去る11月1日、劇団芝居屋第十八回公演「約束」は好評に中に幕を降ろしました。
この公演に集ってくれた客演者諸君ともお別れしました。
今回の本番体制に入ってからの稽古は近年にないほど充実したものでした。
それは芝居好きが集まったからです。私の言う芝居好きとは、自分の役や出る作品に対してより良くしようとこだわりをもつ人の事をいいます。
何故私がかくのごとき事を言うのか。この世に数多いる役者と自負する者の中に芝居好きは余り多くはないのです。ほとんどの者が芝居に携わっている事で何かを成しているような気分の中にいるのです。
珍しい出会いでした。でも終わりました。
客演者の中にはこらから二度と会わない人もいるでしょう。
むしろその方が普通な業界です。
彼ら彼女らには感謝しています。
さて感傷は振り捨てて、私の気持ちは次回作の構想へと移動しています。
乞うご期待。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます