エスせんブログ

ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育中心に色々語るブログです。少しでも面白ければ「いいね」御願いします。

学習発表会でアドリブ

2024-11-25 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育話。今回は、令和6年度の学習発表会について語ります。
 11月の某水曜日、学習発表会の児童公開日1日目でした。私が担任する1年生は、この日の一発目です。
 ステージ前の雛壇に全員座らせましたが、まだ他の学年は入ってきていません。そこで、子供たちに最後の指導を行いました。前の台詞が終わったら心の中で「1、2」と数えてから自分の台詞を言う事と、練習中に自分たちで考えた動きをしながら台詞を言う事の2つです。
 ところが、子供たちの反応が良くありません。声が小さいのです。どうも、緊張している様に感じました。
 これはヤバい。どこかで声出しすれば何とかなるのですが、もう他の学年が入ってきてしまいました。他の学年の指示を邪魔する事になりそうで、このままだとタイミングを逸してしまうかも…。
 その時、頭に閃きました。もう、覚悟を決めてアドリブするしかありません。
 やがて、全学年が揃いました。司会役の教師が諸注意を与え、「これから1年生の発表が始まります」と言いました。ブザーが鳴ったら、演目紹介をしてスタートです。
 ブザーが鳴りました。
 演目紹介のため、マイクを持って立っていた私は喋り始めました。
 私「1年生は『わくわく はりきり さんかんび』をします。
   1年生の皆さ~ん、用意はイイですか?」
 子供たち「はーい」
 私「あれれ~、声が小さいなぁ。
   1年生の皆さ~ん、用意はイイですか~!?」
 子供たち「はーい!!!!」
 私「こ~んな、元気いっぱいの1年生。
   今度の参観日は何の授業がいいか、モメてしまいます。
   さて、無事に参観日を迎えられるのか…さっそく始まり、始まり~」
 こんな感じで演目紹介を終えました。丸っきりのアドリブで、演目紹介としては今イチな内容です。
 しかし、声出しをさせる事には成功しました。これで、もう安心です。
 実際、緊張して台詞などが速くなる部分はありましたが、声はバッチリでした。かなりの数の子が、大きな声を出せていたからです。
 この演目紹介、アドリブだったと気付かなかった方もいた様です。やったね! (^_^)v
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

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