序破急

片足棺桶に突っ込みながら劇団芝居屋を主宰している爺です。
主に芝居、時々暮らしの中の出来事を書きます。

台本創り2

2008-07-02 21:01:03 | 日記・エッセイ・コラム

200807021709 昨日、今日と梅雨の晴れ間です。
中止を半ば覚悟で日比谷公園でのテニスオフに参加しました。

ところがこの天気です。

かなりの上級クラスの若者と久しぶりにムキになって打ち合うこと4時間。たっぷりと汗をかき充実した時間を過ごしました。
ジッと机にへばりついている時間が続いたので、いやなんとも爽快この上なしです。
やはりたまにはこういう風に自分を解放する時間を持たないと駄目ですね、ものづくりは。

さて、次回公演の台本を起稿して十六日が過ぎました。只今三十三枚。このペースが早いか遅いかは内容に拘ってますので何ともいえませんが、少なくとも登場人物たちが、私の想定範囲を抜け出し始めたのは確かです。
これは劇団芝居屋の台本にとってとても重要なことなのです。我々の劇団のコンセプトは「覗かれる人生芝居」の確立です。つまり登場人物の一人一人が自分の背景に各々の人生を背負って出てくることを要求されます。それはどんな芝居でも役者が人間を形作る時に大事な要素として語られますが、私たちの劇団は芝居ではそれ(登場人物が自分の人生を持つ)が全てなのです。

ですから登場人物たちが私の想定の範囲を抜け出すということは、後ろ側に背負う人生が充実してきた証拠なのです。もう少し進むと次は・・・それはまた後ほど。

次回は私の台本の創り方を検証してみたいと思っています。


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