手作りの趣味を持つ「お絵描きやさん」

北海道産のパートナーNと暮らすワーキングババ
娘3人・孫ッチが3人、休みなし
品川生まれの品川育ちです

ブロンズ鋳造(鋳造)~in横浜美術館

2017年10月19日 | 日記

雨がそぼそぼ降っている秋の日

今日も桜木町のワークショップ(2回目)に来ました

今日は鋳造なんです!

前回石膏を流し込んだ筒を湯口を下にしてまず焼き、ワックスを溶かし流します

その後に湯口の近くに山型に付けた粘土を取ってくれています

  650度位

今日はワークショップの時間の前に湯口を上にして残ったワックスを蒸発させています

釜からエデュケーターさんが8名分の筒を一つづつ出してくれます

 

湯口の上にブロンズ合金(直径5cmの円盤型2枚)を乗せ

バーナーで溶かし始めます

金属が溶けだし、湯口から石膏の鋳型の中に入って行きます

 

金属が溶けるにつれ火花が散り、炎の色も変わります

厚い金属の板に耐熱性の綿を敷きクリップで四方を留めます

綿に滴り落ちない程度に霧吹きで水を湿らせておきます

先生の合図で濡らした綿をセットした金属の板で

レバーを下げて筒に蓋をします

 

1分後、脇に置いてあったヤットコで筒を足元のブロックに移動

蓋をしていた金属は綿ごと水に浸けます

次の人は水の中の金属を出して、また綿を付けます

今回私は3番(まだブロンズが赤くなっているのが私のです)

3つ目がブロックに乗った時点で1つ目の筒を流しに移動させます

鍋から筒が落ちないように挟みながら

水の張ってあるタライに横向きに筒を入れます

筒が熱いのでジュウジュウと音を立てています

水に溶け出すような石膏を使っているため白く濁っていきます

水の中で筒を振ると

金属がころんと出てきます

金属が出てしまった筒を次の人のためにタワシで洗う~

足元が湯口だったのでした

 石膏を取ってます

磨いたり、削ったりする道具たち

湯口に入りきらなかったブロンズ

万力ではさみ

不要な部位を「ぎゅぃ~ん」と取ってくれました

挟む場所を変えて「ぎゅぃ~ん」

熱い鉄粉が飛ぶため作業中は皮の手袋と前掛けがマスト!

歯医者さんが使うようなドリル

おなかに空気が入ってしまい穴が開いてしまったイノシシちゃん

Nが亥年なので誕生日プレゼントにする予定

「ぎゅぃ~ん」と削られた跡がピカピカに光っています

私はピカピカ光らないようにしたかったため

削って光ってしまった部分に硫黄を塗り

バーナーで焼くと

見る間に金属色が落ち着いてきました

磨きすぎてまた光ってしまったら台所でお餅を焼くように

コンロの上で網焼きをするといいそうです

ワークショップに参加した8名の作品たち

本来は黒く仕上がるのだそうですが、ワークショップでは時間がないので

水の中にじゅ~と浸けてしまうため赤い色が残ったりするそうです

次回はまたワックスで造形をします   楽しみ!!!!!

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前回も同じ時間に貨物を見送りました

今日はガソリンだけが延々と続いていました

何故かノンビリ走っている貨物って見ちゃいます~(*^_^*)