さて・・・・新しい車を手に入れて有頂天に達している工場長・・・・かと思われがちですが、本当はそんな事全くありません。 というより そんな事、どうでもよくなってしまうような重大な事実が私の耳に飛び込んできてしまいました。
この事実は・・・・いつかそんな日がやって来るだろうな!って、自分では理解していた事でした。しかしそれが遂に現実になると思うと やはり やりきれないものもありますね・・・。
この話は・・・・本当はこのブログに書くべきものでは無いものでしょう。でも、自分としては あえてブログに書く事で今までの自分の考えを整理する良い機会となるのではないかな?と思い書いてみることにしました。
2月下旬から 出張やら何やらで非常に多忙な毎日を送っていました。会社に居る時間も少なかったので社内の噂話にも聞き耳をたてる事が出来ずにおりました。そんな時、久しぶりに会社に出社して溜まりに溜まった自分のデスクワークを処理している時、社内メールが届きました。
「・・・・未だご存知の無い方もいらっしゃるでしょうが 経理部署の○○さんが3月14日を以って退職されることになりました。 つきましては・・・・・・・。」
あまりに急な事だったので その理由もハッキリとは知りませんが 噂ではもうすぐ結婚するとのことでした。
○○さんとは・・・・私がかねてから想いを寄せていた女性だったのです。とは言っても、過去にキチンと告白し、その結果、見事にふられてしまった相手でした。
初めて出会った時の印象・・・・彼女が入社してきた時、とてもおとなしくって綺麗な子だな!という感じがしました。それからしばらくして・・・恐らく1年ぐらい経った ある会社の飲み会の時だったと思います・・・初めて彼女と会話をする機会がありました・・・・下世話な世間話から生年月日、血液型など とりとめの無い会話だったと思います。 そんな会話の中、彼女の誕生日は 私の1日前であることが解りました。何故か、その事が気に掛り、いつの日か彼女の事を想うようになりました。とはいうものの、彼女とは誕生日こそ1日違いではありますが 年齢的には10歳も年下だったのです。
もともと女性と会話をすることが苦手な私にとって、彼女への想いは一体どうしたものか?何故にこんな気持ちになってしまったのだろうか?と自問自答する日々が続きました・・・。それに自分は技術職、彼女は経理にいる事から普段の接点は全くありません。たまに会社帰りの電車の中でつかの間の会話をするだけでした。
ついに私は意を決して 彼女に想いを伝えることにしました・・・それも手紙という形で・・・。今考えると 一体何を書いたのかは良く思い出せませんが、ただ、好きだ!という事を伝えたかっただけだと思います。
しばらくして・・・彼女に手紙の返事を聞きました・・・・その答えは自分でも解っていた結末でした。
それからというもの・・・・彼女は同じ会社にいる訳ですから何かあれば顔を合わせることもありました。私にはそれが辛くて耐えられなかった・・・・・そんな日々が続きました。
やがて時が過ぎ、自分もこう考えるようになりました。
今でも○○さんを想う気持ちに変わりはありません。でも彼女が幸せになれるのであれば自分は喜んで祝福しますよ!という気持ちで一杯なんだよ・・・・!って。
こんな事があった事を知る会社の同僚は結構多い(自分がしゃべり過ぎたからか?)のですが、今回、彼女が退職する事を知り 改めて自分の気持ちを整理したく このような事を書いてしまいました。
親愛なる○○さんへ・・・・
私は今、人生を生き抜いている真っ最中ですが・・・真面目な話・・・貴方を想うことで一杯の喜びや悲しみを学びました。私は本当に貴方に出遭えて良かったと感謝しています。そして私からの最後のお願いは・・・自分にとって最高の人生を送って欲しい・・・という事です。
3月14日・・・・銀河・あかつき・なは が消える・・・・。
そして・・・・○○さんも居なくなるのか・・・・・。