今日は建国記念日・・・・週中の水曜日が休日というのは 本当に良いものです・・・(謎)
そんな休日・・・このところ休日でも早起き(歳のせい・・・?)をしている工場長ですが 今日も例外無く6時に起床してしまいました。 まずは雨戸を開けてみます・・・・この時期、日の出は6時30分過ぎということですが 空はぼんやりと明るい程度・・・天気予報によると ここ所沢は一日中 曇り模様とのことでしたので こんなものでしょうか?
今日は かねてから改造を進めていた西武351系電車 3両編成の塗装作業をするつもりだったので 天気のほうはまずまずといったところ・・・頃合いを見て作業をはじめてみます。
西武351系電車・・・・西武鉄道で最後となった旧性能電車であり、その車体塗装から「赤電(あかでん)」として親しまれていました。晩年はその小さな車体を活用して 萩山⇔国分寺間の多摩湖線を走っていたものです。
実車は1990年6月に引退してしまいましたが 今回の制作では その時の事なども思い出しながら作業を進める事にします・・・ 私 工場長自身、この電車の「さよなら運転」に立ち合いましたし、何と言っても あの吊り掛け駆動による独特のモーター音等、現代の電車では得られないものが そこにはありました・・・。それにしても あれから既に20年近くが経過している事に 我ながら驚きを感じます・・・・ほんの数年前の出来事のように思えて・・・。
さて・・・再び模型のほうに話を戻します・・・・・。
改造作業自体は かなり前から取り掛かっていたのですが 優先順位・・・というより 当工場長の気まぐれ?を理由に遅れに遅れていたものです・・・。今回は改造ベース車に余裕があったので 2編成、計6両を計画していましたが 何故か手持ちの改造パーツが2編成分揃わず (※このところ 模型店に買い出しに出掛けていないので・・・) 、やむを得ず まずは1編成の完成を果たす事としました。
塗装前の最終チェックを終えた後、まずはトニーベージュを吹き付けてみます・・・
曇り空とはいえ 時折日差しが差し込んでくるような空模様・・・・この程度の明るさなら 色の乗り具合は十分につかめます。 ただ、気温が低いせい?でしょうか 吹き付け毎の乾燥時間が いつもより長いように感じられました。もっとも これは塗料の濃度によるものかもしれませんが・・・・。
寒空の下、ベージュ塗装も隅々まで行き渡っている事を確認したら 一旦車体を取り込んで マスキングを行います。 正直・・・・マスキングは一番面倒な作業のはずなのに 何故かこの日は ルンルン気分?で順調に進みました。 車体1両分のマスキングに要する時間は約15分・・・・3両分の作業で 約40分を要しました。
ちなみにマスキング作業が順調だったのは・・・・「屋内で作業可能!」という理由に尽きます!
マスキング作業中は束の間の暖をとる事が出来たので半ば望むべく作業だったのかもしれません。
細かなマスキング作業が終わって一段落したので 熱いコーヒーとカップラーメンで軽めの?昼食・・・
ここまでの工程で 時間のほうは13時過ぎ・・・・
この時間配分なら この後の塗装工程にも余裕が持てそうです・・・・天気のほうも何とかなるでしょう!
マスキングを終えた車体を持って 再びベランダへ・・・
塗装台に車体をセットして全体確認後、いよいよ赤色(ディープラズベリー)を吹き付けていきます・・・
こちらのほうも2~3回の繰り返し塗装で 塗り忘れ箇所が無い事を確認しておきます・・・
そして・・・いよいよマスキングテープを剥がしていきます・・・・
ゆっくりとテープを剥がしていくと・・・・きれいな2トーンの車体が浮かび上がってきました!
テープ全体を剥がし終え、車体全体を再チェックしましたが まずまずといったところ・・・・
ここまで来れば あとは再び車体全体をマスキング、屋上部分にグレーを吹き付けてしまいます。
屋上塗装時のマスキングは お気楽モードで取り組めます・・・
屋上部の塗装が終われば 後は細部の修正と面相筆による色入れ作業を残すのみ・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こうして夕刻までに塗装作業は無事に終了・・・・!
夕食後の夜間操業にて細部修正とディテール作業を行いました。
今夜の作業は23時20分で終了・・・・何とか今週末までには完成に持ち込めそうです。
肝心の画像のほうは・・・・いずれまた・・・。