今日は久しぶりに模型の話でも・・・・
北日本の豪雪ニュースに感化された訳ではありませんが 当鉄道所属の除雪機関車を並べてみました・・・・。 ちなみに模型の世界では雪は降らないけれど埃が相当積ります・・・・おっと、これは部屋が汚いせいか・・・・!
と言うのも・・・かなり前に予約していたDD53という除雪用機関車が ようやく発売され、つい先程 箱から出したばかりなのです・・・・。受領確認のための試運転を終え、目下一休みといったところ・・・・。
開梱して僅か10分程・・・、未だ何も手を加えていないプレーンな状態。 まずは当鉄道標準のカプラー交換作業から始める事にしよう~っと! それにしても・・・・模型とはいえロータリー式除雪装置を繋げると圧巻です・・・。 掻き寄せ羽のゼブラ塗装が目を引きます。
DD53・・・国鉄・・・というより日本最大の除雪機関車です。 その圧倒的なパワーのおかげ?で 除雪中に沿線の電線や民家を破壊してしまった・・・という逸話もあるほどです。 反面・・・、あまりに強力過ぎる この機関車は その後の増備も続かずに 僅か3両の小所帯となりました。 それでも上信越国境付近を中心に冬季の使命をまっとう・・・・今では現役を退いてしまいましたが 群馬県にある横川鉄道文化村に静態保存されているので 逢いに行く事が可能です。
工場長は実車の稼働を見た事がありますが まさに迫力十分! 信越線の長野・新潟県境での除雪作業を目撃・・・・あの時は信越線でDD53、DD14、北陸線でDD15、大糸線でDD16と除雪機関車のオールスターキャストに出逢えたのですが 反面、これら機関車が総出動ということは 当然ながら列車ダイヤは麻痺状態で・・・・列車撮影目的の旅行も当然ながらハプニングの連続だったし・・・・・。
こちらはDD14形・・・・同じくロータリー式除雪車ですが こちらは入替用ディーゼル機関車をベースにした中型のもの。線区によっては背中合わせに連結した「背合重連」を組んで除雪の任に就いていました・・・。
一番奥には単線仕様のラッセル機 DE15 も並べてみました・・・・
当鉄道所有の除雪用機関車は他にも数両あるのですが それはまたの機会ということで。
最近では保線用モーターカーを利用した小型の除雪車両が登場・・・小回りの効く運用が出来るので 国鉄時代に活躍した これら大型除雪用機関車は 徐々に活躍の場を失っていきました・・・・。まあ、細かい事をいうと 除雪用列車も専門に運転士を配置しなければならなかったり、信号系統の扱いも通常列車と同様だったり・・・と色々あったんでしょうね。 今現在のJRを観ていると・・・保線作業の殆どは外注化されているし、第一、豪雪が見込まれると除雪作業そのものを放棄してしまう・・・といったところもあるようですし・・・・。「大雪のため列車の運行を見合わせます。 代替輸送はありません」・・・等と公然とホームページに書かれてしまうと 何とも言葉がみつかりません。昔の国鉄時代のように利益度外視?でも国の交通を確保する!といった国鉄魂というのが懐かしく感じられるのも・・・私の年齢のせいなのかな・・・?