詩絵里(★シェリー★)の星の囁き達

尾崎詩絵里(★シェリー★)の自作恋愛小説及びポエム、写真専用部屋です。掲載文の引用、転載は固くお断りいたします。

恋愛小説「メールの涙」第二章

2011年04月08日 | 恋愛小説「メールの涙」
恋愛小説「メールの涙」は、作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。
純愛をテーマにしているので年齢関係なく読める恋愛小説になっています。
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第二章 啓祐


「あれ・・・メールだ」(間違えメールか・・・迷惑だな)

啓祐は、ちょうど大学の学食で、高校からの腐れ縁の拓也と一緒にお昼を食べているところだった。

「誰だよ?女か?」
ニヤニヤしながら拓也が俺の携帯を覗こうとしてきた。

「・・・・・・・。」(誰、誰なんだ?)
「彼女は・・・とても傷ついている。」
「はぁ?誰が、誰がだよ?啓祐何言ってるんだ?」

啓祐は、はっとして我に返った。(誰かがものすごく傷ついている)
啓祐は、携帯の画面をたたむと拓也に向かって話を促した。

「ごめん、ごめん。で、なんだっけ?今夜の合コン?」

「悪い・・・人数併せで。合唱部の女子と行くんだけどさ・・急に英明がこられなくなって。お前も小百合と別れたばかりだし、よければ。」

「悪い。俺今は当分誰とも付き合いたくないんだ。」

「わかっているよ。でもお願い!俺幹事で、まさか女子を一人余らせるわけにも行かないし、
啓祐くらいしか頼める奴いないんだよ」

(それって当日でも暇そうなのは、俺しかいないってことだよな)
「わかった。わかった。じゃあお前の顔をたてて今晩は久しぶりに行くことにするよ。でも、俺は、さっきも言ったとおり、当分女とは付き合いたくないから。」

「ありがとう!恩に切るぜ。でも、本当。久しぶりだよな。小百合と付き合いだしてからお前すっげぇ付き合いわるかったよな。まぁ小百合の焼きもやきは有名だったからな」

「有名どこじゃねぇよ。触ったらやけどするぐらい心は煮え立つからな」
(本当の意味でな・・・)

「あの顔見てればわかるって。だからまさか、お前らが別れるなんて夢にも思ってなかったよ。」

~第三章 啓祐の不思議能力へつづく~
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