BAU’15が もうすぐはじまります。
参加する方はこのブログを予備知識とすれば少しは為になるかもね。
なかなかドイツまで行けない人は家造りの参考にしてください。
新木造住宅技術研究協議会はオープンな組織です。
もっている技術・情報は公開して住宅建築の発展に役立てようという組織です。
宮城仙台にある会員ベルハウスのBAU報告。
http://bellhouse.exblog.jp/19491686/
さてサッシュの続き、高性能トリプルガラスで枠は木製が理想ですが、
ドイツは小さな地元工場でサッシュが作られているそうで、
このような大規模な展示会への出展は少ないそうです。
木製枠は断熱性・デザインに優れているのですが、外側の耐候性が難点。
これは外側にアルミ被覆した製品です。
樹脂製トリプルガラス窓は枠を小さな空間(チャンバー)で構成して断熱に配慮。
チャンバーに断熱材を注入したものもありました。
建物の厚い外壁に取り付く位置も考慮しなければなりません。
外側外壁面と一緒の場合、雨仕舞いは良いのですが
サッシュ枠からの熱損失が多くなります。
厚い壁の中央部分に設置するすることで、熱損失の問題は解決します。
しかし雨仕舞いに工夫が必要です。
サッシュ枠に外壁を被せ、熱損失を少なくした展示。
下部に大きな水切りを取り付けなければなりません。
志村建設の外壁300ミリ断熱住宅の施工例です。
窓を外壁中央部に設置することにより、窓が引っ込んで見えます。
シンプルデザインの建物に表情が出て、新鮮ですね。
さて喉が渇きました。お昼にしましょう ヽ(^。^)ノ