序破急

片足棺桶に突っ込みながら劇団芝居屋を主宰している爺です。
主に芝居、時々暮らしの中の出来事を書きます。

「通る夜・仰げば尊し」物語3

2014-12-08 17:32:00 | 覗かれる人生芝居
第二場。 さてホールの告別式の模様替えは澄江の抗議で豪華に変更する事は決まったが、なんてたって町から車で1時間半もの僻地だからね、ホタムイ地区は。 卒業生で今回の葬儀を任された光彦の発案で、それは明日の朝という事にして、まずはこれから始まる通夜の準備にかかったもんさ。 会場の設営は葬儀社の仕事と追い出された孝男は仕方なく、通夜に出席する人を迎える為に寒い玄関口に立つ。 . . . 本文を読む