恋愛小説「恋花」は、
作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。
高校3年生の淡くてせつない恋物語を描いていきたいと思っています♪
純愛をテーマにしているので年齢関係なく読める恋愛小説になっています。
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第三十四話「約束」
あまりにも話が、はずみすぎ、最寄り駅に着いたときはすでに、23時をすぎていた。
「家の前まで送っていく」
という庄司君の言葉に素直に甘えることにした。
本音を言えば、少しでも長い間一緒にいたかった。
今日のことは、神様からのプレゼント。
もう二度とこうやって、二人きりの時間を過ごせるチャンスなんてないんだから・・・・
「美咲さん。桐ヶ谷夢音も好きなんだね。俺も大好きだよ。アメジストの夜明け」
そういえば、この間、私が一生懸命背伸びしていたとき、庄司君が図書棚からとってくれたっけ。
「うん。大好き。文庫は全部持っているんだけどね。ハードカバーは、とりあえず、借りて読んで・・・文庫になったら買うって感じかな。でも、アメジストの夜明けは、さすがに最新刊だし、人気あるからいつも図書室貸し出し中だったんだよね・・・・」
うんうん。
と庄司君もうなづく。
「じゃ、映画化されるの知ってるよね?美咲さんは、原作が映画化されるのって嫌い?」
「え・・・?今回、監督が荻葉監督でしょ♪主演の松木潤も好きだし、映画化されるの楽しみだよ・・・・」
だけど受験生だから、観にいく時間が・・・・と続けようとしたとき
「じゃ。決まり!!俺も、荻葉監督は、初期作品からずっとファンだし、映画公開されたら、二人で観にいこう・・・・いい?」
「え・・・・」
神様・・・・神様は、なんて優しいんですか?もう一度、大好きな庄司君と二人きりになれるチャンスをプレゼントしてくれるなんて・・・・・
と私が、心の中でウルウルしていると、庄司君は、右手の小指を差し出した。
「ゆびきりげんまん♪」
そんなかわしいしぐさに、キュンとしながら私も、小指を差し出した。
「じゃ。約束だよ。俺、前売り券買っておくから♪」
庄司君が、うれしそうに微笑む。
もうすぐ、家の前に着く・・・・・
ずっとこのまま、庄司君と歩いていたいのに・・・・
このまま、時間が止まってしまえばいいのに・・・・・
「美咲さん。今日、めちゃくちゃ楽しかった♪好きなものも感性もこんなに合っている女子に出会ったの初めてだよ。」
庄司君が、歩みを止めて私のことをじっと見つめる。
「うん。私も。ものすごく楽しくて、時間がたつのがあっという間だった。ありがとう。」
顔が、赤くならないように気をつけながら、微笑む。
その時・・・・・
~第三十五話「声」につづく~
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うんうん。
と庄司君もうなづく。
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「え・・・?今回、監督が荻葉監督でしょ♪主演の松木潤も好きだし、映画化されるの楽しみだよ・・・・」
だけど受験生だから、観にいく時間が・・・・と続けようとしたとき
「じゃ。決まり!!俺も、荻葉監督は、初期作品からずっとファンだし、映画公開されたら、二人で観にいこう・・・・いい?」
「え・・・・」
神様・・・・神様は、なんて優しいんですか?もう一度、大好きな庄司君と二人きりになれるチャンスをプレゼントしてくれるなんて・・・・・
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そんなかわしいしぐさに、キュンとしながら私も、小指を差し出した。
「じゃ。約束だよ。俺、前売り券買っておくから♪」
庄司君が、うれしそうに微笑む。
もうすぐ、家の前に着く・・・・・
ずっとこのまま、庄司君と歩いていたいのに・・・・
このまま、時間が止まってしまえばいいのに・・・・・
「美咲さん。今日、めちゃくちゃ楽しかった♪好きなものも感性もこんなに合っている女子に出会ったの初めてだよ。」
庄司君が、歩みを止めて私のことをじっと見つめる。
「うん。私も。ものすごく楽しくて、時間がたつのがあっという間だった。ありがとう。」
顔が、赤くならないように気をつけながら、微笑む。
その時・・・・・
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