恋愛小説「途中下車」は、作者が初めて掲載する、大人の恋愛を描いた小説であり、
文中に一部今までの小説とは違った、男女の恋愛描写が描かれている部分がございますので、ご了承の上お読みください。
また、この物語に関しては、長編小説初挑戦で現在作成途中のため、不定期に掲載される場合があります。
当小説は、作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。
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第三部第十五章「指輪」NO.70
「空けてみて」
私は、高井に促されるままに、そのブルーの小さな箱を開けてみた。
そこには、1カラットはあろうかと思う、大粒のダイヤモンドが輝いていた。
「高井君・・・・これ・・・・」
「もし、よかったら、受け取ってほしい。確かに、最初は酒の勢いだったかも知れないが、
今では、本当に、松井のことが女性として好きだし、俺の嫁さんにしたいと思っている。
もちろん、返事は、今すぐにとは言わない。
待ってるよ。」
もちろんあの夜以降、私は、高井とはなんの関係もなかったし、恋人でもなかった。
あいかわらず、祐樹も友香も私をさけたままだったし、私もプロジェクトが忙しくて
そんなことを考えている暇はなかった。
「ごめん。私、受け取れないよ。」
「だと思ったよ。わかった。とりあえず、指輪はひっこめるけど、プロポーズの言葉は、本気だ。なので、返事は、待っているよ。真剣に考えてほしい。」
気持ちは、うれしかった。
でも、恋心というのは、自分の頭とは別な方へ流れていく。
裕樹のことはあきらめなくてはならないと頭ではわかっている。
友香とつきあっているという噂を聞いたときも、心が張り裂けるかと思った。
でも、やはり結婚となると考えてしまう。
もちろん、私は、将来は、このSABを継がなくてはならない身の上なのだから、
自分個人の問題ではないとは、わかっているけど。
「とりあえず、今日は、解散だ。明日は、社長を含め、幹部への説明会があるから、
今日は、ゆっくり寝て、元気な顔見せてくれよ。」
というと高井は私の頭を軽くポンと叩いた。
「うん。」
**第三部第十六章「話」NO.71へつづく**
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