むさでん業務日誌帳(改)

むら@車掌の徒然模型日記・・・・(ちょっとだけ愚痴もあるよ!)

「ピギーバック」輸送貨車・・・・・。

2010-06-20 06:31:00 | 工場長の独り言

さて、この書き込み、実は昨日から続いているのです・・・・・。

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サッカー観戦から一段落・・・・

昼間何もしていなかった反動からか 深夜になって工作を始める事にしました。 何をやろうか迷っていたら いつの間にかに日付が変わっておりまして、今や日曜日となってしまった次第。 そんな事で 何を始めるのか?と思いきや 我が視中に入ったのは1両の青い貨車・・・。 半年ほど前に購入したまま 忘れ去られていたもので、10両のまとめ買い?をしておいたこの車両・・・・形式 クム8000、「ピギーバッグ」輸送用の車運車でした。

さて・・・・

「ピギーバック」って何? という方は ウィキペディアで調べてみて下さい・・・・1990年代、まさにバブル景気真っ只中の日本で トラックを貨車でそのまま輸送してしまおう!といったアイデアを具現化したものです。欧米では日常的なこの風景・・・今でも見る事が出来るのですが  日本においては定着する事無く わずか5年程で終焉を迎えてしまう結末となったのです。 日本の場合は欧米と比べ 鉄道の車両限界(簡単にいえば車両の大きさ)が小さく、貨車上に搭載可能なトラックが限られてしまう事(貨車一両あたり、4トンの専用トラックを2台積載)、さらにはバブル崩壊に伴う景気後退から イニシャルコスト面から輸送効率の悪いピギーバック輸送は衰退してしまった・・・というのが本当のところのようです。 一方で 当時問題となっていた(今現在でも?) トラックドライバーの勤務状況の改善や 環境特性(CO2排出量の低減)、良好な輸送状態(道路上をトラックで走行した場合との比較)等、輸送手段として一定以上の効果が認められたのも事実なのです・・・。

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実車の話題はこれぐらいにして 当鉄道における このピギーバック用貨車は これからの活躍が期待される車両・・・・都合10~15両編成で専用列車を仕立て、コンテナ列車に混じって運用したい!と思案していたもの。 模型では積載用の4トン専用トラックが2台付属しているのですが このトラックを実車に倣って 加工&色指しをする事から始めました・・・・。トラックだけでも 合計20台・・・・結構な台数です。 まずは車体を分解して キャブを塗装、足回りにも色入れを実施、さらには荷台部分には付属のデカールを貼付することにします・・・・。

効率の良い作業を・・・! という事で まずは荷台のデカール貼付から・・・・・。 グンゼのマークセッター&マークソフターを使って デカールをきっちり定着させていきます。 何せ水貼りのデカールですから 貼付後の乾燥にかなりの時間を要する事・・・・よって 荷台のデカール貼付を終えたら 作業を終え 就寝する事にしたのです・・・・・。

結果、意外なほどに時間を要し、全ての荷台が仕上がったのは早朝3時半・・・・、これで寝ようか?と思っていたら  デンマーク対カメルーン戦が始まってしまって・・・・結局、この試合も観る事に・・・・カメルーンの先制で「良し!」と思っていた矢先、デンマークの矢継ぎ早の反撃で 、結果、デンマークの逆転勝ち! デンマーク恐るべし・・・・って思えたけれど 昨夜の日本も負けていない感じ。 

こんな事してたら いつの間にかに外が明るくなってきて・・・・曇天ながら朝を迎えてしまいました・・・・。 トラックの加工はとりあえず終了・・・・一旦休息の後、再開する事にします。