1/100 MG フォースインパルスガンダムSpecIIが完成しました。
この記事を書いた2024年12月時点ではMGでフォースインパルスガンダムSpecIIは発売されていません。
そのためSpecIIではない通常のMGフォースインパルスガンダムを基に製作しました。
ここから作業内容について。
頭部は後ハメ加工を行うことでヘルメット側面の合わせ目を消しつつ顔を塗装後に組めるようにしています。
マスクや目、頬当てはアニメの3Dモデルや作画等を参考に加工。
胸のV字は先端をシャープ化。
黄色いパーツを削った分だけ青いパーツに隙間が出来てしまうのでパテで埋めています。
コアスプレンダーは機首を折り曲げた際に露出する断面にあるモールドを設定画に合わせて修正。
背中にフォースシルエットを付けたら隠れてしまうのでほぼ自己満足の工作です。
つま先はモールドを追加。
設定画やアニメだと存在するのになぜかキットでは再現されていません。
フォースシルエットは横に広がった翼が折り畳みギミックのために中央で分割されているのを一体化。
折り目となる部分にはモールドを入れています。
試製35式改レールガンはHGCEゲルググメナースから流用しMGインパルスの手で持てるように改造。
内部にネオジム磁石を仕込んで腰にマウントできるようにもしています。
1/144のガンプラに持たせると大きい印象のレールガンですが
そのおかげで1/100に持たせるとさほど違和感がなく今回SpecIIを製作するにあたっては助かりました。
ここまでに挙げた以外にも細かい修正作業を色々と行っています。
塗装ではSpecII特有のくすんだ色味を再現しています。
フレームはメタリックで。
機動防盾は中央のノズルをアニメ準拠で塗り分け。
裏面は白や赤のピンが露出するのでメタリックで統一するように塗り分けています。
他にも胸部のCIWSやコアスプレンダー下面等もアニメ準拠で塗り分けています。
注意書きのデカールはMGナラティブガンダムC装備Ver.KaやゼータガンダムVer.Ka等のものを使用しました。
ポーズを色々と。
「SEED FREEDOM」でインパルスがフォースシルエットに換装して決めポーズを取ったところで
BGMが「対決の刻」の「覚醒シン・アスカ」パートになるのは気分が盛り上がりました。
特別版上映や円盤での修正にて登場したミーティアとの合体形態。
MGのフォースシルエットには翼を引き出して角度を変更できるギミックがあり
それを利用すれば翼を後ろに畳むのも再現可能です。
ただし肝心のミーティアが1/100では存在しないので心の目で見て楽しみましょう。
「SEED FREEDOM」にフォースインパルスガンダムSpecIIが登場することは映画の公開前から発表されており、
新メカ達に混ざってインパルスが続投するのはどういうことだ?と気になっていました。
そしていざ映画を観てみたら後半の戦いで大活躍。
「SEED DESTINY」が放送されていた頃からずっとインパルスが好きで、
デスティニーガンダムSpecIIからのデュートリオンビームによる給電のように新たな名シーンも生まれて感激でした。
「SEED FREEDOM」から最初に作るガンプラは絶対にフォースインパルスガンダムSpecIIにしたくて
映画の公開を18年間待ち続けた思いを込めてこの度完成となりました。
最後に昔製作したMGフォースインパルスガンダムと一緒に。