むさでん業務日誌帳(改)

むら@車掌の徒然模型日記・・・・(ちょっとだけ愚痴もあるよ!)

模型ネタでも・・・・

2021-04-12 22:16:58 | 工場長の独り言

月曜日・・・新たな一週間がスタートしました。

今週あたりから学校も通常授業となるようで 朝夕の電車内はコロナ禍以前の混雑と変わらなくなったようです。私が利用する西武池袋線にJR山手線、そして都営浅草線では そのように感じました。 もっとも 昨年は新学期がスタートしたところで 学生さんの姿を見掛ける事は無く 異例な春だと感じていたので 電車内で学生さん達を見掛けると 少しづつではあるものの 世の中は平時に向かっているものと思えるのが嬉しいです。 但し コロナ感染者は再び増加に転じているとの事ですから この先の予想は出来ませんが・・・・。

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久しぶりに鉄道模型ネタを書いておきます。

2月~3月の月刊鉄道誌を読み返していると 185系電車引退のニュースのおまけとして 機関車牽引の 臨時 踊り子号の記事を目にする事が出来ました。いや~っ、私的には むしろこちらのほうが懐かしく思えたほどで・・・(笑)、本当 EF58が牽引する 踊り子号は 実に格好の良いものでした。個人的には 東京機関区のゴハチというとお召機61号機は無論のこと ヒサシ&スノープラウ付の88号機が大好きでした・・・・ 若番の11号、12号、14号機も良かったけれど 何れもビニロックフィルター改造済だったのが残念なところ。それでも若番のゴハチは 先台車の車輪がむき出しだったので 正面から見ると 実に格好良く見えたものです。

そんな気持ちを抱いていたら KATOの再生産品情報に HOスケールのEF58が揚がっていました。久しぶりの再生産なので 探していた方はラッキーでしょう。このEF58・・・、発売時の予想とは裏腹に 現在に至るまで 大窓仕様以外の形態バリエーションは皆無・・・・車体塗装がブルーと茶色と一応 各々販売された事はありましたが、同社のNゲージのEF58のように様々な形態バリエーションを展開しないのが不思議です。せめて 原形小窓仕様やHゴム仕様、さらにはヒサシ付仕様なんてところをバリエーション展開したら もっと売れるだろうに・・・・なんて事を思わずにいられません。 近年では トラムウェイがプラ製のEF58各種をリリースしているようです。 走行性能や各部の仕上がり等、KATO製品は今でも見劣りする事も無いのですから そろそろ改良を加えても良さそうなものですが・・・・。せめて前面部分のナンバーだけは 最近の同社Nゲージ機関車並みに綺麗に収まるようにして貰えたら嬉しいのですけど・・・・。

ちなみに私は青色のEF58を1両所有しているのですが 購入後は試走のみで長期間 模型棚で眠りについております・・・(笑)。手摺やナンバー等も未取付の新古品状態のままですが そろそろ手を付けてみるのも良い頃かな?などと思っています。先日 14系客車の再生産もあった事ですし、往年の客車踊り子牽引用に 加工するのも悪くない・・・・ けど、往年の東京機関区所属機として整備するとなると 一気に敷居が高くなる訳で・・・・ゴハチ加工の目途がつけば 14系客車の購入も検討しようか? 程度の思い付きだったので やっぱり断念する事になりそうです・・・・?(笑)。

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一方、Nゲージのほうはというと こちらも現在ではEF58というとKATOの一択しかありません。かつてはTOMIXが正しい縮尺?で製品化しておりましたが いつの間にか 近年の動力リニューアルの動きの中に埋もれてしまった感があります。TOMIXから再びEF58が製品化される事はあるのでしょうか・・・? まあ185系電車もリニューアル発売されたのですから 期待しておきましょう。

で・・・KATOの現行製品のEF58は 相変わらず大きい?サイズのまま 販売が継続されております。 9mm幅の線路の場合、正規の縮尺だと 先台車や それに被さった車体造型が難しい、といった事が設計上の理由なのでは?と勝手に想像してしまうのですが、実際、ゴハチ特有の先細ったボディと9mmの線路幅とのバランス感覚は重要に思えますし そもそも狭軌感が出ないのでしょう。当方TOMIX製のゴハチも所有しておりますが 動力性能は抜きにしても やはりKATO製品のほうがゴハチらしく感じますからね・・・・。

そのKATOのゴハチも 豊富なバリエーション展開がある反面、店頭で見かけるものは少なすぎる・・・(笑)。私的には 前途の88号機を製作したくても そもそものネタ車として欲しい仕様の製品在庫が皆無なのが残念です。

最近の模型は限りなく実車に忠実なディテール表現が成されているものが最良の製品、とされる風潮があるようですが 往年のHOスケールキットのように 「ベースキット」相当の塗装済完成品といったポジションの製品を出してくれないかな・・・?なんて事を思ったりします。そもそも ゴハチのような機関車の場合、形態バリエーションの宝庫・・・・、皆が欲しがる特定ナンバー機など お召機以外には無数に存在するでしょうから・・・・。

そういえば ゴハチのディテールアップ工作の要であった銀河モデルの豊富なパーツ群も いつの間にかに整理が進んでしまい その殆どが絶版品となってしまったのは悲しいところ・・・。本家のHPにある製品リストの中に 「使命を終えた・・・」等と書いてあるのを見てしまうと 何だか悲しくなってしまいます・・・・。 かつては改造への定番パーツだった ヨロイ戸セットやEG灯、SG用屋上ダクトに前面つらら切等々、その殆どが絶版になってしまった訳・・・・ いや~っ、昔 買い込んだパーツが残っている一方で もう二度と入手出来ないものもあると思うと 本当に悲しいですね。

タヴァサやボナ、レボファ等で代替パーツがあるのは有難い事ですが 現代の模型事情を想えば いつ無くなっても不思議では無い、という事でしょうか?