アドミラル・ヒッパーでピットロードコンテストに応募しました。
2018年に一度完成させたものであり、コンテストへの応募にあたって色々と追加工作を施しました。
結果は金賞です。
選出くださった審査員の皆様ありがとうございました。
ピトコンでの金賞は2022年のクインシー以来で2回目です。
戦艦少女Rだけでなくアズールレーンをきっかけに製作した艦船模型でも金賞をいただけました。
ピットロード(トランぺッター)の1/700 クイーン・エリザベス 1918を製作しました。
まだ改装がされていない第一次世界大戦時の姿です。
2023年7月26日完成。
アズールレーンでクイーン・エリザベスのMETAが実装されてかなり好みだったのと、
クイーンズオーダーズのOVA化もあってこの艦を作るには良いタイミングでした。
アズレンのクイーン・エリザベスはモチーフがプラモでいうところの1941ではなく1918とみられるのでそれに合わせています。
ちなみにTVアニメ版に登場する艦船も1918のような感じです。
・エッチングパーツや金属砲身を組み込み
・前部マスト頂部は真鍮線で自作、後部マスト頂部は横桁だけ真鍮線に置き換え
・水平面やその他の細かい所の塗り分けを説明書の指示よりも増やす
・舷側の目盛みたいな線は喫水線とまとめてマスキングしてエアブラシ塗装により再現
詳細不明ですが排水口からの汚れを目立たなくするための塗装でしょうか?
この他にも色々と手を加えてはいますが考証の正確さはほとんど気にしていません。
調べた範囲でざっくりと第一次世界大戦時だったらOKというスタンスです。
製作にあたっては電子書籍の「Queen Elizabeth Class Battleships」を購入し
掲載されている写真やHPモデル製レジンキットの完成作品を参考にしました。
本作は2023年のピットロードコンテストに応募し銅賞となりました。
2022年にクインシーで金賞を頂いたばかりなのもあり露骨に入賞を狙う感じのもので応募したくはなかったので
クインシーと異なり工作や塗装によるコンテスト向けのアピールが困難な艦でいかに魅せるかをテーマに製作しました。
選出くださった審査員の皆様、ありがとうございました。
締切前日まで作業していてかなり危なかったですが間に合いました。
応募作は結果発表後に公開予定です。
↓これは昨年の応募作
昨年腕試しにクインシーで応募したらまさかの金賞を頂いてしまい今年は何を作って応募しようかと悩みました。
クインシーよりもさらに確実に入賞が狙えそうな大型で迷彩も複雑な艦を考えてはみたものの
それだと単に手間が増えただけの作品にしかならず今の自分が作ってもクインシーを超えるのものにはならないので却下。
なので逆にクインシーよりも入賞が難しそうな艦でどこまで行けるかに挑戦することにしました。
・迷彩ではなく単色塗装
・造形がシンプルで武装も少なく、精密感のアップに頼った作り込みがやりにくい
上記を念頭に置きつつ、コンテスト開催の告知があった頃に丁度作りたくなった艦が合致したのでそれで応募しました。
果たして結果はどうなるでしょう?
話は変わりますが「アズールレーン Queen's Orders」のOVAが届きました。
クイーン・エリザベスが主役のスピンオフです。
このところコンテストに向けてあたふたしていたので休憩がてらじっくり楽しむことにします。
ピットロード(トランぺッター)の1/700 クインシーです。(USS Quincy CA-39)
2022年7月23日完成。
第31回ピットロードコンテストにて「単艦部門 金賞」となりました。
迷彩は第1次ソロモン海戦時のものをイメージしており、
その時期に合わせて細かい装備品の位置を変更したり格納庫の外壁にある謎の棒状パーツなど追加しています。
ホワイトエンサインのニューオーリンズ級用エッチングパーツやナノドレッドの機銃でディテールアップしています。
ナノドレの単装機銃はそのまま使用すると防盾のスリットが埋まった状態になるので
防盾を削り取ってからエッチングの防盾を改めて取りつけています。
私がクインシーを知ったきっかけは戦艦少女Rです。
アホなようで強くネタキャラとしても面白味があって好きになりました。
ならば艦船模型も作ろうと思い数年前にこのキットを購入したのですが
当時の力量ではとても完成させられるものではないと思い製作に取り掛かれず仕舞いでした。
ただ、いつかクインシーを納得できる形で完成させられるようになろうと艦船模型を作り続け、
必要なスキルを一つ一つ身に着けていき、数年がかりでようやくそれが結実しました。
有り難いことにピットロードのコンテストで金賞もいただけて、
私にとってクインシーは艦船模型の集大成といえるものになりました。
ピットロード(トランぺッター)の1/700ヴィットリオ・ヴェネトです。
2021年7月24日完成。
第30回ピットロードコンテストにて「入賞」となりました。
製作当時はアズールレーンでなかなかヴェネトが実装されず、待ちきれなくなってプラモを作ることにしました
で、長期間ダラダラと作ってる間に実装されて本作の完成よりも先を越されてしまいました。
ホワイトエンサインのリットリオ級用エッチングでディテールアップしています。
しかしリットリオ級用という商品名ながらも実際の中身はローマに合わせることを最優先にしたものです。
例えば、手すりはおそらくローマのキットに合わせた長さのものになっており、
ヴェネトの場合はそれをカットしたり継ぎ足したりして合わせる必要があります。
その作業自体は別に構わないのですがどのエッチングをどこにどう合わせるかの説明が丁寧にはされていないので
現物合わせで「多分こうかな…?」という感じで取り付けていくことになりました。
主砲、副砲、高角砲にはマスターの金属砲身を使用しました。
機銃はナノドレッドやNEシリーズといった別売りパーツが存在しないのでキットパーツの銃身を細径化しています
模型誌にていただいたコメントだとこの作業は評価して下さったようです。