恋愛小説「メールの涙」は、作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。
純愛をテーマにしているので年齢関係なく読める恋愛小説になっています。
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第十一章 小百合の思い
そんなことが起きてから、1週間後、俺は、デート待ち合わせ場所で、いつもに増して恐い顔をしている小百合にいきなり訊かれた。
「啓祐。どういうこと?このブログ」
小百合は、怒った表情のまま、携帯で俺のブログを映し出した。
(この間、啓祐と一緒にいっら、レストランで検索していたら、今日、たまたまこのブログを見て、あまりにも私たちと似ているから)
小百合の顔は、今までみたこともないような形相だった。そして小百合の心は、まるで荒れ狂う嵐の海のようだった。
「ごめん。今まで、黙っていて。俺、他人の心を読む能力があるんだ。小さい時から。読心術っていうか。」
「心理学の話?昔見た漫画の話?はぁ馬鹿らしくって話にならないわ!だいたいこのブログはなに?本当に啓祐なの?それとも啓祐のなりすましなの?」
「俺のブログだよ。俺は、彼女を救うことができなかった。」
「意味わかんないよ!!何それ!そんな能力が、人間にあるわけないじゃない!」
「俺だってわかんないよ。だから、俺、小百合とつきあいだしたとき、いつも小百合の喜ぶことをしようと思っていたし、今のように小百合がヤキモチをやくときとかも全部わかっちゃうんだよ。小百合が口にださなくても・・・たとえば、小百合がヤキモチを焼かそうと思って他の奴の話をしても無駄なんだよ。」
パチン!小百合は知らず知らずの間に啓介をたたいていた。
「啓祐の馬鹿!もっとまともなこといえないの?あんたなんて大嫌い!気持ち悪いわ!化け物!!どっかにいって!」
(気持ち悪いし、何、勝手に人の気持ち読んでいるのよ!!私、化け物みたいな人間とつきあっていたんだ!いやだいやだ!!こんなこと他の人にばれたら・・・優子や友美になんていわれるか!!)
「ごめん。今まで黙っていて。大丈夫だよ。誰にもこの能力の話はしてないから、小百合の友達にもばれないよ。」
「ふざけないで!あんたなんて絶交よ!」
(何が気持ち読めるよ。エスパーなんているわけないじゃない)
~第十二章 メールにつづく~
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(この間、啓祐と一緒にいっら、レストランで検索していたら、今日、たまたまこのブログを見て、あまりにも私たちと似ているから)
小百合の顔は、今までみたこともないような形相だった。そして小百合の心は、まるで荒れ狂う嵐の海のようだった。
「ごめん。今まで、黙っていて。俺、他人の心を読む能力があるんだ。小さい時から。読心術っていうか。」
「心理学の話?昔見た漫画の話?はぁ馬鹿らしくって話にならないわ!だいたいこのブログはなに?本当に啓祐なの?それとも啓祐のなりすましなの?」
「俺のブログだよ。俺は、彼女を救うことができなかった。」
「意味わかんないよ!!何それ!そんな能力が、人間にあるわけないじゃない!」
「俺だってわかんないよ。だから、俺、小百合とつきあいだしたとき、いつも小百合の喜ぶことをしようと思っていたし、今のように小百合がヤキモチをやくときとかも全部わかっちゃうんだよ。小百合が口にださなくても・・・たとえば、小百合がヤキモチを焼かそうと思って他の奴の話をしても無駄なんだよ。」
パチン!小百合は知らず知らずの間に啓介をたたいていた。
「啓祐の馬鹿!もっとまともなこといえないの?あんたなんて大嫌い!気持ち悪いわ!化け物!!どっかにいって!」
(気持ち悪いし、何、勝手に人の気持ち読んでいるのよ!!私、化け物みたいな人間とつきあっていたんだ!いやだいやだ!!こんなこと他の人にばれたら・・・優子や友美になんていわれるか!!)
「ごめん。今まで黙っていて。大丈夫だよ。誰にもこの能力の話はしてないから、小百合の友達にもばれないよ。」
「ふざけないで!あんたなんて絶交よ!」
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