序破急

片足棺桶に突っ込みながら劇団芝居屋を主宰している爺です。
主に芝居、時々暮らしの中の出来事を書きます。

23回忌

2011-04-03 21:51:48 | アート・文化

昨日の天気は最高でした。

私は父の23回忌で父の菩提寺である山梨県都留市にある深泉院というお寺に行ってきました。

今更ながら時の経つ早さに唖然とします。

父の死は当時の私には今回の震災の様な衝撃でした。

立ち直ることが出来ないほどだと私は思っていましたが、時間というものの効力でだんだんとその衝撃は薄らぎやがて記憶の彼方へと押し流されていきました。

201104021410 父は画家でした。それも天衣無縫といわれた画家でした。

自分の生きたい様に生きた強い人でした。

おかげで周りの人間は大変でした。

法要の後、都留市のふるさと会館にある父の美術館よりました。

めずらしく国内を描いた作品が展示されていました。

父はよく私に日本の街は絵にならないと言っていたものです。

その後父の壁画が修復されたというので富士吉田まで足を伸ばし、富士吉田文化会館内の大ホール入り口にある作品を観に行きました。

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それは想像を超える規模のものでした。

大ホールの入り口の壁面一杯にその作品はありました。

高さ5m。幅15間(27m)

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圧倒されました。その画業に最敬礼でした。

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私もと、ちょっと発奮しました。

父さん有難う。


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