ロシアのアニメは昔から美しく、古いものを観ても感激します
日本でも有名な「森は生きている」(原作Двена́дцать ме́сяцев:12か月)がTVで放映されていました
これはマルシャークが作った戯曲、ワノ監督が映像に仕立てたもの
背景が何重にも描かれていて、それぞれが左右に違うスピードでかき分けられるように動いていく
PCやCGがなかった頃のアニメの手法を考えると、かなり手の込んだ映像であると言えます
1956年に作られたというこのアニメーション
背景だけでなく動きもスムーズ! 感動~☆
頭・手足はさすがに完全防寒の主人公の設定
現在のアニメのキャラクターからすると表情はおとなしい感じですが
それがかえって人らしい自然な感じを出していると思われます
真ん中の青い服を着て白く長いひげを蓄えて杖を持っているのが1月
そこから反時計回りに月が進んでいきます
やっぱり2月は常に風がふいていて、見ているだけでも寒そうです
ロシアアニメは映像の見せ方のセンスに惚れ惚れしちゃいます
************** 余談
さて実は私、1月6日に体調を崩して珍しく一日泥のように寝込んでおりました
ふと起きてTVをつけたとたん、目も眩むようなキンキラキンのロシア正教会が映りました
モスクワ総主教キリル1世(本名:Владимир Михайлович Гундяев)が
1月7日のロシア正教のクリスマスのミサを行っている番組でした
(彼、実は大の和食好きらしいです)
ミトラと呼ばれる金の冠や華美な装飾の祭服、豪奢な教会を見ながら
聖歌を聞きながら夢心地の私でした~♪