ぷらすわんの子供たち ~ホワイトスイスシェパードと暮らす~

ホワイトスイスシェパードのヴァルターを中心に日常や競技会などを綴った雑記帳。

お盆も終わっちゃうんで

2011年08月15日 | こわ~いハナシ
怖い話書かなきゃと思いつつ、気がつけばお盆最終日。
もうひとはなしくらい書かなきゃね。

アタシの場合は身の毛もよだつような体験はそんなに無いんだよね。
そーゆー場所には本能的に近づかないから。

旅行してると時々そういった場所に出くわす時があるんだけど
もう体が拒絶反応示してその先に進んじゃいけないってアラームが鳴る。

友達が面白がってじゃあ行こうとか引っ張っていくんだけど
体が重くなっていうことをきかない、全身に鳥肌が立って動けなくなる。

だから本当に怖い体験はせずに済んでるんだと思う。

有名な観光地の真っただ中にぽつんとあった廃墟だったんだけどね。
ここは・・!!って場所があった。
今でも思い出すだけでも鳥肌立つから相当怖いモノが潜んでると思うよ。

他にもそんな場所があると途端に具合悪くなって足が前に進まなくなる。
当時はバイクの連中と旅することが多かったから、怖い話も大好きなんんだよね。

アタシが「あ~ここ駄目だ」っていうとみんな「じゃあいってみよう」と嬉しそうにしたりして。鬼か、コイツらとよく思ったもんです。

それでも多少なりとも怖い思いはすることもあって、前に働いてたお店がどうしても駄目だった。

最初見た時、内装が山小屋っぽくてなかなか感じが良かったんだけど、どうも変な感じがしたんだよね。
そこは二階だったんだけど上がっていく階段がなんかでこぼこした感じで、まっすぐ上がれないの。
三半規管がおかしくなるような平衡感覚が保てなくなるような感じ。

もちろん普通の硬い階段で、みんなはそんなこと感じないって言うし。

気のせいかと思おうとしたんだけど、なんていうのかどこもかしこもすっごくいや~な空気が漂ってて、窓が無いっていうのが一番嫌だったの。

で、お店開けるのに入口の扉を開けると真っ暗。
奥に長いお店だった上に電灯のスイッチが一番奥の厨房にあるという。

真っ暗の中そこまで行くのに誰かが中にいる気配がするの。
もちろん電気をつけると誰もいないんだけど。
気配だけならまだしも、ある時はギター鳴らしたりするし・・・。
ギターなんか無いのにさ。

それとか一人で内装やディスプレイ変えてると、テーブルに置いてる押しピンやら針金が振りかえったら無くなってたとか置いてたはずの物が消えることがよくあったの。
おかしい・・・。ここ絶対おかしいって思うんだけどみんなは全然感じないって言うんだよね。
仕方なく我慢してたんだけど、ある日霊感の強い友人が店に来て、
「ここ出るな。さっきも階段で俺を追い抜いて行った。」
って言うんだよね。

ひえ~やっぱり。
友人曰くアタシにはいい環境じゃないとのこと。
体調崩したのもそのせいだったらしい。

それ以来その店には出入しないようになったのは言うまでもないです。
仕事だったんで我慢してたんだけど、すっごくしんどかった。

なんだか一杯まとわり付いてそうだから・・・。
見えなくてよかったよ、まったく。

お盆前だしね

2011年08月10日 | こわ~いハナシ
今年もこの時期になったらするのが恐い話。

先日もチャッピーの命日、なかなか面白かったので
初盆にはどんなことが起こるか楽しみだな~。

さて今回は恐い話っていうか、不思議な話だね。

うちの家系は霊感が強い人が多いせいか、アタシも予知夢見るんだよね。

子供の頃は割り方頻繁に今日、誰それさんが来るとか
分かったりしてたし。
でも夢で告げられることも多かったよ。

遠くに離れて暮らしてる家族が夢の中で、
我が家の二階に帰ってきて座ってるの。すっごく疲れきった顔で。
「どうしたの?」って聞くと「こっちに戻ってこようかな」って
消えそうな声で答えるからこりゃやばいなって直感したんだよね。

で、翌日連絡するけど連絡が取れなくて。
友達に連絡して見に行ってもらったら、風邪をこじらせて寝込んでたという。
夢に出てくる前に電話せっちゅーの。

似たような夢では、アタシの母方の祖父はよく夢に出てきて
アタシにあれこれ教えてくれる人だったんだけど、
やっぱり叔父が具合悪くなってるのに無理してるときに
アタシに警告しに夢に出てきた。
叔父とは家が離れてるんで電話したらすごく調子が悪くて、
家族が無理しすぎって心配してた時だったから素直にいうこと聞いてくれた。

この祖父はなかなかに面白い人で、夢の中で寺に忘れ物したから
とって来いとか言うんだよね。
なんだろうって思って寺に行くと、「ああ、今日命日じゃないですか」って。
忘れてたアタシもあんぽんちんだけど、
そーゆー言い方するジイちゃんもジイチャンだよね。

いつぞやは酒が飲みたいから酒供えてくれって言うから
母の実家に電話して仏壇にウイスキーを供えてもらったら
コップの中身が減ったという・・・。
これは実家の人たちのほうがビビッてましたよ。

本当に美味そうに飲んでたと思うよ。

夢ではないけれども母方の家系にはすごい人がいて
死ぬ間際に千葉から善光寺まで一晩かけて有体離脱して
お参りしたんだそうな。

その間中家族がついてるなかでどこをどんな風に行って
いまどんな情景なのか、事細かにライブ中継してくれたんだって。
すごいな~。
聞きたかったなあ。

アタシも死ぬ前に一番行きたいところに行けたらいいなって
この話聞いて思ったよ。

今回はこれくらいで。次回は別の話ね。

幼い子どもは特に

2006年09月28日 | こわ~いハナシ
霊感が強いみたいです。
甥っ子も従兄弟の子もそうだったけど
3~4歳の頃は時々誰もいない所を見て
誰かが居るような素振りをするんですな。

マンションの何階かの窓の外を見て
誰かあそこにいるよとか、怖いことさらっと言うらしい。

霊感の強い友人達も子どもの頃の方が
はっきり見えたと言うし。

自分はしょっちゅう誰もいない部屋で
話し声がしたり、走り回る音がしたり、
障子や襖を開け閉める音を聞いたもんです。
それが普通と思ってたんだけど。

小学校くらいの頃はテレパシーとかよく伝わったな。
そういえばその頃「こっくりさん」が流行ってた。
半分以上がまやかしだろうけど、そうじゃないものも
あったみたい。

うちの兄上が友だちとやった時は
ポルターガイスト現象が起きたんだと。
軽はずみでやっちゃ、危ねえ、危ねえ。

しかし・・子どもの頃この世のモノじゃないものが見えても
たいがいオトナになるにつれて見えなくなるらしい。
じゃ、忘れちゃうのかもしれないなあ。

そういや小さい頃、夕暮れ時に柳の木の下に女の人が
立ってたな~って憶えてるけど、現実の人じゃなかった・・な~んて
気がつかないままってこともあるかもしれないよ。

案外多くの人が子どもの頃、見てるかもしれないな。

百物語つづき

2006年09月05日 | こわ~いハナシ
お盆企画から間が空いちまいましたが、
ぎわちゃんも涼風吹かす話してることだし
百物語の続きをしよっかね。

今でこそ我が家の中まで入り込むモノは
ほとんどいなくなったんだけど、
家の前は相変わらず通過してます。
先日ぎわちゃんが来て同じこと言ってるし。
彼女が帰ってから私も時々視界の隅っこに
写るんですよねえ。
まあ、これは悪いモンじゃなさそうだからいいけど。

家の中に入ってくる頃はその入り口となる壁に
ブラピのアップのポスター貼ってたんですが、
これがまあ、しょっちゅう顔が変わるんですわ。
見るたびに表情が違ってたりね。

その壁の隣が引き戸なんですが、
夏仕様に障子に網戸が貼ってあるのですわ。
で、部屋の中からその網戸の障子を見ると
その向こうの廊下に座ってるんですよ。
誰かが。

その当時やってた店のお客さんが
座ってることもありましたよ。
なにか言いたそうにどんよりして座ってるの。

生きてる人の何かが来ることも多いって
その時知りましたけどね。
勘弁してよ~、です。

その頃は不思議なことがちょくちょく起こってました。
2階に2メートル近い高さのデカイ箪笥があるんですが、
コレが4枚扉をスライドさせて開けるタイプでして。
左右2枚が外側で中央2枚が内側にある扉なんですな。
特に中央2枚は鏡が入ってて一枚だけでも何十キロもある
めちゃめちゃ重い扉で、当然レールから外れないよう
安全ロックも掛かってます。

ある晩仕事で出掛けて深夜遅く帰ってきたら
その鏡の扉が1枚外して箪笥に立てかけてあるわけですよ。
もちろん戸締りもしてあって泥棒が入った形跡もないわけです。
しかも中央の扉を外すには外側の左右の扉をはずさないと
外れないので偶然外れるはずもなし・・・

まあ、ちょっといわくつきの箪笥だったんですけど。
それ一回で満足したようで。
その後は大丈夫です。

もう少し若い頃には夜寝ている時に
胸の上に乗っかってきてじわじわ息を圧迫するんですよ。
誰なのかはっきり解ったんですが、
これも生きている人でしたね。

ぎわちゃんは我が家は天井が鳴らないと
言ってましたが、前はしょちゅう鳴ってたし
歩き回る音や話し声、襖の開け閉める音もよくしてましたよ。

今はほんとに少なくなりましたけどね。
たぶん1号2号3号のお陰なんだろうなあ。
私も悩まされることが無くなったので
楽になりましたよ。









お盆企画その2

2006年08月14日 | こわ~いハナシ
お盆と言えば亡くなった方々が
帰ってこられるわけですが、
実家には御仏壇のお飾りだけでなく
飼っていたワンニャンのお飾りも
小さなテーブルにしつらえてます。

写真を見ているとあれこれ思い出しますね。
梅安という白いニャンが実家にいたんですが
もともとは私が東京から連れて帰った可愛いコちゃんでして。
珍しく一人っ子で生まれた彼女は特に霊感の強いコだったようで
よく目に見えない何かを追いかけては走り回っていました。

梅安はたまたま我が家で死んだのですが、
母にとても懐いていたので実家に帰るつもりか
玄関に向かって歩いていたように倒れていたんですね。
私は実家にいて彼女が死んだ夜、実は帰ってきたの
なんとなく感じていました。
そういうことを感じさせてくれるコだったのです。

またこのコは人見知りするタイプだったのですが
家族には世話焼きさんでして。
死んでからも家族だった妹分のシェパードが後に
死んだ夜にもお迎えにやってきました。
体は大きいけれど内気な彼女が迷わず行けるように
心配したのでしょうね。
もちろんワンもニャンの隣に寂しく無いように
埋葬しましたよ。


1号もそうなのですが、♀の方が
そういうモノに対して敏感なんでしょうかね?

まだ実家に住んでいた頃、夜何かが部屋の中に入ってくると
空気が変わるんですが、一緒に寝起きしている1号は
いち早く察知してさっと起き上がって部屋の中をウロウロ。
で、しきりにドアとか窓とかガリガリやるんですよ。
追い出すから開けろってわけです。
人が言うにはニャンにはそういったものを追い出す
能力があるらしいですね。

ともかく何かを感じやすい自分にはニャンは
そう言う意味で必要不可欠だったんだすな。

今は1号もおばあさんになったので
何かを追いかけて走り回るなんて滅多なことでは
しなくなったけれど、彼女にとってのパトロールは
相変わらず日課みたいですね。

最近は3号が私の後をついて回ってくれるので
そういったモノが近寄らないのかも。
数年前はよく来ましたよ。
ほんとに参っちゃうくらい。

玄関の2号もちょっとゲンナリしてましたもの。
彼も感じやすいコなのか、夜玄関の前に何かが
立ち止まって様子を伺うのでよく吠えてました。
もちろん外に出ても人っ子ひとりいないのですけどね。

その何かが来るという話はまた次回。
今はこども達に守られて安心して眠れる日々を
送ってます。

お盆企画その1

2006年08月12日 | こわ~いハナシ
と言えばやっぱり恐い話でしょう。
ひとつ話すごとに蝋燭吹き消してくらさい。
あ、それは百物語か。

今日は初回ですからやんわりと。

今はもう人魂が出た~っなんて話、
ちっとも聞かなくなりましたねえ。
私が子どもの頃はよく両親から人魂の話を
聞かされたもんですけど。

母方の実家はよく出るところだったらしくて。
いや人魂がね。

田舎のそらもう昔の家なんで、
台所は土間にあって、風呂も母屋から離れて
裸電球が細々と灯った五右衛門風呂。
離れの部屋の後ろは田んぼが広がっていて
虫の声はすれども真っ暗闇ですよ。
その田んぼの一角に鎮守の森みたいなのがあって
近くはお墓。

夏祭りで泊まりに行くと必ず離れの部屋で
寝かされたもんです。
大人達は遅くまで母屋で起きているので
子ども達だけが離れの部屋で寝るんですよ。
蚊取り線香に豆電球、開け放たれた窓の外は
恐ろしいほどの暗闇。
いやいや、最高のロケーションでした。

その田んぼにはよくフラフラ~っとね。
自転車の灯りみたいなのがよく飛んでたそうで。
チャリかなって思うと、突然消えたりしてね。
わ~人魂だったって解るそうです。
まぁ昔は土葬だったし、お墓も家の裏とかに
あった時代ですからね。
近所のお寺なんてしょっちゅう浮かんでたらしいです。

我が家の川向こうに松の木があったんですが
これによく人魂が出たそうでしてね。
出ると必ずその家の方が亡くなるだそうです。
で、結局家が死に絶えてしまったという。
そのせいかいつの間にか、その松も切られてました。

私も母の実家で見ましたよ、人魂。
出る時ってなんとな~く違うんですよ。
虫の知らせって言うのか、出るぞ~って
雰囲気があってですね。
そういう時は夜中にふと目覚めるもんなんです。
なぜか。

その時はそんなに小さくなかったし、
二階で一人で寝てました。
その二階の窓をふんわりふんわり横切られりゃ、
もう自転車とかじゃないですわな。
さすがに体が硬直しましたけど。

その昔母方の祖父が夜中離れのトイレに行く途中に
台所の土間で幾つもぼう~っと青白く光るモノを見て、
一体なんだろうと確かめにそれをつかんでみたと言う、
肝っ玉の太い話がありますけどね。
そんなわけにはいかんです、子どもだし。

今は土葬なんてしなくなっちゃったから
人魂も見ることなくなっちゃったのでしょねえ。

気がつけば

2006年07月04日 | こわ~いハナシ
もう7月なんだなー。
忙しくしていると日付や曜日が解らなくなっちまいます。
朝起きた時、休日なのか仕事日なのか。
PIROちゃんにも若年性の健忘症じゃない?と。

あげにおそろかさんでくれちゅーに。

今度の土曜日の雑貨屋さんが終われば
少し時間が出来そうです。
ブログも更新しなくっちゃねえ。

書きたいことがたくさんあっても
時間が経つとどんどん忘れちゃうんだな、これが。
情けない・・・

暑くなって2号のカイカイ病が出てきたので
ついに飲み薬をもらってきました。
1か月9千円の最低3ヶ月、
私の薬より高いモン飲んでるんだよ~。
かゆくて眠れない2号もこれで爆睡できるじゃろうて。

ところでその2号と雨の止み間をぬって
夕方散歩に出掛けるのだが、
ちょいと不思議なもんを見てしまった。

宍道湖沿いの歩道を歩いていると
なにやら奇妙なものが落ちていたのだよね。
ジョンハートの顔にへばり付いていた
エイリアンの抜け殻みたいなもんだった。

2号が無関心にもさっさと通り過ぎてしまったので
物体を詳しく確認できず。
なんだったんだろう、あれは。

その後美術館の前を通過。
美術館前は透明のアクリル板みたいな壁なんだけど
それに前の道路や走る車なんか反射して写る。
で、2号と私と歩く姿も写ってたわけだけど、
その後ろに男の人が歩いて通過するのが見えたのだすわ。
あれ?っと思って振り返ったけど誰もいないのさ。
頼むぜ、おい。

夏だよねえ、ほんと。

恐ひ・・・

2006年06月22日 | こわ~いハナシ
わんわん教室通いの4号は最近すこ~し
おりこうさんになった。
オシッコも時々足をあげるようになって
ちびっとおにいさんになった。

近所の美術館にウサギの彫刻が幾つかある。
野外の芝生にウサギが飛び跳ねていく様子を
何頭にか分けて設置しているのだが、
4号は自分と同じような大きさのウサギが
気になって仕方がない。
おまえは何モンだ。

と言いたいのかもしれないが、実は4号
恐くてそばに近寄れないらしい。

写真もだまくらかしてそばまで連れてきたのだけど
とっても腰が引けてます。

そういえば、恐ひ話がもうひとつ。

じーさんが薬をもらいに行かねばということで
掛かりつけのクリニックに電話をした。

受付の女性に薬の処方を頼むと相手はじーさんの
名前を尋ね、カルテを確認しているらしく
しばらく待たせてから了解の返事をしたという。

じーさんは仕事に出る私の車に便乗して薬を
取りに出掛ける事に。
先に仕事を済ませ、処方が出来ているだろうと
私とじーさんはそのクリニックに向かった。

が、クリニックの近くまで来て、私はふと木曜日の午後は・・
と思い出した。

木曜の午後は休診。

しかし、じーさんは電話したら
「解りました、いいですよ。」と言ったという。
ふーん、休みなのにえらく親切やん。
自宅が隣だからかしらん。

が、

クリニックに着くと入り口はブラインドが閉まり
休診の札が下がっている。
もちろん電気も点いていないし、人気も全くないのだ。
おかしい・・・。

それでも隣の自宅に行ってみようと。
インターホンを鳴らしてようやく姿を見せた医者に
事情を話すと
「えー?クリニックには誰も居ませんよ!」
と怪訝そうな顔つき。

じゃあ、電話をとったのは誰だったんかい?

こはひ・・

2006年03月18日 | こわ~いハナシ
我が町内は古くからの家が多く、狭い土地に
ひしめきあって建っているせいで
代替わりすると皆郊外に家を建てて出て行ってしまう。
そのせいか空き家や年寄りの一人暮らしの家が
結構あるのだ。

うちの近所にも息子さんが市外に家を建て、その家の住人の
おばあさんが入院して以来もう何年も誰も住んでない
古くて小さな家がある。
私は今年、組の当番をしているせいでその家にも配布物を
差込に行くのだが、時々息子さんが仕事帰りに郵便物を取りに
来る以外はずっと鍵が締まっている。

昨日の朝、2号のトイレ散歩に行く途中でそのお家の前を通ったら
息子さんが仕事前に急いで寄ったのか、引き戸が少し開いていた。
私は今日は早出の日勤なんだなってその時思った。

そして仕事の途中でまたその家の前を通ると引き戸が
少し開いたままにしてあるので、ずっと締め切ったままだから
今日は天気もいいし風を通してるのかって思った。
隙間から狭い土間にサンダルばきが置かれ、上がり間淵の障子も
少し開いているのがちらっと見えたから。

確かにここのところ物騒なご時勢で、誰かいるならいいけど
仕事に行く前に開けといて帰りに閉めに来ようっていうのは
ちょっと無防備かなとも思った。
けど、家財一式息子さんの家に入れてほとんど空き家状態らしいから
盗られるものもないって思ってるのかもしれないし、親戚の人が
来て中にいるのかもしれなかった。

で、仕事から帰って2号とジョギングに出掛け、7時半頃にその前を
通るとまだ引き戸が少し開いたままだ。
陽もとうに暮れ、辺りは真っ暗。
暗闇にわずかに開いた引き戸・・・・。

マジっすか・・・
当番なんでこのままにしておくワケにもいかず、
かといって人気のない暗~いお家にひとりで
ごめんくださ~いなんて入るのもなあ。

で、町内会長さんを呼び出して二人で行ったんだけど
会長さんが隣町で亡くなったお年寄りが
何日も放置されっぱなしだったなんて話しするからさあ。
あの懐中電灯ってヤツはむかつくほどムードかもしだすねえ。
小さな明かりに照らされる空き家って余計に恐いわ!
結局誰も居ないし、誰かが入った気配もないし・・・。
どうしようもないんでとりあえず引き戸を閉めて出たんだけどさ。

今朝も会長さんが息子さんに連絡するけどずっとお留守らしい。
いやだなあ・・・。

おかげで昨夜早く寝たのはいいけど夢見がよくなかった。
読んでた本がヴラド・ツェぺシュに関するもんだったのも
良くなかっただろうて。(←そーゆーときに読むなよ~)
近所で亡くなったおばあさんの死因はタタリだったとか
雨がシトシト降る暗~い仕事場で電気もつけずに
仕事してるとかさ。
見る夢見る夢なんか変なのばかりだったよ。

今日のお写真は我が家の天井にいる(?)ふくろう君。