エスせんブログ

ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育中心に色々語るブログです。少しでも面白ければ「いいね」御願いします。

どちらかと言えば私はコミカライズ派な『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』・前編

2024-11-28 04:30:00 | ライトノベル
 木曜はラノベ愛語り。今回は、令和6年秋にアニメが絶賛放映中の作品を紹介します。
 今回取り上げるのは、未来人A先生の『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』です。コミカライズもされており、令和6年の夏と秋にアニメ放送もされています。
 内容的には、よくある転生物です。日本で死んだ主人公は、異世界の下級貴族の息子アルス・ローベントとして転生します。転生物に定番の主人公チート能力は「鑑定」。相手を見ると、統率力や武勇、知略、政治力、野心、適性などが数値化されて見える…と言うものです。
 物語は、この「鑑定」を使って優秀な人物をスカウトしたアルスが、戦乱の世の中で出世していく…と言う、まぁ、『太閤記』みたいな感じです。
 この作品の面白さは、「鑑定」能力のメリットとデメリットにあります。
 「鑑定」能力は相手のもつ様々な能力…しかも、本人には分からない能力を数値化して見る事が出来ます。しかも、適性も分かるのです。物語で言えば、剣や槍が得意な人は歩兵にし、弓が得意な人は弓兵にするなど、その人が完璧に力を発揮できる職場へ、その人を送り込む事が出来ます。
 当然、かなり正しく人事を行えます。コレ、人事に関わる人なら誰もが羨む能力ではないでしょうか。アルスが出世できるのは、こうやって必要な場所に必要な人材を送り込み、成果を上げる事が出来るからで、かなりチートな能力だと言えるでしょう。
 その一方、この「鑑定」能力は、全て「他力本願」なのが大きな問題点です。アルスは戦闘能力は人並みですし、魔法能力は限りなく0に近いです。ですから、自分の力だけで状況を変える事は、ほとんど出来ません。優秀な部下の力を借りなければ、自分に有利な状況を作り出す事は出来ないのです。
 長くなりました。続きは、また次回とさせていただきます。

 ところで、令和6年11月25~27日の記事に「いいね」などをいただきました。いつも読んでくださる上、応援までしてくださる皆様、本当にありがとうございます。心から感謝申し上げます。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

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