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サードウェイ(第三の道) ~白井信雄のサスティナブル・スタイル

地域の足もとから、持続可能な自立共生社会を目指して

ロハスビジネスセミナーと豊森なりわい塾

2009年02月14日 | 環境と経済・ビジネス
写真:木の椅子(豊根村で撮影)


今週は、ロハスビジネス・アライアンス(LBA)のセミナーと、トヨタ自動車の新しい環境教育事業である「豊森なりわい塾」キックオフ会議に参加してきた。

会議の内容もさることながら、参加者の面々との情報交換が楽しく、時代の流れとそれを担う人々の息吹を感じることができた。

2つの事業は、ともに、「持続可能な地球の未来を、「地域」、「生計」、「環境」という3つの側面を重視して、実現していく」ことを目指している。

こうしたコンセプトは多くの人々が語り、既に共有しているものだと思うが、緊急雇用対策、食糧、資源・エネルギー問題、地球温暖化等の時代の要請を追い風として、力強く、実践活動が立ち上げられ、広がりつつあると感じる。

一方、
一言に地域での生計といっても、現金収入額ではかなりの幅があるだろう。地域にこだわるロハスビジネスの創業者達と、豊田市に合併した足助町で有機農業を担っている人では、その差は大きい。

しかし、
どちらもそれぞれの一歩。それぞれのスタイルで、持続可能な地域づくりという方向性に、一歩のシフトをすることが大事だ。

みなさんの取組みや言葉に感銘を受けた。澁澤寿一さんは、「地域への愛」を大事にしたいと語った。足助町の伝説の人、小澤さんとその友人である不良老人達の話も面白かった。

マエキタミヤコさんが名づけた「豊森」というプロジェクトは、森林を活用した「地域づくり」「人づくり」「仕組みづくり」にこだわる。

私は、最近、持続可能な地域づくりにおいて、重要なことは、「地域づくり」「人づくり」+「関係づくり」だと言うようにしている。いみじくも、同じことを、元リサイクル運動市民の会の萩原さん達が考えていた。


参考:

ロハスビジネスアライアンス・セミナー
http://lohas-ba.org/blog/2009/01/210_1.html

豊森なりわい塾
http://toyomori.org/index.html
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