著者 木内鶴彦さん(「」内は本の内容の要約です)
「七夕の日だけ織り姫と彦星が会えるのか?」
これが最初のアプローチである(^_-)-☆
「旧暦の7/7は一年尾うちで一度だけ
半月が天の川の中に位置する日
半月の明るさと天の川の明るさが17等星と同じになる
天の川の明るさが半月の明るさに相殺されるため
天の川が見えなくなる
つまり織り姫と彦星が会えるというわけ」
なるほど、中国の人もロマンチストであったが
言われて見れば、そのような事象が中国の物語に繋がる(・∀・)のね
「一晩中消えることのない町の灯りは
空一面が17等星と同じ明かりと同じ
半月や天の川の明かりと同じである
ブルーライトで「光害」が認知されるようになったが
町の灯りが人間だけでなく植物にもかなりの影響が及んでいる」
なんですか?
”光害”って。人間は最近結構「目に悪いよ」と言われるPCや電子機器の画面とかの事?
娘はPC用の眼鏡を買ってましたΣ(゜∀゜ノ)ノキャー
「光害のために2011年には植物が一斉に枯れてしまうという報告が1994年にあった
一晩中人工の光を浴びていると植物はストレスを感じて弱ってしまう」
植物が絶滅したら食べるものがなくなってしまう・・・(´;ω;`)
「光害が生み出される原因の一つは原子力発電である
原子力発電は時間によって発電のエネルギーを調整できないもので
電力が余る夜間にいかにして電気を使って貰うか
電力は貯められない
電力会社は深夜の電気使用量拡大案「ライトアップキャンペーン」を興した
植物や動物に影響を与え続けている光害を止めないのはお金儲けに繋がっているから」
人間の金儲けで植物を絶やしてはいけないよなぁ(*´Д`)
原子力発電所の吉田元所長も泣いちゃうよ?
「お金儲けを最優先に考えている限りは
人間は崩壊のシナリオから逃れられない
全ての命は循環している」
”全ての命は循環している”って食物連鎖ってことですよね?(・。・)
「栄養素を取り入れ体内に蓄えた水という場で化学反応を起こし
熱エネルギーを発生させているのが生命体かもしれない」
ふーん。そういう考え方もあるのかも(・o・)
「だとしたら
病気はどのように発生するのか
生命体の基本概念が循環であるならば
病気になると言うことはこの循環が滞るという
ことなのではないか」
あ、何か分かるかも
体調が悪くなると足にむくみが溜まったりすることが多いもん(・へ・)
(心不全なんかも結構むくみますよね)
「生命体は細胞の集まり
各細胞に栄養が運ばれ、
出てくる不純物も排出されなければならない
自衛システムが順調に働かなくなったとき
老化やストレスなどが原因で循環に滞りが生じたとき
不純物や分解されなかった毒素が体内にたまると
体内の水分は汚れで飽和状態になり
汚い水が体の中を流れ続け
栄養を運ぶことも、
新たに生まれた不純物を運び出すことも出来なくなる
細胞の栄養不良と貯まった不純物が病気を生む原因ではないか?」
そうなんですよ~
私が体調最悪の時、汗の匂いが何と表現して良いか分からない位、ヘンな匂いだった
身体の中に汚い水が、私の身体の中の水が汚れてしまっていると感じていました(;_;)
「薬を飲んで病気の症状が改善されるのは
たまたまその薬が汚れの溜まっている部分を
改善させる反応をしたということではないか
忘れてはいけないのは、薬も体内で化学反応を起こすもの
化学変化が起きる以上
熱エネルギーと不純物は必ず出る
この薬によって生まれた不純物が今度は別なところで滞り
細胞に悪い影響を及ぼす
これがいわゆる薬の副作用だと考える」
体の中の汚い水が病気の元凶だとするならば
薬の副作用も分かる気がします
「工場の排水による水質汚染を騒ぐ人がいる
最も現社会で最も水を汚しているのは
人間の排泄物」
?!・・・う、うんこが?
そんなに、うんこが???(連呼してすみません)
「排泄物に含まれるケミカル薬品にほる汚染が深刻な問題となっている
人が飲んで排泄する薬は分解されずに溶け込んでいる
それは工場排水など問題にならないほど
膨大な量だと言われている」
確かに、私の働いている診療所も
風邪の時には最低5種類を1週間処方してます
多いよ・・・と思うけど
それらが体を通り抜けて吸収されなかったら排泄されちゃうんですよね~
「もしかしたら地球の生命体は水をきれいにするための
フィルターとして生まれてきたのかもしれない
地球の水にいろいろな物が溶け込んで
自ら浄化しきれなくなったときに生まれてきたものなのかもしれない」
おお~、無駄のない地球の営み
それが本当だったらいいな
「彗星捜索家であり
臨死体験によって不思議な世界をのぞき
それによって
水の浄化や、ごみ処理、発電など
今までとは違う観点で宇宙の意識のひとつとして
生命のバランスをとることを勧めている」
これは私の知らない事を教えてくれた本です
書かれていることは今まで聞いていたこととは
かなり違うものではあるけれど
あながち間違ってはいいないように感じます
私が経験した原因の分からない病気に悩んだ5年間(まだ完治ではないけれど)
腹痛などで1年間入退院を繰り返し
同時にアトピー皮膚炎で全身がやけどのような状態になり
1年前にやっと空気にあたっても痛くない肌になりました
そんな体験をすると
「薬は病気を治してはくれない」と肌で感じ
「水をはじめ、口にするものの大切さ」などを実感します
だからこそ地球を考えることが
自分を大切に考えるコトだと思うようになりました
この本は人間を存在意義を考え
地球と共存する手段を示してくれています
今は信じられなくても、この本の内容を知っていると良いと思います