序破急

片足棺桶に突っ込みながら劇団芝居屋を主宰している爺です。
主に芝居、時々暮らしの中の出来事を書きます。

後遺症

2011-03-30 20:19:34 | 世相
あれから三週間が過ぎようとしています。

救命・救助活動そして復旧活動とその事態は推移して、世間は日常を必死になって取り戻そうとしています。

ですが私は時間が経つほど露になってくるこの震災の規模の大きさに圧倒されています。

安全な場所で大地震の後の大津波の様子をTVで見ていた自分を責める自分がいるのです。

どうしようも無いことなのですが、それは仕方が無かった事なのですが、でもあの有様をあたかも映画のワンシーンの様な感覚で見ていた自分自身を責める私がいるのです。

今の私を支配しているのは大きな無力感です。

しかし、何の被害をうけていない私がこんな状態では被災者皆さんにもうしわけありません。

この後遺症を打ち負かし何とか自分のできる事を探しましょう。

そして頭も身体も動かしましょう。
まずは今取り掛かっている次回公演の稽古に集中せねば・・・
自分に発破をかけてはいるんですがね・・・

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