エスせんブログ

ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育中心に色々語るブログです。少しでも面白ければ「いいね」御願いします。

八軒自然科学クラブ誕生秘話4

2024-06-26 04:30:00 | 野外活動
 水曜は八軒自然科学クラブの思い出話です。今回も、ここ最近続けている、八軒自然科学クラブが誕生した経緯語りです。
 ロクデナシの私を何とかするため、札幌市中央区の旭ヶ丘地区で行われていた「旭山自然科学クラブ」に参加させた母ですが、札幌市西区の八軒地区に引っ越す事となり悩んでいました。そんな時、「旭山自然科学クラブ」の指導員H先生から、「自然科学クラブを続けたいなら、エスせんママさんが作ればイイ」とアドバイスが。そして母は、地域の町内会から許可をもらい、「八軒自然科学クラブ子供会」を立ち上げ、そこに指導員としてM先生が来た…と言うのが、前回までの話です。
 このM先生…まぁ、凄いって言うか、とんでもないって言うか…。このブログを書いた令和6年6月の段階で、もう80歳を超えているのですが、スキューバダイビングはするは、スカイダイビングはするは、フルマラソンに参加するは…とんでもない方なんです。
 私が出会った頃は、その様なアウトドアスポーツには力を入れていませんでしたが、野外活動の知識は信じられない程のものがありました。
 野山を歩いていて鳥の鳴き声が2~3秒聞こえたら、「あれはメジロだな」とか「あれはシジュウカラだな」と、瞬時に当ててしまうのです。樹木にキツツキがあけた穴を見て、「こっちはアカゲラ。こっちはクマゲラ」と当てる事も出来ました。
 植物も詳しくて、葉っぱの形をちらっと見たら、「これはヨブスマソウ。別名ボウナ。茹でて食べられるよ」と直ぐに説明してくれます。虫も詳しくて、葉っぱに止まったバッタの幼虫を見て、「これはフキバッタの2齢幼虫だな」と判断してしまいます。
 出会って直ぐ私は、「こりゃ、とんでもない人だ。よし! この人を私の野外活動の師匠にしよう」と、勝手に決めてしまった程です。
 このH先生が牽引してくれたおかげで、八軒自然科学クラブは草創期を乗り切る事が出来たと言えるでしょう。年間の予定を決めたり、他の指導員を集めたり、試行錯誤を繰り返しながら数年過ぎ、十数年過ぎ、ようやく八軒自然科学クラブは形を整える事が出来た訳です。
 残念なのは、母が資料を捨ててしまったので、私の曖昧な記憶しか頼れるものがない事です。資料が残っていれば、この草創期の面白い話を、もっともっと紹介できるのですが…。

 ところで、令和6年6月24日の「教え子が母校の教師に」に「いいね」などをいただきました。いつも読んでいただいている上、「いいね」までいただいて感謝です。ありがとうございました。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
コメント
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