水曜は、八軒自然科学クラブの思い出話です。年末は悪食話っぽくなってしまったので、今回は真面目な話を書きます。
八軒自然科学クラブの指導員は、毎年平均して5~6名ほどが所属していました…が、毎回、全員が活動に参加する訳ではありません。
指導員は、(交通費程度のお金が出る)有償ボランティアとして参加していました。ボランティアですから参加する、しないは自由…と言う訳です。そのため、毎回の活動に参加する指導員は、平均して3名くらいでした。
八軒自然科学クラブの活動の中心は、毎月の山登り(ハイキング)です。当然、山の中を歩いている時は、指導員の立ち位置を考えなくてはなりません。
基本は、先頭に1名、最後尾に1名、中間に1名となります。中間の1名は、前や後ろに行き来して、全体状況を確認する事もありました。
ただ、必ずしも基本通りにならない事も多かったです。原因は、子供の歩く速さの差です。
歩くのが遅い子は、もう信じられないくらい遅いのです。先頭が頂上に着いた時、やっと8合目…なら早い方で、下手すると6合目って事もありました。
もちろん、差が開きすぎないよう先頭集団の子を停止させ、休む時間を取っていました…が、それにも限界があります。待つだけの時間が5分や10分ならまだしも、20分以上だと、さすがに子供たちの気持ちに影響します。
そのため、先頭に1名…これは先頭集団をまとめながら進みます。中間に1名…これは後方集団をまとめながら進みます。そして、超遅い子に1名…という布陣になる事がありました。
潤沢にマンパワーがある訳ではないので、こういう苦労は毎回です。まぁ、楽しんで取り組んでいましたけどね。
…と言う事で、ここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。