恋愛小説「恋花」は、
作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。
高校3年生の淡くてせつない恋物語を描いていきたいと思っています♪
純愛をテーマにしているので年齢関係なく読める恋愛小説になっています。
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第三十九話「アメジストの夜明け」
スクリーンいっぱいに、今人気絶頂のアイドル松木潤の顔が映しだされる。
こんな綺麗な顔立ちをした男の人っているんだ。
私が、一番最初に松木潤を見たときのイメージだった。
アイドル歌手と年上の平凡なOLとの切ない恋。
原作者が原作者なだけに、そこら辺に転がっている単なるアイドル映画とは違い
見ているものの感情の奥底を揺さぶる内容に
いつしか劇場のあちらこちらですすり泣きが聞こえた。
私もまた、隣に憧れの庄司君がいることもすっかり忘れ、ハンカチ片手に
涙が流れるままにしていた。
やがて劇場の明かりがともり、私は我に返った。
「美咲さんって、本当にこの間のライブもそうだし、今日の映画もそうだけど、
始まったらもう、自分の世界に入っちゃうよね~」
庄司君が、ランチをとるために入ったカフェでショートパスタをつつきながら言う。
「ご・・・ごめん。」
「いいよ。その代わり、俺は、その無防備な横顔眺めていられるしね・・・」
「へ?」
一瞬何を言われているかわからず、きょとんとしてしまう。
「そう・・・そういう表情が好きなんだよね。俺。」
直球ど真ん中の言葉を投げられて思わず顔を赤くしてうつむいてしまう。
「受験勉強進んでる?」
「あ・・あぁ」
話をそらされて、うれしいやら、ちょっと残念やら。
「うん。紫苑や健人に苦手なトコとか教えてもらいながらなんとかね~」
待ちに待った、庄司君との二度目のデートの日は、夏の暑さを十分に感じる快晴の日だった。
庄司君って太陽に似ている。
その輝くほどのまぶしさを近くに感じ、私は胸の中に熱さを感じた。
~第四十話「好きな人」へつづく~
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「いいよ。その代わり、俺は、その無防備な横顔眺めていられるしね・・・」
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「そう・・・そういう表情が好きなんだよね。俺。」
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「あ・・あぁ」
話をそらされて、うれしいやら、ちょっと残念やら。
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