月・火曜は学校教育話です。今回は前回(R6.7.15)の続きで、音楽で行った学年合同授業の話です。
令和6年のある日、相方不在のため、4~5校時を実質一人で授業しなければならなくなった私。4校時の体育を終えましたが、5校時の音楽が残っています。
そう…合同授業にするため、5校時は大きめの特別教室をもらい、合同で音楽の授業をする事にしたのでした。
5校時になると、まず、子供たちに鍵盤ハーモニカを持たせ、廊下に整列させました…もちろん2学級とも。そして2学級の子供たちを引き連れ、モンキータンバリンとボール、鍵盤ハーモニカの掲示用シートを手に視聴覚室へ移動しました。
まず、鍵盤ハーモニカです。基本的な操作方法は各学級で学習済みなので、そこは省略。さっさと準備させます。
この時、なかなか教師の指示を聞いてくれない子が勝手に鳴らしました。救急車のサイレンを真似た、「パーポー、パーポー」みたいな音です。騒々しいですが、ここで注意をしても聞いてくれない事が分かっています。ですから、音の騒々しさは我慢し、全体に指導を続けました。
まず、掲示用シートを見せながら、
「左から5番目の鍵盤を押します」
…と指示しました。そして、手で合図し「ド」の音を出させました。「ド」以外の音は聞こえてこないので、指示は概ね通っているようです。
今度は、
「先生が右手を上げたら音を出し、下げたら音を止めます」
…と指示を出し、右手の上げ下げで「ド」の音を出させました。これは単純なので、ほとんどの子が間違えずに出来ていました。
次に、
「左から7番目の鍵盤を押します」
…と指示を出し、「ミ」の音を出させます。これも、正しく音が聞こえてくるので大丈夫そうです。
「先生が右手を上げたら「ド」、左手なら「ミ」の音を出します」
…と指示を出し、右手と左手で異なる音を出させる様にしました。両手を下げたら音を出さない訳なので、3パターンあります。これはゲーム的で、面白く活動できました。
その後、
「左から9番目の鍵盤を押します」
…と言って「ソ」を出させます。今度は、右手は「ド」、左手は「ミ」、両手を上げたら「ソ」、両手を下げたら音を出さない…の4パターンで音を出させます。かなりゲーム的で、結構な盛り上がりとなりました。
でも、鍵盤ハーモニカに飽きてきている雰囲気が感じられます。この活動は、そろそろ限界でしょう。
授業の後半については、また次回とさせていただきます。
ところで、令和6年7月11日と12日のブログに、「いいね」などを沢山いただきました。嬉しいです。これを励みに、また頑張ります。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。