夕刻・・・NHKのニュースを観ていたら こんな話題が紹介されていました・・・・御当地言葉(方言)によるラジオ体操・・・・・。ちょうど映像が流れていたので思わず見入ってしまいましたが・・・・ いやいや・・・ これが実に面白いのです。
「面白い」というのは少し違うか・・・? うむ、何と表現したらよいのか 上手く表現出来ませんが 何とも微笑ましいというか 心が温かくなるような感じがしました。
全国各地で行われているラジオ体操・・・ 御当地言葉でやってみるというのは ある意味当然な事なのかもしれませんが 今回のニュース映像で観たように 全国各地の体操風景を並べて観ると 本当に新鮮さを感じたのです・・・。
元々 このニュース・・・、震災被災地のボランティアの方々が 自分達の存在を忘れて欲しく無い・・・という意味で 御当地言葉のラジオ体操CDを製作した、という旨の話題だったのですが その着目点に感心してしまいました・・・。
もっとも・・・・夏になると朝のラジオ体操の全国巡回が恒例となる訳で、自分も幼少期から馴染んでいたはず・・・。 けれども この全国巡回の最中も ラジオから流れる体操は 常に標準語だった訳・・・。 今回 このニュースを見て新鮮味を憶えたのは こんなところにあったのでしょう。 けれども せっかく全国巡回を行っているのですから 各地の「お国ことば」で放送してみるのも良いのでは・・・?なんて思ってしまいました。
「新しい朝が来た 希望の朝だ・・・・」とラジオ体操の歌にもあるように これから始まる一日に想いを寄せる時、同時に 日本全国 様々な地方の朝に想いを寄せてみる、というのも 非常に魅力的なコンテンツになり得ると思うのです・・・。
そういえば・・・・今や自分の住んでいる地域では夏休みのラジオ体操会 というのも無くなってしまいました・・・。 子供が少なくなった事・・・、そして子供を見守る親御さんの都合等々、様々な要素があると聴きます・・・。 子供にとっての夏休みの風景も こうして変わっていくのかと思うと 正直、寂しい気持ちになってしまうのです・・・。