2023年に遊んでフルコンプに至ったエロゲを紹介します。
■廃村少女~妖し惑ひの籠の郷~
雰囲気に惹かれて体験版を遊んでみたら面白くて製品版が発売されてから一気に進めました。
暗いシナリオのニッチなゲームかと思いきや純愛路線のルートもあって意外でした。
当時はXではなくツイッターでしたが、ツイッターに何気なくつばめルートが好きだと感想を書いたら
つばめ役の赤月ゆむさんからリプライをいただけてめっちゃ嬉しかったです。
■創作彼女の恋愛公式
明羽杏子さんの過去の出演作でセンターヒロインの逢桜を演じておられます。
様々なクリエイターの思いが熱を込めて描写されており、
武器を持って戦闘をするわけでもないのに手に汗握るシナリオでした。
逢桜ルートでは逢桜の生死はボカされ気味?でしたが
他のルートではお亡くなりになっているのかなと思わされるものもあって
後から読み返しても新たな発見がありました。
■カサブランカの蕾
「廃村少女」でファンになった赤月ゆむさんの過去の出演作。
しかしうっかりこのゲームで遊んでしまったばかりに凶悪なヒロイン達からトラウマを植え付けられるハメに…
1周目にクリアしたのは平山ミク。
他のヒロインと付き合っている状態の主人公にしか興味が無いという鬼畜ヒロイン。
主人公が紆余曲折を経てミクと向き合いハッピーエンドになるかと思わされて捨てられます。
2周目は椎名ユリ。
主人公を自分に縛り付けてから遠くに離れていく鬼畜ヒロイン。
ユリに離れられたのは主人公の自業自得という他ないのですが
それでもラストシーンでのユリの狂気はかなりのものです。
元はといえばこの子が黒幕なのにさあ…
で、最後に残しておいた赤月ゆむさん演じる四條カナはどんな恐ろしいヒロインなのかとビビりながら遊んでみました。
主人公がカナに脅迫されるところから関係が始まりますが
結末は爽やかなものでトラウマなんて一切ありませんでした。
恋人関係でも友達でもない、主人公とカナならではの関係が魅力的なシナリオでした。
赤月ゆむさんの声がトラウマにならず純粋にファン度が高まったのは良かったかもしれませんが
どこかでトラウマを期待していた自分もいるのが複雑なところです。
本作のEDテーマ「空恋(Summer memories Ver.)」が印象的だったので
「Summer memories Ver.とは何だ?」と調べてみたら元は「ソラコイ」というゲームの歌でした。
そんな「ソラコイ」も後で出てきます。
■フルキスS
戯画のファイナルセールで大量に買ったゲームの中から何か遊んでみようと思いプレイ。
キスシリーズは遊んだことなかったのですが素朴なシナリオを丁寧に作られているんだなと感じました。
本作をきっかけに新條悠を演じておられる月野きいろさんのファンとなり新たな沼が進行していきます。
■恋にはあまえが必要です
明羽杏子さんが出演されているということで買ったHOOKSOFTの新作。
満留のゲロ演技が見事でますます明羽杏子さんのファンになりました!
そして月野きいろさんも出演されており、氷華にゃんのシーンは凄まじい破壊力でした。
■神待ちサナちゃん
月野きいろさんの過去の出演作。
もう沼から抜け出せません。
実はゲーム自体は前々から気にはなっていたのですが遊ばずじまいでした。
話はひげを剃って女子高生を拾うヤツのR18みたいな。
主人公とサナに希望が見えるルートがあれば、希望が見えているようで暗闇を進み続けるルートもあり。
個人的には後者が好き。
■俺の恋天使がポンコツすぎてコワ~い。
好きな声優さんであるはちみつこさんがセンターヒロインのラブミエール役で出演されておりOPも歌われています。
発売当時にラブミエールと琳果だけクリアして放置していたのをゴールデンウィークを利用して進めました。
月野きいろさんが詩役で出演されていて、詩ルートの最後はかなり泣けました。
■となりに彼女のいる幸せ コンプリート
・となりに彼女のいる幸せ ~Two Farce~
・となりに彼女のいる幸せ ~Two Farce~ セカンドサマー
・となりに彼女のいる幸せ ~Winter Guest~
・となりに彼女のいる幸せ ~Summer Surprise~
・となりに彼女のいる幸せ ~Curious Queen~
プレカノのファイナルセールで購入。
クセの強いヒロイン達との日常と共にライトな恋愛が進んでいき、一見どこかで飽きるタイミングが来そうながらも不思議と飽きずに遊べました。
■ソラコイ
先にも書いていた通り「カサブランカの蕾」のEDテーマが元々は本作のものだということで興味を持ちました。
テキストに誤字脱字が多々ありますがそれが帳消しになるぐらい個人的にはぶっ刺さるシナリオでした。
物語の核心となるソラルートを終えてから流れるEDテーマであり本家の「空恋」にウルっときて、
その後にやってくるネタバラしは衝撃でした。
主人公とヒロイン達は映画研究会に所属しておりそれぞれの目標に向けて頑張っていくのですが、
その物語は全て映画の中での出来事だった!?
でも映画の中だと断言もしにくく様々な解釈ができ、
私としては初めてエロゲでネット上の考察を読み漁りました。
そういった背景もあり主人公とヒカリ、ソラの関係はこの先ずっと私の心に残るんじゃないかと思えるほどのものでした。
■俺の瞳で丸裸! 不可知な未来と視透かす運命
お気に入りのブランドであるHULOTTEの新作。
明羽杏子さんがリュシィ役で出演されておりOPも歌われています。
リュシィは凛としてカッコいいけれどおっちょこちょいな女騎士でチョロイン。
おバカなセリフを明羽杏子さんが熱演されていて大笑いしました。
でも本質は洋風大和撫子という他ではあまり見ないタイプのヒロインであり、
随所で描写されるリュシィの健気さにはグっと来ました。
最後までルートロックがかかったままのエリシュカルートはHULOTTEらしくエリシュカを救ってハッピーエンドかと思いきや
主人公もまた救う必要があるというのがいつもと違うパターンでしょうか。
他のヒロイン達のルートで登場した道具をエリシュカが集約しそれによって主人公を救う流れは圧巻でした。
エリシュカ役である小波すずさんの叫びも凄かった。
■シャムロックの花言葉
「カサブランカの蕾」と同じくDOLCEから発売されたゲーム。
男の主人公が存在せずヒロインの視点で進んでいきます。
酷い境遇のヒロインがどうにかして抜け出そうとする物語であり遊んでいて明るい気持ちになれるシナリオではないですがそういうのを求めるならうってつけでした。
■花鐘カナデ*グラム Chapter1 小桜結
絵柄が可愛くて気になっていたのを遊んでみました。
後輩ヒロインの結が先輩の主人公を慕いつつ誘惑してくるのが可愛い。
過去シリーズ?との繋がりとかは全然知らずに進めたのでファンタジックな要素が出てきたのは予想外でした。
今後月野きいろさんが演じておられるコトナのパートも発売されるので機会があれば遊んでみようと思います。
■AMBITIOUS MISSION
発売当時に買って積んでいたのをプレイ。
大切なものとはなにか、価値とはなにかといったテーマには共感できるのですが妙に小難しい話が出てきたりもします。
主人公やヒロインと対立しているオッサンに投資がどうとかの話をされたときは
一体自分は何をやっているのかと思わざるを得ませんでしたw
そんなオッサンを欺いての、最後の最後での怪盗ミネルバの登場による逆転は熱い展開でした。
月野きいろさんが虹夢役で出演されていて、いくつかのパロディシーンには思わず笑ってしまいました。