その日は公園で大きなイベントがあり、露店もいっぱい出るというので
東品川海上公園までお散歩です
久しぶりのアドバルーンが目印
アドバルーンは必ず監視員が必要だと知ったのは数年前
この日も風が強め
何度もアドバルーンが斜めにたなびいていました
桜の花で有名になった目黒川の河口
公園の横は京浜運河との境目です
その河口ギリギリに勝島運河倶楽部の旗がありました
Eボート乗船受付をしています
防災などでも注目されているEボート
ゴムボートと言ったほうが分かりやすいかもしれません
どこでも組み立てが出来るらしく「誰もが簡単に楽しめる」
という意味が頭文字の「E」に集約されています
天王洲に渡るアイル橋のたもとにある乗り場
人が一人歩けるかな?という細~い桁を渡り桟橋へ
桟橋自体が川面に浮いているだけなので、波に揺られて足場が揺れています
(奥に見える赤と黒の木の葉状が手こぎのEボート)
今回は手こぎではなく、船外エンジン付きのボート
ボートの底面はゴムそのままなのでブワブワしていて足が踏ん張れないため
乗り降りの際はより一層注意が必要に感じました
出発ー!
そうそう、乗船するときはライフジャケット必須です
水面がとても近く、顔に当たる風も湿った感じですが
とても気持ちよく高揚しているせいか全く寒さを感じません
アイル橋の下 橋の下って何本もの管が走っているのですね
天王洲運河の水門に「しながわ鯨」と呼ばれる絵が描かれています
このデザインは運河まつりのスタッフのTシャツにも用いられています
運河ルネッサンス活動の一環で、近所にの利田神社には鯨塚があるからだと思われます
水門が大きい! 大迫力です
鯨絵の裏
河川標識があるように船やボートは右側通行らしいです
ここには徐行・減速の「引き波禁止」とあります
鯨の裏には小学生がデザインしたというタツノオトシゴ かわいい♪
運河にプカプカと波で上下している植物「葦」・・・かな?
神話の時代、葦原中國・豊葦原國と呼ばれていた日本
動物や水生生物のすみかになったり、雅楽の笛(リード)になったりと
大切な植物の一つであることには変りありません
綺麗で便利な整備も必要かもしれませんが、自然も必要じゃないかなぁ?
ボートに乗っての発見は「水がキレイ」だったこと
私が小学生の頃は海や川は汚くて臭いものでしたが
数年前からは水質改善の効果を改めて感じました
人間が行った改善もあると思いますが
ムラサキイガイやフジツボの働きも忘れてはいけないと思います
そんなことを改めて考えたのはボートに乗せてもらったから
貴重な体験をさせてもらいました
公園に隣接したポンプ場の屋上には東品川屋上庭園があります
ボートが下からの眺めを楽しみ
庭園からは花々の向こうに上から望める眺めがありました
夏には夜の眺めもきっとステキなのでしょう
もちろん夜のボートも体験してみたいな~と思う私なのでした(*^_^*)