風評被害が問題になっていますが、外国からの観光客が激減しているのも、そのひとつの様な気がします。
WHOのFAQs(2011年4月8日)を見てみると・・・。
「現時点において、WHOとしては日本への旅行について一般的な制限をしていません。」
と始まりますが、「交通機関、電力の事などで影響を受ける所は避けるべき」。
さらに、「日本へ旅行する必要性が見当たらないので、延期すべき」と続きます。詳細は、こちら。
「日本全体=避けるべき」というイメージがついてしまっているような気がします。
今年の京都は、例年に比べると外国人観光客は激減だそうです。
京都観光オフィシャルサイト(京都観光Navi)では、トップページの上部に「京都は安全です」と載せています。
今朝、めざましテレビ(CX)で、香港の日本食に関するレポートを見ました。
311の大震災後は買占めが行われたそうですが、原発の問題後は、「日本」と言うだけで避けられているそうです。
九州の福岡産のイチゴもまったく売れないとか。
アジアの空港では、日本からの到着便の乗客に放射能検査を行っているそうです。
中国大連では、ANAの貨物便が受け入れを拒否され、引き返してきたということも耳にしました。
風評被害を食い止めるためにも、科学的根拠に基づいた正しい情報を把握して、日本から海外へ発信することが大切です。
もちろん、日本国内でも、間違った情報に振り回されたりしないように、差別しないように。
つくば市では、「安全確認のために放射能検査をしていた」避難民の方に対して陳謝するニュースを昨日見ました。
こんなことが起きないように・・・。