれていてそれぞれ違った趣きがあります。
「プリズムフレア」のライブシーンは23人のアイドルを次々と入れ替え多彩なカメラアングルで映していくので
先行上映では推しを絶対に見逃すまいと必死になっていたのを思い出します。
これまでのライブシーンからアイドル達のパフォーマンスもアニメとしての表現もレベルアップしていて
ラストを飾るに相応しい見応えがあります。
2番のサビでお当番回のあった咲耶、千雪、愛依、ちょこ先輩、透が順番に映るところめっちゃ好き。
TV放送では1週間ごとにじっくりと内容を噛み締めて視聴してきたことで
ライブの最後に透と真乃がこっそり視線を向け合うシーンは先行上映よりも心に響きました。
真乃はライブを行う度に灯織とめぐるをチラっと見ることがなくなっていき練度の向上が描かれているのですが、
そんな真乃が最後の最後で敢えて透と視線を交わすことで2人が気持ちを通わせていることが伝わってきます。
これまでの交流や「星の数だけ」「いつだって僕らは」のステージを経てのことなので本当に尊い・・・!
シャニアニでの真乃は最終的に「笑顔になって前を向いてくれる人がいる限り立ち続ける」という思いに辿り着きます。
先行上映で事前に結末を把握した上でセカンドシーズンを見直すと
真乃がそういう思いに至るためのポイントが随所に存在しており、
TV放送でそれらを見つける度にどんどんと線が繋がっていくようで楽しくなりました。
シャニアニは静かで穏やかな雰囲気でありながら動的なアニメにも負けないぐらい心を揺さぶられ、
先行上映の感想でも書きましたが私の中のアニメ史にずっと名前を残す作品になりました。
放送は終わってしまいましたがセカンドシーズンの円盤も予約しているので
新作の「SHHis」を楽しみに待ちたいと思います。
一時停止も戻りもできない先行上映では気を抜くと置いて行かれそうになった透と真乃の会話。
第6話に続いて今回も最終回に向けて改めてしっかり見直したい話でした。
SNSでの予期せぬバズりによって多忙となった透。
透からすれば自分は何も頑張っていないし第6話で真乃が話していた嬉しい気持ちも見つけられないままで
虚しいだけだったのでしょう。
でも真乃だって手探りで進んでいる最中であり、それでも話していると透を笑顔にしてくれる。
真乃のようなアイドルになりたいという透の目標が見えてきて、
真乃もまた透との交流から自分の気持ちを伝える方法を考えるようになります。
そんな2人の心情を表してか2人が屋上にいたときの空は第6話のときより雲が少なく良い天気でした。
どことなくイルミネの3人っぽい色のイルミネーションに囲まれて歩いているノクチル。
最終回ではイルミネによってノクチルが背中を押されるような流れがあり、それを知った上で見るとエモい。
現実世界はそろそろ落葉かどうか微妙な頃ですがシャニアニの世界ではまだ見ごろでしょうか。
シャニアニは季節の進みが現実とほぼ一致していることがリアリティの補強になっていて良いですね。
今回はセカンドシーズンでは特に好きなちょこ先輩回です。
この話のために第3章の先行上映は4回観に行きました。
しかしTV放送を改めて冷静に視聴することで、先行上映では大スクリーンに映るちょこ先輩の可愛さに見とれたり
爆音で流れる白石晴香さんの声に聞き惚れるあまり内容を把握しきれていなかったのだと痛感しました。
ちょこ先輩のなりたいアイドル像って1人で悩んだ末に導き出したものと、
放クラの他の4人からの話を聞いた後で変化していたんですね。
最初はあすみちゃんの夢を代わりに叶えることから自立して胸を張っていきたいというように語っていましたが、
合宿前に自室でアンケート用紙に記入していたときの表情からするとしっくり来ていなかった様子です。
で、ちょこ先輩の話を聞いた他の4人はこれまでのちょこ先輩の振る舞いやあすみちゃんの夢を叶えることを否定せず
自分たちも「友達の夢を叶えたい」と言っていました。
ここでの「友達」はちょこ先輩でありあすみちゃんのことでもあるのでしょう。
ちょこ先輩はあすみちゃんの夢を代わりに叶えることは何も悪いことではないと気付かされて、
最終的に辿り着いたアイドル像が「一緒に夢を叶えていけるアイドル」だったのです。
ええ話やん・・・
映画館では没入しすぎたり台詞を聞き逃すまいと力が入りすぎて逆に物語を咀嚼しきれていませんでした。
ちょこ先輩のお当番回でありながら、
1人の夢を放クラ全員のものとして一緒に叶えていこうとする放クラの良さも伝わってきて本当に素晴らしい話だなと。
この回を経てちょこ先輩は面白くて可愛いだけのキャラクターではなく複雑な感情を持った人間なのだと見方が変わり、
ちょこ先輩をますます好きになれました。