モスクワの街をぷらぷら歩いています
一緒に居るのは4才と2才のお子さんを持つ友人の奥様(Mちゃんも私もお友達)
ロシアのベビーカーは日本のものより大きく、縦に4・2才が一緒に乗っても全然狭くない!
ロシア人に「日本の乳母車は半分の大きさ」というと
「あー、日本は(国土が)狭いもんね~ははは!」と言われるそうです
ベビーカーが結構使われているのに、地下鉄や地下道にエレベーターはほとんどありません
それでも困らないのは階段ごとにスロープがついているから
2本の板がセッティングされているだけですが、真ん中が階段のままなので上がりやすく
お母さんが上げられないときはどこからともなく男性が「必ず!」手伝ってくれます
便利な街になったとしても日本人が見習いたい社会的マナーです
私が結婚した頃はまだ婚礼家具を揃えるのがスタンダードでしたが
引越しする度に「部屋に入らない」と嘆く友人が続出しています
そうか…ニトリなどが流行るのはそういうこともあるのか!と去年の娘の引越しで思いました
モスクワも広い階段やエレベーターがある建物ばかりではありません
そんな集合住宅には窓から家具を運び入れるための紐をかけるフックが窓ごとにあるそうです
さて、このようなレンガ造りの集合住宅は「スターリンの家」や「スターリンカ」と呼ばれているとか
レンガ造りは遮熱と遮音にすぐれているのだそうです
屋上の煙突には雨が入り込まないように屋根がついていて、帽子を被っているようでかわいい
モスクワに行ってみると100%便利を追求する日本も悪くはないですが
それだけだとつまらないのではないかしら?と思えてきます