序破急

片足棺桶に突っ込みながら劇団芝居屋を主宰している爺です。
主に芝居、時々暮らしの中の出来事を書きます。

「通る夜・仰げば尊し」物語15

2015-01-11 21:39:12 | 覗かれる人生芝居
さて続き。 怖がったり、探し回ったり大騒ぎの一同に澄江は言ったもんだ。 通夜なんだからあの世に行く前に此処にいるのは当たり前だってな。 確かに通夜なんだから先生がこの場に居ても不思議じゃないと妙に納得する一同だったが・・・ 先生を見たのは友近・雪乃・美紀の三人で、共に二十年も音信不通のご無沙汰モノばかりだった。 その事で照光が「先生が見えるのは分かる。でもよ、なん . . . 本文を読む