月・火曜は学校教育話。今回は前回(R6.12.2)の続きで、研究団体から学んだ事の話を書きます。
noteと言うSNSの記事を読んで、改めて自分の学んだ事を振り返った私。「実践を追試して学ぶ」より、「教師としての基礎基本を体に覚えさせる」が重要だったと思い至りました。
教師としての基礎基本とは何か。
私の場合、それは名著『授業の腕をあげる法則』で紹介されている「授業の原則十ヶ条」です。具体的には、以下の十ヶ条です。
noteと言うSNSの記事を読んで、改めて自分の学んだ事を振り返った私。「実践を追試して学ぶ」より、「教師としての基礎基本を体に覚えさせる」が重要だったと思い至りました。
教師としての基礎基本とは何か。
私の場合、それは名著『授業の腕をあげる法則』で紹介されている「授業の原則十ヶ条」です。具体的には、以下の十ヶ条です。
第一条 趣意説明の原則(指示の意味を説明せよ)
第二条 一時一事の原則(一時に一事を指示せよ)
第三条 簡明の原則(指示・発問は短く限定して述べよ)
第四条 全員の原則(指示は全員にせよ)
第五条 所時物の原則(子どもを活動させるためには、場所と時間と物を与えよ)
第六条 細分化の原則(指導内容を細分化せよ)
第七条 空白禁止の原則(たとえ一人の子どもでも空白の時間を作るな)
第八条 確認の原則(指導の途中で何度か達成率を確認せよ)
第九条 個別評定の原則(だれが良くてだれが悪いのかを評定せよ)
第十条 激励の原則(常にはげまし続けよ)
第二条 一時一事の原則(一時に一事を指示せよ)
第三条 簡明の原則(指示・発問は短く限定して述べよ)
第四条 全員の原則(指示は全員にせよ)
第五条 所時物の原則(子どもを活動させるためには、場所と時間と物を与えよ)
第六条 細分化の原則(指導内容を細分化せよ)
第七条 空白禁止の原則(たとえ一人の子どもでも空白の時間を作るな)
第八条 確認の原則(指導の途中で何度か達成率を確認せよ)
第九条 個別評定の原則(だれが良くてだれが悪いのかを評定せよ)
第十条 激励の原則(常にはげまし続けよ)
私が所属した「法則化」教育サークルでは、レポートでも模擬授業でも、この「授業の原則十ヶ条」に基づいた意見をされる事が大半でした。中でも、「一時一事の原則」と「簡明の原則」と「空白禁止の原則」は、非常に厳しく教え合っていました。
例えば、私が何かの模擬授業を行ったとします。終わると直ぐ、「言葉が多い。もっと言葉を削らなきゃダメだ」と言われます。これは「簡明の原則」に関わる内容です。あるいは、「最初の指示で、AとBの2つの内容を一度に言っていた。これでは、子供たちが混乱するだろう」と言われます。これは、「一時一事の原則」に関わる内容です。あるいは、「指示された事が終わった後、何をするかの指示が無かった。だから、早く終わった子が暇になって遊び始めるんだ」と言われる事もありました。これは、「空白禁止の原則」です。
まぁ、こんな感じで互いにダメ出しを連発します。うん…こうやって振り返ると、「教育サークル」なんて緩い呼び方とは大違いの、メッチャ厳しい修験道みたいな活動をしていましたね、私たち。 (^_^;)
こんな事を20年近くもやってきたのです。そりゃ、「授業の原則十ヶ条」も少しは身に付いてくると言うものでしょう。もちろん、「完璧」と言うには遙かに及びませんが、最低限の基礎基本として体に覚えさせる事は出来たと思います。
そうやって、ある程度ではあっても基礎基本が身に付いていると、色々と応用が利く様になります。TOSSランドから実践を引っ張ってきて追試する場合でも、より効果的に行う事が出来る様になる訳です。
あ、何だか話が広がってまとまらなくなってきた。こりゃ、無理矢理まとめなくちゃ。
え~と、魅力的な実践を自分もやってみたい…と言う気持ちは分かります。
でも、地道に基礎基本を学んで身に付けた方が、結局は自分の力になりますよ…と、私は研究団体から学びました。以上、無理矢理ですが、今回は終わります。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。