千雪が甘奈に貸したアプリコットはファーストシーズン第3話で引っ越しの荷物の中に登場していました。
先行上映の後に最初から見返したときに伏線があったのかと気付いて驚きました。
声優さんがファーストシーズンの振り返り配信か何かで「この雑誌はアレだ!」みたいに話しておられていても
私にはなんのことかサッパリでしたが、今になって分かるようになりました。
そんなアプリコットのカバーガールを巡っての物語に先行上映では心を揺さぶられ、
話を知った上で見るTV放送ではある程度落ち着いて視聴できました。
甘奈も千雪もそれぞれ互いがカバーガールに相応しいと思う気持ちと自分がやりたい気持ちがあり、
けれども甘奈は辞退しようとしたらデキレースで甘奈の勝ちが決まっているという・・・
初見では一体どうやって収拾つけるんだと頭が痛くなる一方、シャニアニはこんな話もやるんだと惚れ直しました。
(とはいえ元々はenza版にある話であり、私も先行上映の後でプレイしました)
反対ごっこを通して決して口には出せないし考えたくもない、
けれども抱えてしまっている気持ちを吐露するというのは見ていて辛いですが
彼女たちなりの解決策が見つかったことは嬉しかったです。
それと同時に彼女たちの人間としての厚みが増して見えるようにもなりました。
TVで冷静になって見ていて思ったのですが反対ごっこ中の叫びの演技が凄すぎる。
叫んでいはいるけど本気で叫べていない様子とか、
三者三様に考え抜かれたであろう叫び方をしていて声優さんの力を感じました。
今回の話で先行上映第2章は終わりでした。
シャニアニでしか味わったことのない感情のまま映画館を後にしたのを思い出します。