恋愛小説「途中下車」は、作者が初めて掲載する、大人の恋愛を描いた小説であり、
文中に一部今までの小説とは違った、男女の恋愛描写が描かれている部分がございますので、ご了承の上お読みください。
また、この物語に関しては、長編小説初挑戦で現在作成途中のため、不定期に掲載される場合があります。
当小説は、作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。
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第三部第二十一章「昇進」NO.76
10月1日に課長に昇進をする人たちの内示祝いをしようという話が同期の間で持ち上がった。
今回、係長から課長へ昇進するのは、私と高井、柴崎とそして裕樹だった。
裕樹は、営業部から技術部への異動と同時の昇進だった。
洒落たイタリアレストランの2階のフロアー部分を貸しきっての開催だった。
会社に入ったときは同じスタートラインに並んでいても
その後の昇級で、給料も待遇も変わってくる。
出世の早い同期にライバル心を持っているのははじめのうちだけだ。
そのうち、みんなこの会社から期待されている同期に媚を売ってくる。
いつか、上司になるかも知れないからだ。
そういった意味では、SABの人事は冷淡でシビアだった。
自分の上司が、同期や自分よりも若手であるなどというのはザラにあった。
仕事ができれば、出世させ、やがて一握りの人間たちだけが、この会社を動かしていく。
社長、副社長、そして取締役たち。
SABの急成長をさせていった人たちには、それだけの報酬も与えられている。
役職手当も、社用車での送迎も・・・・・
祖父は、そうした実力のある人間たちを囲い込むのを得意としていた。
そんな上層部を見ながら日々の仕事をしている人間にとって、真っ先にゴマをすっておこうと思うのは、同期の中での出世頭であった。
内示祝いの参加者の名簿の中に、祐樹の名前を見つけた私は、業務時間中なのに
なぜか頬を赤らめた。
その次のメールは、「SAB株式会社 創立50周年パーティのお知らせ」だった。
そういえば、この会社も10月23日に創立50周年を迎えるのだった。
「だから・・・・・」
祖父の意図が読めた。午前中に結納を済ませて、このパーティで高井との婚約発表をするのであろう。
**第三部 第二十二章「メール」NO.77**
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第三部第二十一章「昇進」NO.76
10月1日に課長に昇進をする人たちの内示祝いをしようという話が同期の間で持ち上がった。
今回、係長から課長へ昇進するのは、私と高井、柴崎とそして裕樹だった。
裕樹は、営業部から技術部への異動と同時の昇進だった。
洒落たイタリアレストランの2階のフロアー部分を貸しきっての開催だった。
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仕事ができれば、出世させ、やがて一握りの人間たちだけが、この会社を動かしていく。
社長、副社長、そして取締役たち。
SABの急成長をさせていった人たちには、それだけの報酬も与えられている。
役職手当も、社用車での送迎も・・・・・
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そんな上層部を見ながら日々の仕事をしている人間にとって、真っ先にゴマをすっておこうと思うのは、同期の中での出世頭であった。
内示祝いの参加者の名簿の中に、祐樹の名前を見つけた私は、業務時間中なのに
なぜか頬を赤らめた。
その次のメールは、「SAB株式会社 創立50周年パーティのお知らせ」だった。
そういえば、この会社も10月23日に創立50周年を迎えるのだった。
「だから・・・・・」
祖父の意図が読めた。午前中に結納を済ませて、このパーティで高井との婚約発表をするのであろう。
**第三部 第二十二章「メール」NO.77**
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